窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・第9週は定点13.85人で、予報誤差内でした。

2011-03-12 01:40:14 | Weblog
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・東北関東大地震の被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。・
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・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始    
        ・・・・・       
 ・第50週(12月13日~19日)・全国平均が1.0人を超えて流行入り 
        ・・・・・       
 ・第 1週( 1月 3日~ 9日)・全国47都道府県が流行いり。     
        ・・・・・       
 ・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
                    ・全国平均がピークに到達。
        ・・・・・       
 ・第 8週( 2月21日~27日)・3つの県が警報、26の県が注意報レベル継続。            
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 
 ・第10週( 3月 7日~13日)       ・・・・今週・・・・
        ・・・・・       
        ・・・・・       
     ・・・中期予報・・・
 ・第15週~16週(4月中旬) ・全国平均が定点1.00人を切り、流行終息。
        ・・・・・       
        ・・・・・       
 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(2週移動平均)%
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
   A(H1)pdm     78    72    58    55    43    30
   A(H3)         17    20    30    30    43    50
   B              5     8    12    15    14    20

 第9週も新型が減少しました。

 新型が30%に減少、A香港型は50%に増加でついに新型を抜きました。

 B型も増加して20%です。

 今シーズンの現状累積での占有率(%)です。

   A(H1)pdm     65
   A(H3)         29
   B              6

 ・定点状況推移(人)
                4週    5週    6週   7週    8週   9週
  2011年定点データ 31.88 28.93 21.50 16.35 15.75 13.85

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
  (ピーク到達)
    2009年 ・・・・ 2010年
 ・第30週( 7月26日~ 1日)     0.02人      112人   (0.12万人)
 (定点患者数がボトム)
    2010年 ・・・・ 2011年
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
        ・・・・・       
 ・第 6週( 2月 7日~13日)    21.50人   106077人    109万人
 ・第 7週( 2月14日~20日)    16.35人    80667人     78万人
 ・第 8週( 2月21日~27日)    15.75人    77751人     71万人
 ・第 9週( 2月28日~ 6日)    13.85人    68327人   (61.5万人)

 ・患者報告数の予報です。

  ・12日                      1.61人               7.4万人
  ・13日                      1.58人               7.2万人
  ・第10週( 3月 7日~13日)    11.74人    58027人   54.0万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1010.5万人   
  (今シーズンの合計です。)      

  内、新型インフルエンザの累積患者数      679.9万人

  新型インフルエンザの累積患者数     
  (2009年第28週以降の合計)
  本日終了時点                    2754.8万人  100人に21.6人

 ・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
  ・第10週( 3月13日)               1017.7万人  

・入院状況(第9週)
 今シーズン(9月6日以降)
 ・重症化(合計)      392人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0041%
 ・重症化(新型分)    234人( 3月 6日現在)    重症化率  0.0035%

 ・死亡(含む疑い例)   142人( 3月 6日現在)     致死率   0.0015%


 重症化率(%) 
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0035  0.0041  0.0042  0.0043  0.0043  0.0041

 致死率(%)
     4週     5週     6週     7週      8週     9週
  0.0011  0.0014  0.0013  0.0015  0.0015  0.0015

 第9週は重症化率は少し減少、致死率は前の週と同じでした。

 今回は累積患者数が960万人程度です。

 重症化率、致死率ともにほぼ収束の模様です。


 先シーズン最終報告(ほぼ新型インフルエンザのみの流行)
  累積患者数      2079.4万人
 ・重症化(合計)     1563人( 8月29日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   202人( 8月29日現在)     致死率   0.00097%


       今シーズン(9週現在)       先シーズン
 重症化率・・・・0.0041%          0.0075%
 致死率・・・・・・0.0015%          0.00097%

 致死率が先シーズンよりも高めなのは、A香港型の影響だと思われます。

 新型インフルエンザよりもA香港型は高齢者に厳しいですからね。

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第 7週( 2月14日~20日) 15.03人   16.35人    -7.9%
 ・第 8週( 2月21日~27日) 12.24人   15.75人   ー22.2%
 ・第 9週( 2月28日~ 6日) 13.38人   13.85人    ー3.4%

 今回の定点合計報告数は68327人で、当ブログ予報は66139人でした。

 今回予報誤差はー3.4%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.1%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は54万人程です。、

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が6割弱で、
 新型が4割強の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 A香港型は43%、B型は14%の占有率です。


 新型インフルの2009年の流行からの累積患者数は2754.8万人で、
 これまでに100人に21.6人が感染したことになります。

 そのうち未成年者は1865万人で、100人に76.7人が感染したことになります。

 成人は887万人で、100人に8.6人が感染したことになります。


 以下、厚生省発表の今シーズン第9週までの死亡の内訳です。

   A(H1)pdm     49人
   A(H3)         12人
   亜型不明       12人              
     B           0人
   ウイルス情報なし  69人              

 さて、情報なしが69人、検査をしてもウイルス君の型が特定できないのが
 12人と言う訳です。

 この81人の中にH5N1で亡くなった人が絶対にいないと誰がいいきれるので
 しょうかねえ、厚生省さん。

PS

今まで鳥インフルエンザのウイルス君が確認された場所(ホット スポット)

・現状・・・24県52カ所からH5N1検出あるいは、疑いあり。

北海道(稚内、浜中町)、島根(養鶏場、野鳥)、富山、鳥取、福島、
鹿児島(ツル公園、養鶏場)、宮崎(13カ所の養鶏場)、兵庫(野鳥)
愛知(養鶏場2か所)、高知(野鳥)、長崎(野鳥、野鳥)、高知(野鳥)
大分(養鶏場、野鳥)、鳥取(野鳥2件目)、宮崎(野鳥)
山口(白鳥公園、野鳥)、福島(野鳥、2件目)
徳島、山形、大分(3か所)、兵庫(公園)、長崎(野鳥)
栃木(ハヤブサ)、和歌山(養鶏場)、三重(養鶏場2か所)
京都(ハヤブサ)、宮崎(野鳥)、兵庫(カンムリカイツブリ)、奈良(養鶏場)
青森(ハヤブサ)、島根(キンクロハジロ)

今回、青森と島根の野鳥がH5N1の感染疑い例発生です。


「鳥インフルエンザが人には感染しない」という当局の発表とNHKのニュースは
正確ではありません。

衰弱した動物、動物の死骸やら糞などには触らないことが基本です。

山歩き、河原あそび、緑地公園、野鳥公園、動物園などでは
注意レベルをひとつあげる必要があります。


政府がやっている「熱さえ通せば何でも安全」キャンペーンには疑問が残ります。

鳥インフル・ウイルス君が混入している疑いのあるものは、「食用」には適しません。

廃棄処分とするのが妥当なところでしょう。


コメント
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