・感染症発生動向調査(すべての種類のインフルエンザが対象)の状況です。
定点あたり 全国推計
・第32週(8月3日~9日) 0.99人 6万人
・第33週(8月10日~16日) 1.69人 11万人
・第34週(8月17日~23日) 2.47人 15万人
・患者報告数の予報です。
・第35週(8月24日~30日) 4.10人 25万人
・患者報告数の状況です。
・定点あたり報告数の順位
8月2日 8月9日 8月16日
1 沖縄 沖縄 沖縄
2 大阪 奈良 奈良
3 東京 大阪 滋賀
4 滋賀 東京 福島
5 奈良 長崎 大阪、東京
6 長崎 長野 茨城
7 千葉 三重 広島
8 石川 兵庫、茨城 埼玉
9 神奈川 長野
10 千葉、滋賀 香川
直前1週間の報告数
2655 4630 7750
沖縄が不動の1位です。
福島が初登場の4位です。
広島、香川も初登場です。
滋賀も順位を上げています。
東京、大阪の人口密集地が順位を下げているのが不思議ですね。
長崎、三重、兵庫、神奈川、千葉が番外になりました。
・コメント
感染研が金曜日になると、前の週のまとめのニュースになる数字だけを
報道機関に伝える。
定例になってきましたね、「大本営発表」じゃない「厚生省の金曜発表」。
第34週の速報(?遅報!)の発表は週明け1日ですから、まだまだ先の話。
我々庶民はTVニュースで流れるのを必死で書き写す。
まあ、それもいいですけど、、、。
・第34週(8月17日~23日)は定点あたり2.44人が窓際日記予報ですから、
今回発表の2.47人というのは1.2%多いだけです。
驚くべき予報精度ですね。
第35週の結果も要注目です。
感染研の推計ですと、先週は15万人の方が受診されたようです。
ちなみに、窓際日記の予報では、今週は25万人の方が受診です。
厚生省の予想ですと、シーズン終了までに合計で2555万人の
発症者の読みです。
厚生省発表のモデルでは、ピークが10月上旬あたりの読みですが、
ワクチンの接種が10月下旬スタートでしたよね。
うーむ、どうも話がうまくないですよ、舛添さん。
感染のピークが過ぎてからワクチン接種開始ですか。
やっぱり100日読み間違えましたね、感染拡大の時期を。