夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

僕の好きな先生【アンコロ星人】その1

2011-03-01 00:28:08 | Weblog
私が小学校の5年生の夏休み、【林間学校】とでもいうのだろうか、小学校の先生方と一緒に、近くの野外活動センターに、1泊2日でキャンプをする行事があった。

そのときに、私たちの班の担当だったのが、【アンコロ星人】こと、Y先生だった。

Y先生は、やせた40歳くらいの顔色の悪いおじさんで、自分で、【アンコロ星人】と名乗っていた。

私たちのグループは、10畳くらいの板張りに、ほろをかけたようなテントに8人くらいで寝ていて、アンコロ星人も一緒にそこに寝ていた。

夜中の3時頃、誰かがトイレに起きると、

「俺も」

「俺も」

と、みんながトイレに行き出した。

その後も眠れずに、騒いでいたのだけれど、アンコロ星人は、

「うるいさい!寝ろ!」

とは、怒鳴らなかった。

「大気圏に突入するぞ!!みんな!寝袋をかぶれ!!」

と、叫んだ。

みんな、面白がって、寝袋をかぶった。

すると、アンコロ星人は、

「さぁ!大気圏だ!息をとめて、静かに待つのだ!!」

と、叫んだ。

みんなは、

「まだ?」

「もういい?」

と、不安げに、アンコロ星人に尋ねた。

アンコロ星人は、

「まだだ。」

「まだだ。」

と、答えていた。

そのうち、

一人・・・また・・・一人・・・と、

スーーースーーー寝息をたてだした。



・・・【その2】に続く


卒業ソング

2011-02-28 23:46:53 | 親父のため息

季節ガラというか、

どうしても「なんかイイ感じの卒業ソング」を明日までに見つけなければならない事情があり。。。

YOU TUBEの卒業ソングを片っ端から、聴きまくっていたら。。。

ここで、止まった!!

http://www.youtube.com/embed/m6CY_6NSeMw


このとき、僕は、ちょうど1浪中、しかも、ほぼ2周目が決定してるような状態で。。。

1コ下のナカジは、新しい道を歩み始めているのに、俺と来たら、何やってんだ・・・。

って、夕焼けにゃんにゃんを見ながら、はげしく自己嫌悪になっていた頃が懐かしい。

そのナカジが、とんねるずのマネージャーのボブ市川氏と結婚してるとウィキペディアで知り、さらにショック!

高井麻巳子が、秋元康の嫁さんになったのの次くらいにショック!

あ、おニャン子クラブ世代でなくて、ついてこれない方、ごめんなさい。

まだ、地元では、夕焼けにゃんにゃんが放送されてない頃に、夜のヒットスタジオにおニャン子クラブが出て、

おおお!
キタ━━(゜∀゜)━━!!

・・・みたいな感じになって、さっそく写真集を買い、

その最後のページについていたファンクラブの申込書で、大急ぎでファンクラブ【こニャン子クラブ】に入ったのが懐かしい。

注)ちなみに、後にも先にも、芸能人のファンクラブに入ったのは、この時だけです。

ナカジが、歯科技工士を目指して、番組を卒業した頃、僕は、明日をも知れない状態で、フワフワ、ぷらぷらしていたわけであり・・・。

ナカジから、夢見ることの大切さを教えられたようで、ガツンとショックだった頃を思い出した・・・10万44歳の春。。。。

完全【独り焼き】

2011-02-25 22:30:15 | 親父のため息
昨日は、ほぼ一週間ぶりに、おいしいビールを飲もうと、楽しみにしていました。

野菜のてんぷらと、しいたけと、ほんのちょっぴりの牛肉。

ビールと、芋焼酎を買い込んで、【別荘】(※いわゆる「自転車小屋」)で、七輪に火を入れて、一週間分のストレスを癒そうと・・・思っていた矢先!

