人はお金と名誉を得た時に変わって行く。
何んと悲しい事だろう。
「生きる伝説」とまで言われた有るロシアの元格闘技選手。
彼のお母様は云い続けた。「格闘技で勝っても偉くはない。
人の為に泣いたり、笑ったり出来る人間こそ偉いんだ」と。
だから、彼は勝ってもガッポ-ズをしなかった。
破った相手にも「ありがとう」と手を差しだす。
謙虚であり続ける事は、自分の心に対しての挑戦です。
年下の記者にも自分から握手をする。
これが、本当の強さではないのでしょうか。
誠実に接すれば誠実が返って来る。
この道理を知る人こそが人間です。