姉・ひで子さん59歳“覚悟”の住宅ローン「借金でもしていれば自殺もしないだろう」 袴田事件
Amebaタイムス
58年前の1966年6月、現・静岡県清水市でみそ製造会社の専務宅が全焼。焼け跡から一家4人の遺体が見つかり、この会社の従業員だった袴田巌さんが、強盗殺人放火事件の容疑者として逮捕され、死刑判決が確定した、通称「袴田事件」。
この事件で無実を訴える弟と、それを信じる姉の人生は大きく変わった。姉の袴田ひで子さんは「元々明るいこういう人間なんですが、巌の事件があってからはもう笑いもしない。笑いもないし、世間とはちょっとかけ離れて生活をしていた」と告白。
1980年に最高裁で死刑が確定したが、ひで子さんは「最高裁で棄却されたでしょう。その時にいる人全部敵に見えた。弁護士さんから支援者まで全部敵に見えた。本当のこと言っているのに、こっちは。それを『犯人だ』って言うでしょう」と当時の悔しい思いを振り返った。
孤独な戦いに耐えきれず酒におぼれたこともあるというひで子さんだが、それを乗り越えると一人でも闘い抜く決意をした。それが59歳で組んだ住宅ローンだ。
ひで子さんは建物の場所を選んだわけについて「向こう三件両隣がないところ。うるさくない。お付き合いがなくていい」とコメント。
59歳でローンを組んだ理由については「私の自分の生きる希望として建てた。借金でもしていれば、自殺もしないだろうと」と語った。
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無条件に弟の無実を信じて闘った姉。
この姉がいたから、弟(巌さん)も頑張れたんだろうな。
姉の愛の力。
おめでとうございます。
確か、お姉さんは、91歳だったかな。
だが
ご姉弟の人生の大方が冤罪によって潰された。
しかし
検察はまだ以下のようなことを言っている。証拠ねつ造と断じられたことに不満だそうな。あの、7月に裏金議員不起訴のご褒美に検事総長になったというの噂がある畝本直美氏の言い分。
袴田さん無罪、検察が控訴断念発表 「捏造には不満」異例の総長談話
検察は不満ではなくて、どうしてこういう冤罪を生んだのか、反省すべきだろう。
「9月の判決は、袴田さん逮捕後にみそタンク内で発見された中心的な証拠「5点の衣類」について、「捜査機関が血痕を付けるなどの加工をして隠した」とし、衣類のうちズボンから切り取られたとされる端切れも捏造だと述べた。
捜査段階の自白を記録した検察官の調書も「非人道的な取り調べで得た実質的な捏造」と指摘。そのうえで、残る証拠では、袴田さんを犯人と認定できないとして無罪を言い渡していた。」
上の記事には、こういうことが書かれていたが、このあたりを検察は、深掘りして身内の膿を出しなさい。
人の人生を左右するんですよ、不満とかいっている場合ではないです。
そもそも、ねつ造した警察側はおとがめしなんですかね?これ、おかしいですよね。
取調室の透明化(前よりよくなった、とは聞いているが)と、ねつ造や無理強いがあった場合は取り調べの人たちにも取り調べをするべき、場合によっては刑事告発すべき。
これくらい厳しいルールを作らないと次が起きるよ。
改めて真犯人捜しもしてください。
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ペンジュラム振ってみました。
袴田事件の真犯人はまだ生きていますか?
No
でした。