「あ”ッ?
  _, ._
( ゜ Д゜)
焼くの?
あ”あ”あ”~ッ
洗濯物が炭火臭くなるやん。」

と、カミサンに吐き捨てるように言われ・・・


「ああ、そうですか。」

と、

「別に、おねいちゃんのいる店に、飲みに行こうって言ってるわけやないやないですか。」

と、

「自転車小屋で、てんぷらを炭で焼いて、ちょっと飲むだけやないですか。」

と、

「ああ、いいですよ。」

と、

「わかりましたよ。」

と、

「どうせ、俺なんか、ストレスで死ねばいいと思っているんでしょう。」

と、

10時には、ふて寝ですよ。

口なんかききませんよ。

ストレスで花粉症がひどくなって、自分の鼻水で溺れて死ねばいいんでしょう。。。と。



口もきかなかったら、

今日になって、

「焼いてもいいよ。」

許可出ましたよ。


家族は、【受験まで2週間の長男】をはじめ、みなさん呆れ顔で、誰も付き合ってはくれませんけどね。

くれませんけども、と。


こうして、炭に火を入れるとね、若い炭がね、




キンキン・・・キン・・・チリチリチリ・・・

ってね。

「まだだよ、まだ早いよ。今、のせると、焼けるんじゃなくて、燃えちゃうよ。」

ってね。



炭が落ち着いてきたら、のせてもいいですよ。



えっ?家族?

私がいなくても、すごく楽しそうな声が、リビングから聞こえてきますよ。

Σ(゜Д゜)ガーン 

・・・で、

_| ̄|○ ガーン・・・

娘の手作りお菓子

2011-02-17 22:53:15 | 子育て
娘の手作りお菓子は、【フロランタン】と言うらしいです。



しっとりとしたクッキー生地に、やわらかいキャラメルとスライスアーモンドがのっかったお菓子です。

どんな味かというと。

まぁ、

わかりやすく言うと。




コルステロールに、砂糖とキャラメルをぶっかけたような味です。

40過ぎのオッサンには、【命の危険】すら、感じさせるような、ヤングテイストなお菓子です。

しっとり具合が、油ギッシュだったので、余計にこわかったです。



でも、おいしかったけどね。

円形脱毛症にならなくなった理由

2011-02-06 21:38:03 | Weblog
【円形脱毛症にならなくなった理由】



30歳を過ぎた頃、私は、3回ほど円形脱毛症になったことがあります。



そのうちの1回は、原因に心当たりがあるのですが、あとの2回は、なぜ毛が抜けたのかよくわかりません。



ただ、円形脱毛症にならなくなった理由は、わかっている気がしてますので、それを書いてみたいと思います。




仕事でうまくいかないことがあったのですが、その理由は、自分ではどうしようもないことだったのであります。
「ウチの子が行きたくないって言ってます。」
え?何か困ったことでもありましたでしょうか。。。。
「顔が怖いから行きたくないそうです。」
・・・私の顔ですか?
「そうです。」
これは、本当にきつかったです。・・・まぁ直しようがないですから。



