復活した「のぼるラーメン」＝鹿児島市金生町

　★白濁のあっさり豚骨スープ

 

>>>鹿児島「最古」のラーメン店－「のぼる屋」山形屋向かいで再開　

２０１４年４月，店主の死去で惜しまれつつのれんを下ろした鹿児島ラーメンの老舗「のぼる屋」（鹿児島市）が今年９月，再開した。熱烈なファンらが奔走し，亡くなった店主の遺族の了承を得て共同経営する。

のぼる屋は１９４７年の開業。横浜市で看護師として働いていたＭさん（故人）が，手当てした患者の中国人からラーメンの作り方を教わり，帰郷後に店を開いた。そのラーメンは，豚骨ベースのあっさりとした味のスープに自家製が特徴であった。

レシピは残っていなかったが，味を常連客たちがスープの味や麺，トッピングも忠実に再現。のぼる屋のラーメンのファンだった指宿市の旅館「指宿白水館」の下竹原啓高社長も協力。同館内にある中華料理店の料理長が試作を担当した。これまでに３５回の試食会を開き，常連客ら延べ約５００人が参加。それぞれが意見を出し合い納得の味に仕上がったという。

新店舗は、鹿児島市金生町で山形屋向かの市電沿いにあり，鹿児島銀行本店並びでメガネの大学堂跡である。営業時間は，午前１１時から午後８時まで。ラーメンは１杯８００円。かつての店舗の古い旅館を思わせる木造ではなくなったが，当時のものを再現したのれんが掲げられている。

メニューはラーメン（８００円）のみ。営業時間は，午前１１時～午後８時。不定休。のぼる屋＝０９９（２２６）０１４１。

 

※昨日（９／２７），串間在住の蓮尾力さんと，「のぼるラーメン」，おいしくいただきました。

 

 ★　JA鹿児島県経済連ふるさと便