”カンクチョウ”---これは仏法用語の中にある言葉です。
「雪山の寒苦鳥」---インドの雪山に住む寒苦鳥は、夜の寒さに震え
「明日こそ巣を作ろう」と決意します。しかし、”暖かい昼間”を迎えると
決意をすっかりと忘れ、又”寒い夜”を迎えねばならない。結局巣を作れないまま
一生を終わるのです。この話の中には深い教訓がります。
人とは、物事を先伸ばしにする‟さが”を持っています。
有る医師の話によると、前頭葉の働きが低下すると”楽をしたい”と言う脳の
欲求が抑えられなくなる相です。
常に人とは戦いの連続です。心を強く持って”今ここから”の思いで
歩いていきたいものです。