それでも、悩んだのは、



「できればなんとかしてあげたい。なんとか問題を解決したい。」



っていう、若さゆえのある意味【ポジティブな意欲】があったかもしれません。
≪注※もちろん今なら、こんなことで悩んだりしませんが。。。。≫



それから3ヶ月が過ぎた頃、頭を触ったときに、一ヶ所、スベスベして手触りのいいところがあることに気が付きました。





そこの毛が抜けてました。



今度は、自分の頭が円形脱毛症になっていること自体が、私のストレスになっていました。




いろんな人が、「ストレスだから気にするな。」って言ってくれましたが、気にしないのが無理な話で、その後も円形脱毛症は、治る気配を見せませんでした。




その日は、午後から研修に参加するために、出かけるところでした。



すると、ある8歳の女の子が、



「ちょっとしゃがんで。」



と、私に話しかけます。



「え?」



何の用事だろうと思いながら、しゃがむと。。。



「見えとるよ。」



って、髪を整えてくれるのです。やさしく、なでるように。



髪の毛が抜けているところを、隠してくれようとしてるその子の優しさを感じながらも、



「わぁ~、こんなにちっちゃい子にまで、心配かけてる。」



って思ったら、嬉しいやら、情けないやらで。。。
。・゜・(ノД`)・゜・。





「もう、こんなことで、ジメジメと悩んだりしないぞッ!!」



って心に決めて、あることを始めました。



それは、自分から積極的に【ネタ】にするということです。








「・・・実はさ、







・・・昨日の夜中、とんでもないことが起こってね。。。





・・・夜中の2時頃なんやけどね。





やたらと頭が重いけん、





『どうしたっちゃろか。。。』





って思いながら、頭を上げようとしたらッ!!







俺の頭の上に乗っていたものはッ!!!





なんとッ!







UFO!!



わーーーーー!



やろ?



ウソみたいな話やけど、



ウソじゃないよ。





その証拠に、




これが、その時できた、




【ミステリーサークル】




・・・。」






・・・これで、だいたいの人は、笑ってくれます。



気になって気になって仕方のなかったコンプレックスは、



いつでも笑いのとれる【おいしいテッパンネタ】に早変わり!!



円形脱毛症を【ネタ】にしだしてからは、残念なことに(?)円形脱毛症ができることはありませんでした。






円形脱毛症の方、ぜひ一度、お試しを。。。



ためすかーーーっ!
ヽ(`Д´)ノ
っと、自分につっこんでみる。




シンケンジャー【2周目】「最終幕 侍戦隊永遠」を見て

2011-02-05 15:40:25 | Weblog
【2周目】です。
。・゜・(ノД`)・゜・。

>37で りゅうらさんの娘さんが、おっしゃってた通りになってしまいました。
『一話から見直せばいいんだよ!そしたらまた一年楽しめるよ』


見るたびに、新しい発見がある気がするシンケンジャー。
いよいよ2周目も最後です。

これまで、私の、長文・駄文にお付き合いいただいた皆様。
たいへんご迷惑をおかけしました。
・・・そして、ありがとうございました。
m(_ _)m




決意も新たに立ち向かうシンケンジャー
シタリは、「シンケンジャーは、昔から命を大切にしない。」とぼやきます。
ドウコクは、
「だから気にいらねー、人間なら、人間らしく命乞いをして泣き喚けばいいもんを。が!今日は上げさえてやろうじゃねえか、命乞いじゃぁあねー『早く殺してくれ』って悲鳴をなー。」

もーほんま、ドウコクの「ド」は、ドSの「ド」ですか、っていうくらいの。。。本当に人間の嘆きや苦しみが好きなんですね。

「シンケンジャァァァアアアア!!!」

と、いうドウコクの絶叫は、シンケンジャーへの憎しみに満ちています。

先代シンケンジャーでは、志葉家の弱体化は顕著で、それゆえに、ドウコクは、「もう、もらったな。」っていう確かな手応えを感じていたはずです。
そしたら!!まさかの「不完全ながらも封印の文字」!!
不完全ゆえに、封印されるまでには至りませんでしたが、ドウコクは、【ひどい水切れ】に悩むことになります。

憎々しい思いで見ていた、志葉の当主は、これまた、まさかの!【影武者】でした。

ドウコクにとっては、これほど【こざかしい宿敵】もいなかったことでしょう。

薄皮太夫を取り込み、封印を免れ、水切れを克服したドウコク。
満を持して、あふれた三途の川の水とともにこの世に現れます。

「志葉家のモヂカラは、破壊的だ、オマエがというよりディスクがもたない。使えるのはおそらく1回だ。」

と、手渡される、志葉家伝承のモヂカラのディスク。(もしかしたら、封印のモヂカラではない。。。)
そのディスクをインロウマルにセットし、スーパー化。さらに、

「流ノ介」
と、指示を出すようにうながす殿。

それは、まるで、「今からの決戦に備えて、細かい戦術は、腹心のオマエにすべてゆだねた。」とでも言うかのようでした。

流ノ介は、殿の守りに茉子とことはを置き、後ろからの不意の攻撃に備えて源太を、自分と千明を【殿への盾】になることを指示しようとします。

その意を瞬間的に汲んで、千明が、ポジションにつきます。
チームとして動くことができるというか、【流ノ介の意を的確に汲む】・・・ここは、第三十七幕、「接着大作戦」が生きてます。

