在宅緩和クリニックの10周年の集い。
集いのメインのプログラムはピアノ演奏。インターネット回線で
演奏者の自宅と会場を結んで。ピアノに向かうのは高齢な女性。
以前の彼女の生活はゴミに埋もれての極限生活。
しかし其処から介護の人達の後押しによって生活と健康を立て直していった。
「昔ピアノが得意だったの」その一言をスタッフは聞き逃さなかった。
そして彼女は10周年の記念行事で見事にピアノを弾いた。
自分の使命を果たしたのです。
たとえ今どんな状態であろうと人には未来を開く力があるのです。
介護をする人達は何かを見つけそして聞き取っていくーーーー。
アンテナを張りながら、その”責任の道”を歩きたい物です。