マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

文化は心のお薬

2012-08-09 10:47:11 | Weblog
  
  民族芸能の復活に取り組んでられる方の言葉。

 「何か事が起きた時『民族芸能、伝統文化の復興なんて後でいい。

 まずは建物や道路の復興だ』と、云われるのはとても悲しい」と。

  勿論インフラ復興は必須。

 でも忘れてならない物がある。『芸術文化の復興』。何故なら文化は『心の薬』だから。

 建物も大事。でもそれだけだったら形だけの都市が出来るだけ。

  何度も災害や災難にあった地域の芸術文化は強くて深い。

 何故なら深い絶望の中で、人生を考え何の為の生かを問うからでしょう。
 
 そして、未来に対しての価値ある強い意志が生まれるのです。

 此処に心を合わせた時1ミリからの出発が始まるのです。

 モルドヴァ大統領ボロ-ニン氏の言った言葉。

 「芸術を愛さない国は亡びる」

 私の心にこだまの様に響く。

子供達の夢

2012-08-09 10:10:26 | Weblog

  広島の児童らが1947年に書いた書画48点が偶然にもワシントンで

 発見され2010年に広島に里帰りした。

  原爆投下から2年後広島にクレヨン、文具などの教材が届いた。

 惨劇に心痛めた人達の真心の贈り物だった。

  生き残った子供達の絵は苦境の中にあった事を全く感じさせない物ばかり。

 青空を泳ぐ鯉のぼり!遊ぶ子供らの笑顔!青々とした草、木-----!

  ある人が語った。

 「みな『こうなればいいな』と云う夢を無意識の内に描いていたのでしょう」と。

 子供達は明日に向かう無限の生命力を持っている。

  悲しい事件が多い時代、生命の尊さを語っていくのが

 私達の使命ではないでしょうか。