捨て身で突っ込んで、あえて狙う、ドウコクの左胸。

手応えを感じて押し込む「志葉家のモヂカラ」。

しかし、ドウコクは、
「なるほど、ちったぁ考えて来たらしいな。が、こんな程度じゃ、俺は倒せねーぜ。」
流ノ介が「失敗か。」と思わずつぶやき。
「所詮テメエは偽者ってことだ。」
と、指差すドウコク。割れるディスク。

勝ち誇ったように、技をうちこむドウコク。

ダメージをうけて、変身解除してしまう殿と家臣たち。。。
しかし、目の輝きは消えていません。

「それだ・・・その目、どうして泣きわめかねえ、助けてくれと言わねえ、さっさと絶望してみせろぉ!。」

さらに攻撃するドウコク。
立ち上がれないとみるや、

「すぐには殺さねーぞ。てめえらの目の前に、志葉の小娘の首をおいてやろうじゃねえか。」
(・・・もう、ほんま、放送できません。。。そんな恐ろしい絵、日曜朝に、画面に出せませんッ。でも、大人には、見えちゃうんですよね。その絵が。。。脳内に。)

お屋敷では、丹波に止められるもの聞かず、姫が、2枚目の「志葉家のモヂカラ」のディスクを作っています。

「御当主たちは、ドウコクにやぶれ・・・もう。。。」
と、あきらめの入った丹波に、
「生きているなら、もう一度立つ。立つ!!丈瑠は、絶対に戦いをやめない。丈瑠が影と知っても。そばをはなれなかった侍たちも同じだ。」
「だから、私も今できることを。」

「しかし、姫は志葉家のぉ。」
と、姫の身を案じる丹波を姫は叱りつけます。

「志葉家だけ生き残っても意味はないのだ。」
と。
「この世を守らなければ、その思いはみな同じはず。みなの力を合わせればきっと。」

「今、自分にできることをするだけ、と自分の体を省みずにひたすらディスクを作る姫を見上げ、何かを思う丹波。

一方、彦馬さんは、
「とのぉ!とのぉ!」
と、シンケンジャー最大のピンチに、長刀をもって駆けつけます。
「おまえたちッ、立てるよな。」
立ち上がる殿と家臣たち。
「この程度で倒れていたら、この世も人も守れない。」
変身を解除したまま、ナナシをやっつけます。
彦馬さんを囲んで、
「きっと勝つ。」
と決意を述べる侍たち。
「わかった、おまえたちの好きなものを全部用意しておく。」
と、力強く言う彦馬さんの目に心配や不安は、これっぽっちもありません。
源太がダイゴヨウを彦馬さんに託すと、彦馬さんと殿の目が、合います。

「おまえたち、行くぞ。」

駆け出す侍たち。

殿たちを見送ったあと、

「どうか。。。」

と、言ったあと、うなだれた彦馬さんの心は言葉になりません。。。
自分が心配しているのを、見せたくないし、見せられない彦馬さん。細かいところですが、彦馬さん役の井吹さんの演技のすごいところだと思います。


かけつけるシンケンジャーを待っていたのは、思いつめたような顔をした、丹波。

「これを、姫が渾身のディスク。」
丈瑠が受け取ると、懐を探ってもう1枚のディスクを差し出す丹波。
「それから、これは、不肖、丹波が得意とするモヂカラ。」

「・・・・ご武運を。。。」
丹波もこれ以上ない短い言葉に、万感の思いを載せて。
・・・コミカルでうっとうしい丹波を演じられた松澤さん、ここにきて、その表情、ズルイです。かっこいいです。
テレ朝の公式のホームページの「相関ノ図」に是非!「いやみな方のジイ、丹波歳三」って出してほしいです。(もちろん、姫も。)

