なごり火

茶の湯ではまもなく風炉の季節になります。

寒い冬の間、炭火によって湯を沸かしてくれた炉とも
しばらくお別れとなります。

お稽古が終わって、さぁ、炭を片付けましょうか…となったところ
まだ火はよく燃えておりまして、
それをみた先生が

「この火でお餅を焼いたら！」

と提案。

そこですぐにお餅が出てくるところがすごいのですが(^^)
遠慮なくいただくことにしました。



い～い感じで焼けてるでしょ？
お餅の中までふっくら。
炭火のチカラです。
焼き海苔を巻いていただきました。





実はこぉ～んなことになっているワケです(^^)

ウハウハ喜んでいる私たちをみて、先生が

「そうだ！」

と仰って、次なる食材を・・・






これ、なんと干し椎茸です！
ご覧ください、このぷっくり加減、信じられません。

お酒をふりかけて焼いて、
醤油でいただきました。
香りもよく美味～。



この日は帰り際に思いついてのことだったので
幸運に巡り合ったのは三人。
私たちに大好評だったので、先生は

「次の開炉のときには、みなさんで楽しみましょう。覚えておいてね。」

とのお約束。

はい、絶対に忘れません。
食いしん坊ですから(笑)。

花を知る

茶の湯の先生がご自宅に咲いていた諸葛菜(はなだいこん)を
分けてくださったので
ウチの玄関前の“小庭”に植え替えてみました。
ここは日当りがイマイチなのが難ですが
諸葛菜は逞しいときいているので大丈夫かな…!?

その向こうに見えている白い小さな花がずっと気になっていて
何ていう花かな？と思って調べてみたら
鈴蘭水仙というようです。




これです。
小さい花なのですが、白い花びらに緑の斑点が面白いでしょ？


で、その並びに、似たような花が…。



これです。
花はまだ蕾で、葉の形が鈴蘭水仙と違うのでなんだろ～？と思って調べてみたら
甘野老(あまどころ)というようです。
花がペアになっているのですね！


アタシは恥ずかしながら草花のことをよく知らないので
こうして近くに咲く花々をみては
少しずつ覚えるようにしておりますが、なかなか…。

花鳥風月の域にははまだまだ遠い道のりなのでしたーーー。
(^^;

四月の雨

5日から二十四節気の清明に入っています。

きょう朝起きてみると雨が降っていたようでーーー。

午前中、韓国に行く人を羽田空港まで見送って帰ってくるまでは
とても気持ちの良いお天気。

でもまた先ほど雨が降ったようでーーー。

清明は清浄明潔の略。

こうして空気が洗われてゆくのでしょうか。