原子力発電所を稼働させることについて思うこと。
わたしたちは福島の悲劇を目の当たりにし
その悲劇がまだつづいています。
わたしたちのからだや自然に今後どのような悪い影響が出てくるか
予断を許さない状況にもかかわらず、
弱点を知ってしまった原発をなお動かすことに
大きな抵抗感を覚えます。
特に納得のいかないことは、
原発を稼働することによって出てくる核廃棄物は、
地球上のどこにも馴染まない
10万年単位で“貯蔵”するしか方法のない
つまり廃棄できないものである事実。
たまっていくだけの処理できない危険物を
今後もどんどん出し続けてゆくのでしょうか?
わたしたちの身近で。
稼働しながら云うのです、
「安全性を何より重視する」
このことばに、誰がどこまで責任を負えるのでしょうか?
「自分が生きているうちは・・・」
手放したくないものの価値観が大きく違うと実感します。
学ぶことを知っているわたしたちは、
「謙虚であれ」という声を
決してなくさないでしょう。