アヤカシによってめちゃくちゃにされた街。逃げ惑う人々。
このピンチに響く、あの陣太鼓。
サッと、はけていく志葉家の紋の入った幔幕(まんまく)。

「てめえら、待ってろと言ったはずだぜ。」
すごむドウコク。
「わりいな、俺たちは、せっかちでよ。」
「その先へは、行かせない。オマエを倒し、必ずこの世を守る。」

そして、素面での名乗り。
「シンケンレッド、志葉丈瑠。」
「同じくブルー、池波流ノ介!」
「同じくピンク、白石茉子!」
「同じくグリーン、谷千明!」
「同じくイエロー、花織ことは。」
「同じくゴールド、梅盛源太ッ。」
「天下御免の侍戦隊、」
「シンケンジャー!参る!」

「しょうがねえ、そんなに死にたきゃ始末してやる、やれ!」
と、ナナシをけしかけるドウコクの左胸には、薄皮を取り込んだ【白い跡】と、大きな傷跡が。

気合一発、これぞ最後の戦いに向かう素面のシンケンジャー。
ナナシを蹴散らし、変身!

漢字のパーツを分担して、「縛」のモヂカラで、一瞬ドウコクの動きを封じます。
「ちゃちなまねしてくれるじゃぁねえか!」

殿は、丹波からもらった「双」のディスクで、烈火大斬刀を2本に。
丹波の「双」のディスクで出した烈火大斬刀が、両方とも【ホンモノ】だったところにも、なんか、こう無理矢理、意味を見出したくなるのは、贔屓の引き倒しというヤツでしょうか。

シンケンジャーの殺陣。
そこに、ある時は、【大きな含み】を持たせたり、ある時は、実戦慣れした手練(てだれ)を表現したりという、素晴らしい表現力のスーツアクターの皆様。
今回も、存分に福澤さんのレッドを堪能いたしました。

2本の大斬刀で、深く切りつけるも、ドウコクに吹き飛ばされてしまいます。

しかし、

「今だ!」

と、吹き飛ばされるのが、織り込み済みであったように、4人のシンケンジャーが切りつけます。

きしむドウコクの体。

これが最後になるであろう「志葉家のディスク」に手をかけてまわす、その人は、

なんと!まさかの、ブルー、流ノ介。

・・・そんな一人一人を、ここまでかっこよくせんでよかとよ、よかよ、もうかっこよすぎるけん、って涙が出てくる演出です。
もージャージャーですもん。目からジャージャーしとりますもん。

ドウコクを斬りつつ抑えていた、ゴールド、グリーン、イエロー、ピンクが離れると、息もぴったりに、ブルーが胸の傷跡を突きます。

そして、あびせる一太刀。

流ノ介の膝が、一瞬、くずれかけますが、踏みとどまるも、ドウコクの波動(吼え声?)で、変身を吹き飛ばされてしまいます。

倒れる6人。・・・志葉家のモヂカラが、ドウコクを焼いていきます。

姫のモヂカラ、すごい!

