親しくしている研究者から「ケール」の栽培データーと収穫物が2種類送られてきました。
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そもそも「ケール」とは、
別名を「ハゴロモカンラン([英]Kale [学名]Brassica oleracea L. var. acephala DC.)と云います。
ケールは地中海原産とされるアブラナ科の植物で、キャベツの変種、緑葉カンラン、羽衣カンランなどと呼ばれる事もあるそうです。
家庭でも栽培可能な野菜ですが、農作物としては若い葉が「青汁」などに使用されています。
青汁には、ビタミン群、ミネラル類、酵素類、葉緑素、各種フラボノイドを多く含んでおり、ケールの中国語名は「葉牡丹」と云うのだそうです。
健康食品として、「生活習慣病の予防に効果がある」などと云われていますが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータが見当たらないと国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)のホームページには書いてあります。
健康食品メーカーが「ケールの青汁」とPRした事もあり、健康食品としてのイメージが定着し、生鮮野菜として葉が1枚、80円、キロ換算で、約4000円/kgもする超高級野菜ですが、今まで食べた事はありませんでした。
私の「家庭菜園兼栽培試験圃場」では、アブラナ科の植物を何種か栽培していますが、害虫防除で手間が掛かるイメージが定着していて、積極的に植えたい植物ではありません。
比較的害虫被害が少ない「ルッコラ」は家内が植えて、食べるのが追いつかずジャングル状態にしています。
その他代表的な「アブラナ科」野菜としては、白菜、大根、キャベツ、ブロッコリー、水菜がありますが、最近ではロマネスコも人気があるようです。
しかし、油断をするとコナガ、アブラムシ類、アオムシ、ヨトウムシ類の食害にあって、あっという間にボロボロに食いちぎられてしまいます。
生で食べる機会が多い野菜なので、余り防除もしたくなく、手間が掛かる野菜なのです。
べと病、黒腐病、萎黄病など病害もあります。
今回の研究は、病害虫が活動しない「冬期間」に無農薬で育てることが出来ないかと云うテーマで行われ、良い成果が得られたとの事。
「ホウレンソウ」の寒締め栽培のように、無加温ビニールハウス栽培の可能性について、豪雪・極寒地で試験を実施、-8℃程度まで気温が下がる環境下でも十分な成長が確認されました。
ケールはアブラナ科野菜の原種に近いこともあって、相当強そうです。
収穫された茎葉はBrix糖度で13~14%もあることが確認されました。
この結果から、8月下旬播種、9月下旬定植、11~3月茎葉摘み取り収穫・出荷というサイクルが可能で、冬期間の閑散期に「無加温野菜栽培」という新たな展開が可能なので、早速、北海道大学との共同研究による園芸作物の品種改良(スクリーニング)を行っている種子メーカーの「ペジョー・ジャパン(本社:オランダ、北大ビジネス・スプリング)」に種子提供をお願いしたところ、緑と紫のケール種子を1000粒送ってきました。
そんなに栽培する圃場がないので、数粒で良かったのに...(残りは、冷蔵庫で保管します)。
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送られてきた「ケールの茎葉」は家内が一生懸命料理して、その日の夕食は「ケールまつり」となりました。
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ケールのシーザーズ・サラダ、こなごのケール・チャーハン、ケールの牛肉炒め(写真から抜けています)、ケールと油揚げの味噌汁、ケールのオリーブオイル・チップス、ケールのスムージー等6品、みんな旨かったけれど、好みだったのは「スムージー」と「ケールのオリーブオイル・チップス」、これはケールの茎葉にオリーブオイルをかけて、オーブンで焼いたもの、塩を振りかけて食べました。
カリカリして美味しく、酒のつまみにも合いそうです。
外の雪の中でキンキンに冷えた、スパークリング・ワインも食卓に色を添えます。
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こんな冷やし方が出来るのは、北海道ならではと家内は自己満足の世界に浸っていました。
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そもそも「ケール」とは、
別名を「ハゴロモカンラン([英]Kale [学名]Brassica oleracea L. var. acephala DC.)と云います。
ケールは地中海原産とされるアブラナ科の植物で、キャベツの変種、緑葉カンラン、羽衣カンランなどと呼ばれる事もあるそうです。
家庭でも栽培可能な野菜ですが、農作物としては若い葉が「青汁」などに使用されています。
