となりの犬はよく吠える。
全く人を覚えない。
向こうは壁で仕切ってあるからこちらの姿は見えないのだが
玄関を出た気配で吠える。
犬は鍵の音が嫌いらしいが、それにしても・・・。
こちらは実はヤツの姿を知っている。
散歩をしているのを見たことがある。
ミニチュアダックスである。
飼い主が近くにいるとさすがに吠えないが
残念だが人なつっこいオーラは出ていない。
要は、アタシはかわいがる気満々なのに
威嚇しかしないヤツの態度がかなしいのである。
となりのとなりの犬はとてもかわいい。
写真に撮りたいくらいだけど
飼い主にあやしい人物と間違われても嫌だから控えている。
家の窓から時折顔を出す。
じぃ~っと通りを見ているその姿はなんとも愛らしい。
声をかけると少し鼻息が荒くなって
こちらへの集中力が高まっているのがわかる。
パグだと思うが、最初会った時より随分大きくなった。
ちょっとおデブさんかもしれない。
そのファニーフェイスがたまらなくて
その家の前を通ると必ず
彼(だと思う)が顔を出す窓を見てしまう。
そう、犬が好きなんです、アタシ。
ものすごく。
犬をみると両手を広げて話しかけに行きます。
知人に云わせると結構あやしい人物になるらしいですが、
条件反射なので許してください。
この前、馬にまで話しかけてしまいました。
馬もかしこくて
人の云うことが分かるんです。
あぁ、何だか独りよがりが過ぎてます。
こんなアタシだから、
ましてや動物映画を映画館で観るなんてこと
しちゃいけないのです。
最初から最後まで、ひゃあひゃあ云って
泣いて笑って大騒ぎするにきまってますから。
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