一の目撃破。

「おのれ~、シンケンジャー、生きて終われると思うなぁ~!」

と、ドウコク。

「ここからが、本当の力ずくか。」

戦いは、二の目へ。

二の目になっても、ドウコクの力は強大。

「無駄にでけぇなりしやがって。」
と、毒舌を吐きます。

殿は、捨て身の最後の一撃に全てをかける作戦に出ます。

ドウコクの攻撃で、弾かれる折神たち。

サムライハオーが解けて、テンクウシンケンオーに。

そして、とうとうシンケンオーに。

「なんでテメエらは、あきらめるってことを知らねえー!」

盾も吹き飛ばされ、とうとう最後の時が近づいた。

「今のうちに言っておく、おまえたちと一緒に戦えてよかった。」

殿の顔は、晴れ晴れとして、微笑みさえ浮かべています。

「感謝してる。」

意外な殿の一言に、「はっ」とした顔を見せる流ノ介と、茉子、源太。

「なんだよ、いきなり。」
と、千明は、ちょっと照れくさそう。
「殿ッ、私の方こそ!。」
流ノ介は、いやでも力が入ります。
「うちもです。」
ことはは、うれしそう。
「6人一緒だから戦ってこれたんだし。」
と、力強い茉子。
「丈ちゃん、巻き込んでくれてありがとな。」
そう言えば源太は、『もっと俺を巻き込めよ、グルッグルに』って言ってましたっけ。

「よっしゃ!行こうぜ!最後の一発だ!」

ドウコクの太刀を受けて、とめ、とどめの一撃を。

ドウコクは、シンケンオーを顔を鷲づかみにし、

「シンケンジャー。。。俺がいなくなっても、いつかてめえらも泣くときが来る。

・・・三途の川の隙間は、、、開いてるぜぇ。」

さすがは、御大将ドウコク。
最後のやられっぷりもお見事。

何よりも、
また、いつか、おまえらの危機が来るぜ、と、【終わりを悲しむファン】をほんのりと喜ばせる一言、(・・・しかも怖い)

ドウコク。。。かっこよかったよ。

「生きることが私の外道さねぇええええ。」
と、往生際の悪いシタリも、にくめないヤツです。

走って迎えにきた彦馬さんと、
ボロボロになりながらも、とびっきりの笑顔で帰ってきた、千明、茉子、ことは、源太、流ノ介・・・そして、子供のような笑顔の、殿!!!!

「殿!おまえたち!!うっっっははははははは。」
と、泣いているのか、笑っているのか、もうどうしようも言葉にならない彦馬さん。

みんなで抱き合って、大喜び。そして、後ろに転ぶ殿。
(・・・余ってんじゃないからね、殿。)


三途の川がある以上、志葉家は必要、と、あとを丈瑠に託し、帰っていく姫。

「姫は、この丹波がしっかりと育てますゆえ、十九代は頼みますぞ・・・ご当主っ。」

帰り際、丹波が黒子を呼んで、見合い写真を差し出せば、姫も黒子を呼んで、ハリセンで応じる。
これまでと変わらない二人、そして、これからも変わらないであろう二人の様子を垣間見させつつ、二人は去って行きます。
ハリセンは、姫の定番になったようですね。
しかし、口では強く言いながらも、ハリセンは優しい姫でした。

それぞれの生活に帰る仕度をすませ、集まってくるメンバー。
和気藹々と、そしてドタバタと。。。いつものようににぎやかです。

丈瑠に
「仕度。。。できたのか。」
と、尋ねられ、さっと居直るみんな。

流ノ介の
「殿!!」
の、一言に、とうとう来てしまったその瞬間を悟り、表情を曇らせる、茉子、千明。

しかし、次に出てきた一言は、意外な言葉でした。
「お別れの舞を一差し。」

源太
「丈ちゃん、おフランスのみやげ、楽しみにしろよ。」
ことは
「殿様、ほんまに、ほんまにありがとうございました。」
(ことはの「殿様」で、涙が出るのは、なんでだろ。。。)
千明
「ま、追い越すのは、次に会った時だ。。。忘れんなよ。」
茉子
「外道衆が現れたら、いつでも飛んで来るし、あ、人見知りは、直した方がいいかも。」
目を合わせてうなずき合う流ノ介と殿。



