4年に一度の選挙の季節がまたやってきた。
各政党が目先の優しさで国民を「釣り上げよう」としているのがよくわかる。
選挙が近くなれば、いろいろな懸案問題も解決がはやくなる。
原爆症の認定がよい例である。
自民党得意の「実績」を強調する手法はもう無理のようだ。
「民主党政権になると景気後退になる。」という脅しは有効ではないだろう。
いずれにせよ「独占」が発生している国では、「従来の継続」が
至上命題になって、変化が起こりにくいのは確かである。
それを「安定」と呼んで歓迎するか、「停滞」「疲労」と呼ぶかは
現状の各自の既得権益の大きさによる事は明らか。
「独占」のもう一つの弊害は、「悪いものでも高く売りつけられる。」ということ。
同じような政策を言っている2つの勢力がある場合は、有権者は
時々選択を変えるのが合理的である。
そうしないと、現職が「つけあがる。」のである。
選択の権利が国民にあることをしっかりと政治家諸君に教育することは
国民の「義務」である。
そういうことがしっかりとやれている国は、政治的に成熟していると
言ってよい。
戦後半世紀を超えた我が日本は、はたして成熟したのかどうか、
結果はもうじきわかりますね。
PS
昨日のNHKニュースで「夏にもかかわらず感染者が増加している。」と
国立感染症研究所の人に言わせていました。
ぼちぼち「第2波到来」宣言の地ならしを始めたようですねえ。
約束では8月10日に宣言するはずだったのですが、、。