Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

無線局定期検査

2024年07月09日 | メンテナンス・修理

7月3日(水)はヨットの無線機器の定期検査を受けるため祝津マリーナへ行って来ました。

二日続けての長距離運転ですが、好きな事をやっていると余り疲れを感じません。

3月に北海道総合通信局から「定期検査」実施の通知が来ており、小樽の「タタミ舶用電機(株)」さんに相談して今日の検査に至ったものです。

対象機器は

①携帯型、国際VHF送受信機 1台

②固定型、国際VHF送受信機 1台

③船舶用レーダー(1.5フィート空中線) 1台

の3台です。

10時半にヨットに来る約束なので其れまでに梯子を設置してオーニングを外し、キャビン内を整理して作業のし易いように準備しておきます。

定刻に担当の方がお見えになり、無線機等とアンテナの間に測定器を設置して、所定の出力が発信されているか、機器が正常に稼働しているかを確認してくれました。

終わりに「検査済ステッカー」を岸壁側から確認し易い処に貼付して完了です。

知床の観光船沈没事故の影響があり、より厳格に検査等が実施されているようです。

無線機等の電波利用料は年額400円、平成2年8月に5年分を前納しており、その有効期限は平成7年8月11日になっています。

此れで、臨検を受けても安心です。

ちなみに「無線従事者免許」は「第二級海上特殊無線技士」で有効期限はありません。 

レーダーはGPSプロッターに接続してあり、より見易くなっております。

今回、助言を戴いたのでヨットの艇速に合わせてレーダー空中線の回転速度を遅くして貰いました。

レーダーの回転速度を遅くすると感度が上がるそうです。

ラット(舵取り)のところにつけてあった小型のGPSプロッターの調子が良くなかったので予備に買っておいた「E-CHART  N-430」に取り替える事として、パネルを自宅に持ち帰りました。

以前に付けていた「CP190i GPSプロッター 八重洲無線製」はチャートがC-MAPだったのですが、これは「New-Pec 日本水路協会」を装備しています。

此に「AIS-MULT Receiver/Splitter」を繋いで、AIS受信を有効にします。

 AISとは
 AISは、船舶の識別符号、種類、位置、針路、速力、航行状態及びその他の安全に関する情報を自動的にVHF帯電波で送受信し、船舶局相互間及び船舶局と陸上局の航行援助施設等との間で情報の交換を行うシステムです。

 

● AISの搭載義務
 2002年7月1日に発効された「1974年の海上における人命の安全に関する条約(SOLAS74)」第Ⅴ章受け、国内法では、次の特定の船舶に対し、AISを搭載することが義務づけられています(第19規則)。
 
 (1) 国際航海に従事する300総トン以上の全ての船舶
 (2) 国際航海に従事する全ての旅客船
 (3) 国際航海に従事しない500総トン以上の全ての船舶

 

とあり、無線局も設置を推奨して居ますが朱書きの通り大型船を中心とした搭載義務なので、漁船やプレジャーボートは殆ど搭載していませんので、あまり効果的ではありません。

しかし、沖行く客船や貨物船が何処へ向かっているのか情報があるので、見ているだけでも楽しいです。

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