その彼女の乗っていた電車が途中駅で停車した時、窓の外に見た一組の親子。
30代のパパと3・4歳の男の子。その時電車は動き始めた。
男の子は走る電車に勢いよく手を振っていた。
電車の中で本を読んでいた彼女は、男の子に気ずきしっかりと手を降りました。
それに気が付いたパパは、その彼女に深々と頭を下げたそうです。
その彼女もご挨拶でニッコリ。
さりげない日常の中の出来事。なんと美しい一こまでしょう。
知らないもの同士の心温まる風景の一瞬。
世の中が和やかになる小さな糸口が其処にあります。
その小さな情緒を拾い集めて参りましょう。