”記憶”と言うのは辛かった事は消え良い思い出だけが
残る物なのでしょう。
辛い事は忘れていく。それが人間の自己防衛の本能なのかも知れません。
しかし、そのマイナスの事実で忘れてならない事もあります。
それは、あのナチスの惨劇。NHKシリーズ番組「新・映像の世紀」の中で
取り上げられている強制収容所。その映像をドイツ市民に見せる場面。
「しっかりと見てください」と。
しかし、時の流れは「ナチスのガス室はなかった」などと言い始める人もいるとか。
負の歴史を語り告ぐ事は難しい事かも知れません。
でも”語り継ぐ””心に刻む”その作業をするのが人間だと思うのです。
「忘れない勇気」それが平和の一歩です。
その道を皆で歩いて参りましょう。