「行ってしまいましたな。。。。ここがこんなに広いとは。。。」

ガランとした、お屋敷。

殿にギターを勧め、それを持って、「ほら、殿~。」とうれしそうに殿を追いかける彦馬さん。
・・・すっかり平和が帰って来ました。

==========
みなでつかんだ、この世の平和、その中への旅立ちは、嬉しいながらも少し寂しい。
それでも、またいつか会う日もある。
侍たちの心は、晴れ渡り、

『侍戦隊シンケンジャー』

これにて、一件落着!
==========

スポンサーの後ろで、静かにバトンタッチする、シンケンジャーと、ゴセイジャー。
「応援ありがとうございました。またいつか会える日まで。」

いよいよ、シンケンジャーとお別れする時が来てしまいました。



ありがとう、シンケンジャー。



侍戦隊、永遠に。

娘からもらったチョコ

2011-02-04 10:30:42 | 子供の様子から
昨日は、デンジャラスな飲み会で・・・

・・・酒の残った頭で、朝からダラダラとパソコン開いていたら、娘(高2)が起きて来た。

娘は、

「パパ、朝ごはん食べた?」

って聞くので、

「うんにゃ。」

と、答えると、

「はい。」

って、これを手渡してくれた。



「へ?」

って、しばらく呆然としていたら、

手のひらの上で、チョコが少しとけてた。



うまかった。

シンケンジャー 2周目【第48幕 最後大決戦】を見て

2011-01-29 01:36:00 | Weblog
【2周目】です。

あっという間の2周目でした。
1週間の楽しみになってました。これを楽しみに、平日の仕事ががんばれました。
いよいよ残すところ1話となり、寂しい気持ちがいっぱいです。

さてさて、

外道衆の人間模様・・・あやかし模様?
特に、ドウコクと、薄皮太夫。
この二人の関係は、アヤカシだけに、【人間の常識的な関係】で計ることは、難しいようです。

人の嘆きや苦しみが、彼らの癒しなのですから、この二人の関係を【愛】みたいなものでなぞろうとすると、なんか違う気がします。


とびっきりの嘆きや苦しみを持っている太夫だからこそ、ドウコクの癒しになれたわけで。。。

ドウコクの癒しになっている間は、太夫は苦しみ続けなければならない。これは、不幸なことに太夫が【元人間のはぐれ外道】だからこそいられるポジションだと思うわけです。

外道衆は、嘆いたり、苦しんだりできない存在なのかもしれません。。。地獄には、永遠に続く苦しみがあるんだと思うのですが、アクマロは、地獄に憧れているシーンもありましたよね。

【元人間のはぐれ外道】だからこそ、太夫には、愛のような気持ちも残っている。それは、もちろん新佐へのゆがんだ思いだったりするのですが。。。

ドウコクは、バリバリの外道なので、【愛する】というような気持ちは、理解できない。また、愛する人も欲しいわけではない。

人の嘆き・苦しみが、生きることも死ぬことも許されない彼らの、唯一のなぐさめであり、癒し。。。

とは言うものの、実際の戦いでは、1の目、2の目と撃破され、たおされていった外道衆なので、命のなくなったからといって、死んだのではない・・・というような、難しくも深い外道衆の存在があるやに思います。


「てめえが三味線を手放すとはなぁ。最期の音色・・・聴いたぜぇ。。。。だが、昔みたいな腹にしみる音じゃなかった。ちっとも響いて来ねえ。」
「あれが、本当の三味だよ。ドウコク。・・・わちきは、初めてうまく弾けた。これほど気が晴れたのは、数百年ぶりだ。」
「もう、俺が欲しかったテメエじゃねえな。」
「昔のようには弾け・・・、二度とな。」

「・・・だったら、終わるか。」
「ああ、それもいいな。」

「んんんんん。」

ボキバキッ・・・

「タユウ・・・タユウ。。。」

「じゃぁな、太夫。」

なんだか、未練とか、情とかを深く感じさせる、色っぽい太夫と、ものすごく無頓着に感じるドウコクのギャップは、どんな感情を感じれるのか、感じられないのかにその差があるような気がします。

アヤカシにとっての情とか、愛とかいうことは、人間にとっての【紫外線】みたいな存在なのかもしれません。見えないし、だからこそ実感がない、みたいな。



出現した、御大将ドウコク。

姫は、
「これから、封印の文字を使う。だが、ある程度の時間が必要だ。みんな、頼む!」

と告げ、インロウマルを流ノ介に、恐竜ディスクを千明に託します。

「これで、戦いが終わるんだ。」
千明がつぶやきに、みんながうなずきます。

圧倒的な強さのドウコクに、果敢に立ち向かうシンケンジャー。

封印の文字を練る姫。

「させるかよ~!」

と、姫への攻撃の瞬間、姫も封印の文字を発動させます。

その封印の文字は、ドウコクを後ろにふきとばし、大爆発!!!