青汁には、ビタミン群、ミネラル類、酵素類、葉緑素、各種フラボノイドを多く含んでおり、ケールの中国語名は「葉牡丹」と云うのだそうです。
健康食品として、「生活習慣病の予防に効果がある」などと云われていますが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータが見当たらないと国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)のホームページには書いてあります。
健康食品メーカーが「ケールの青汁」とPRした事もあり、健康食品としてのイメージが定着し、生鮮野菜として葉が1枚、80円、キロ換算で、約4000円/kgもする超高級野菜ですが、今まで食べた事はありませんでした。
私の「家庭菜園兼栽培試験圃場」では、アブラナ科の植物を何種か栽培していますが、害虫防除で手間が掛かるイメージが定着していて、積極的に植えたい植物ではありません。
比較的害虫被害が少ない「ルッコラ」は家内が植えて、食べるのが追いつかずジャングル状態にしています。
その他代表的な「アブラナ科」野菜としては、白菜、大根、キャベツ、ブロッコリー、水菜がありますが、最近ではロマネスコも人気があるようです。
しかし、油断をするとコナガ、アブラムシ類、アオムシ、ヨトウムシ類の食害にあって、あっという間にボロボロに食いちぎられてしまいます。
生で食べる機会が多い野菜なので、余り防除もしたくなく、手間が掛かる野菜なのです。
べと病、黒腐病、萎黄病など病害もあります。
今回の研究は、病害虫が活動しない「冬期間」に無農薬で育てることが出来ないかと云うテーマで行われ、良い成果が得られたとの事。
「ホウレンソウ」の寒締め栽培のように、無加温ビニールハウス栽培の可能性について、豪雪・極寒地で試験を実施、-8℃程度まで気温が下がる環境下でも十分な成長が確認されました。
ケールはアブラナ科野菜の原種に近いこともあって、相当強そうです。
収穫された茎葉はBrix糖度で13~14%もあることが確認されました。
この結果から、8月下旬播種、9月下旬定植、11~3月茎葉摘み取り収穫・出荷というサイクルが可能で、冬期間の閑散期に「無加温野菜栽培」という新たな展開が可能なので、早速、北海道大学との共同研究による園芸作物の品種改良(スクリーニング)を行っている種子メーカーの「ペジョー・ジャパン(本社:オランダ、北大ビジネス・スプリング)」に種子提供をお願いしたところ、緑と紫のケール種子を1000粒送ってきました。
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そんなに栽培する圃場がないので、数粒で良かったのに...(残りは、冷蔵庫で保管します)。
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送られてきた「ケールの茎葉」は家内が一生懸命料理して、その日の夕食は「ケールまつり」となりました。
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ケールのシーザーズ・サラダ、こなごのケール・チャーハン、ケールの牛肉炒め(写真から抜けています)、ケールと油揚げの味噌汁、ケールのオリーブオイル・チップス、ケールのスムージー等6品、みんな旨かったけれど、好みだったのは「スムージー」と「ケールのオリーブオイル・チップス」、これはケールの茎葉にオリーブオイルをかけて、オーブンで焼いたもの、塩を振りかけて食べました。
カリカリして美味しく、酒のつまみにも合いそうです。
外の雪の中でキンキンに冷えた、スパークリング・ワインも食卓に色を添えます。
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こんな冷やし方が出来るのは、北海道ならではと家内は自己満足の世界に浸っていました。
ケールは、栄養はあるけど「野菜としては食べられない」イメージがありました。
おいしいなんて意外です。
寒さに強いだけでなく、味も改良されている品種なのでしょうか?
あと、奥様がお料理上手なことも意外でした…なんていうと怒られちゃうかな?!(笑)。
ケール、食べてみたいなぁ。
栄養もあるし、おもしろいと思います。でも、
販売するときは、イメージを払拭するための工夫がいるかもですね。
ようやく冬の北海道生活に慣れて来ました。
でも、先月は病院の駐車場でステンコロリン、首を痛めむち打ち症になるところでした(笑)。
飲んべえは食べ物にうるさいのです。
しら爺が試験栽培のアスパラや海洋水トマトを食味試験のため持ってくるので、結構頑張って料理するのです。
このケールはジュース用ではなく、生食用にアメリカで品種改良されたものだそうで、結構柔らかかったよ。
海洋水トマトは旨味がものすごく凝縮されていて、カブレーゼにして食べたら最高でした。
今年も我が家で栽培試験をするというので、楽しみにしています。