Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

清水タンク洗浄・ソーラー換気扇交換

2024年09月23日 | メンテナンス・修理

9/7(土)、祝津の花火大会に一泊でマリーナへ出掛けた時にヨットのギャレーを使っていた家内から水が少し臭うと云われたので、今回は清水タンクの清掃と故障していた化粧室のソーラー換気扇を取替かえようと出掛けてきました。

このヨットには船首部分に25ガロン、キャビン右舷に18ガロンと2基の清水タンクが付いて居りますが、船首部分はメンテナンスが大変なので使用を止め、もっぱら右舷座席下に付いて居るタンクを使っています。

この清水は手洗いや清掃用に使っており、食器の濯ぎや飲料用には別のタンクにその都度水道から給水して来たり、ペットボトルのミネラルウォーターを使用して居ます。

4月末に洗浄・給水してから4ヶ月以上も入替して無かったので少し腐敗したのかも知れません。

今回から「ピューラックスS」と言う殺菌・消毒薬品を使う事にしました。

これはハイターのように界面活性剤を含んでおらず、水道水の殺菌・消毒剤にも用いられている安全性の高い薬品で、ドラッグストアで購入可能です。

早速、タンク内部や各ホース内を洗浄して汚れや匂いの元になりそうな要因を取り除きました。

続いて通常使う濃度の約100倍(157.5ml)の「ピューラックスS」を入れ、満タン近くに水道水を入れ1時間ほど海上を走らせ攪拌した後に上架して船内の全コック(ギャレー・トイレ洗面台兼シャワー・船尾シャワー)の冷温水コックを全開して排水し、濯ぎを行いました。

タンク内はとても綺麗になり匂いもありません。

今度は「ピューラックスS」を1.135ml入れて清水を注入します。

この段階での残量塩素濃度は水道水より多少高い程度になり、安心して清水タンクの水を利用できます。

メーカーに電話して希釈や洗浄の指導を受けて作業を行いました。

この程度の濃度だと器具が錆び付く心配もないと教えて貰いました。

続いては化粧室天井に付いている「ソーラー換気扇取替」です。

壊れて駆動しなくなった換気扇を外します、この換気扇は当時5万円近くしたもので波を被っても大丈夫なように小さなピンポン玉のようなものが空気孔を塞ぐ仕組みになっていました。

同等の物を買うと高いので、中国のネットショップ「AliExpress」で性能は落ちますが安価なものを見つけたので、買ってみました。

我が艇の換気扇取付口は直径96mm、市販されている多くのものは120mmなので探すのが大変でしたが、同じサイズのものが見つかったので本当に届くか些か心配でしたが注文しました。

「AliExpress」はアリババの通販会社らしくヨットの艤装品が沢山売られていましたので、安全に取引が出来るのなら、今後は此方も使ってみようと思います。

値段は14,750円、到着したものは少々雑な感じがしましたが、ファンは正常に回転したのでヨットに取り付けてみました。

SWが付いて居るので、冬期間は切っておくつもりです。

1時間あたりの換気量は25㎥と書かれていましたので、正常に廻ってくれれば十分な換気が可能ですね。

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