急に思い立ち以前も一度様子を見に行った事がある
B3000に逢いに秩父の教会まで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d7/7f0b04513f93b748dc3dcdc986738911.jpg)
人づてに音のバランスがとても悪いとの情報を入手したのでアポなしで日曜の礼拝の時刻30分前に訪問。オルガニストの方と少し話しでも出来ると良いな、などと思いながら。
ガーン!なんと奏楽者の方の仕事が忙しくてここ最近来る事が出来ず、B3000は全く使われていないそう。
でもせっかく来たので礼拝に参加しちょこっと調子を見させてもらった。
電源を入れるとあれ?レスリーが回らない。
良く見たらレスリー側の11ピンケーブルがポロっと抜けかかっていた。
うーん・・・これではバランスどころでは無いなぁ・・・
ケーブルを挿して無事レスリーに火が入ったところでベンチに座ってオルガンを眺め、ここで世にも恐ろしい事態に気が付き息を呑む。
ガッチョーン!なんとすべてのプリセットキーが押し込まれていて更には足鍵盤も含めて完全フルドローバー。おまけに手鍵盤、足鍵盤すべてにおそろしく長いリリース(オルガンにリリースいらないよね)がかけられている。さらにはピアノ音色(そんなのまで付いている)のタブレットまで入っており、とても恐ろしくてそのまま音を出してみる勇気は無かった。
で、全てリセットし控えめにドローバーを出して弾いてみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/26/c2172b750926b82ca698c3bbc26805ae.jpg)
以前訪問した際からエクスプレッションが効かない状態のままだったのは変わらないけど適切なレジストを組めば賛美歌を弾くのにはさして問題無さそう。
軽くレスリーの音量バランスを調整して終了。
あのフルドローバー&フルプリセットキーは一体全体どうしてそんな事になってしまったのだろうか?
お掃除のおばちゃんとかが雑巾で念入りに掃除しているうちに全てのタブレットスイッチを倒してしまい、さらに鍵盤を拭いているうちにプリセットキーも押し込んでしまったのかも。。。弾かれていないのにやたらキレイにされているのがどうもね。しかし謎だ。
だれか月イチでもいいから弾いてあげてください。
かなり凹んだ一日であった。