日本の文化、日舞

今日は、久しぶりに、日本舞踊の舞台を堪能させていただきました

ちょっとしたご縁で

ここ何年か、見せて頂いている舞台

じっと見ていると、様々な事を感じます


まず、着物

この、「着物」という言葉も興味深いですが

いわゆる和服ですか

これは、私には何の知識もないので、恥ずかしいのですが

生地から、柄から、縫い方から

合わせる帯、また、帯の結び方、帯揚げ、帯どめ…等々…

実に、色々なものがあって、

その舞踊にふさわしい、それは、壮麗なものが、瀟洒に着こまれています

袴や、かぶり物まで、多彩・・・

それらを、また、十分に活かした振り付けがなされ

美しさや、強さを、豊に表現していくのです

持ち道具も、舞扇はもちろん、長刀、横笛、花、笹、面…

その多さは、舞踊の中では、ダントツではないでしょうか


そして、また注目すべきは、音楽

三味線、鼓、太鼓、そして、謡いと

長年、修業を積んでこその演奏が、踊り手の目の前で、行われます

この、呼吸が、素晴らしい間を作り出します


それから、舞台装置も注目の一つ

街の風景や、岩壁、大きな桜、月夜等々…

日本の美しい風景が、広い舞台を、屏風とともに、飾ります

その転換の速さも、見所の一つでしょう


そして、なんといっても

踊り手の、舞台にかける熱い想い

これが、言葉では表せないものを、全身から伝えて来るのです


日本の伝統美は、しっかりと伝えていかなくては、もったいないですね

「和」の持つ、奥深い味わいを、

たっぷり、堪能させて頂いた、貴重なひとときでした

日本は、素晴らしい美を持っている