これからちょこっと小旅行。
工具類やハンダゴテ、テスターなどを詰め込んだケースを抱えて。
ウチから電車で一時間ちょっとのところにあるハモンドに会いに。
とあるツテで知ったそのオルガンは機種名さえ判らず、ただ一つの情報はエクスプレッションペダルが効かないということだけ。
では、行ってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰って来ました~
エレクトーンタイプのハモンドかNew X-5あたりかなー?なんて想像していたんだけど、そこにあったのはジャジャーンっと、日本ハモンドの誇るフルスケールオルガンB3000とLeslie HL722。
早速電源を入れて音出ししてみると確かにエクスプレッションペダルが全く効かない。音色もやけにこもっているような気が・・・
初めて中を開ける機種なのでどこをどうすればいいの?っと。まずはエクスプレッションあたりをバラしてみる。
んん?? なんだこりゃ?6本ほどある配線がビニールテープで繋がれている。さらにそのうちの1本は外れているし。
ラッキー!この外れている1本を繋げば復活するかも!!
これが甘かった・・・
つづく
エクスプレッションペダルと格闘中。
いい感じの部屋でしょ?
じつはここ、秩父にある教会なんです。
で、その外れた線を繋いで電源を入れる。ワクワク・・・モクモク~!げ、ペダルから煙が~~!!
ビニールテープでの結線が間違っているようでペダルの可変抵抗部でショートしている模様。こちらは配線図も無いので結局もとの状態に戻す事しか出来ない。
うーん残念。でも気を取り直してやたらと低音ばかりが強いセッティングをレスリーの調整でバランスよく調整出来たのでちょっとは来た甲斐あったか?
エクスプレッションが効かないもののかなり綺麗な音で鳴るようになったB3000を擦る。レスリーと高い天井との相乗効果で非常に気持ち良い。
レスリーを生音で聴かせるにはある程度の部屋の残響も必要なんだな。
で、帰りの電車もあるのでこの辺りで退散。機会を見付けてリベンジしたいとこだな。
オルガンに掛けられたいい感じに色褪せたカバー。