力を出し切って、少しふらつく姫。

「父上、ようやくドウコクを。。。」

とつぶやく姫を見て、うなずく殿。

その爆発の中、踏みとどまるドウコク。

「なんでだよ!」

と、理由がわからないシンケンジャー。

ドウコクは、
「残念だが終わってねぇぜ。太夫、テメエの体、役に立ったぜ。」
ドウコクの胸が白くなっています。

半分人間の体を取り込むことによって、封印のモヂカラから決定的なダメージを受けることを避けられたようです。

「そんな!」

思わずつぶやく姫。

それはそうです。切り札の封印の文字が通じなければ、ドウコクを倒すことができなくなってしまいます。。。

さらに、ドウコクの攻撃で、姫も大きなダメージを負ってしまいます。

とっさに、「煙」で、ドウコクを煙に巻く殿。

太夫が消えたあとに残った白い着物を拾い上げ、無言で肩にかけるドウコク。

視聴者の私たちとしては、太夫がいなくなってしまったことに、なんらかの感傷みたいなものをドウコクに感じて欲しいところなのですが。。。所詮は、外道ですから、そういう感傷を感じて欲しいっていう方が無理な注文なのかもしれません。


命に別状はないものの、封印のモヂカラが通用しないことがわかったお屋敷では、丹波が取り乱しています。

姫は、静かに、
「失敗だった。」
と告げます。

そして、【影】を呼びます。。。。

泣くって、ここで、影呼ばれたら、泣くって。。。。我慢できんくなるって。。

「許せ、丹波は、私のことしか頭にないのだ。。。」

丹波にとっては、姫が全て。これまでの、度重なる丹波の【カチンと来る行動】を、姫は、かばいます。

なんか、理由はわからないのですが、涙がとまらないので、姫のセリフを、全部書き出します。

「ずっと、自分の影がどういう人間なのかと思っていた。。。。

私より時代錯誤ではないな。

私は丹波のせいで、この通りだ。

(ほほえむ殿)

でも・・・会わなくても、ひとつだけわかっていた。。。。。

きっと、私と同じように、独りぼっちだろうと。。。。

いくら丹波や日下部がいてくれてもな。。。

自分を偽れば、人は独りになるしかない。。。」

(「はい」と応える殿)

・・・もう、だめって、泣くって。

殿が答えます。

「ただ・・・・」

「ただ?」

「・・・それでも、一緒にいてくれるものはいます。」

そうなんよ、・・・みんな、殿が大好きやん!!
1視聴者でしかない僕も、殿について行くって!!



「一人ではダメだ。」

という姫に、

「俺も、やっとそう思えるように。。。」

姫が、
「丈瑠、考えがある。」

と、告げて、コマーシャル。

前半、ほとんど息するのも忘れて見てた気がします。

やっと前半終わり。。。。深すぎる。

ここで、【影】と呼ばず。【丈瑠】と呼んでいる姫がいます。



六門船では、シタリが、太夫のおかげで、三途の川の水も増えたし、ドウコクの水切れの心配もなくなったと、話しています。

ドウコクは、肩にかけていた着物を三途の川に投げます。

「なんていうんだろうね~、外道衆のアタシたちに念仏もないだろうし・・・

ドウコク。。。おまえさんも因果だね~。」


・・・おまえさんも因果だね~。。。(?)

【因果】
※過去の原因が、今の結果に結びついていること。過去の悪行が、現在の不幸に続いていること。。。

新佐とのことで、悩んでいる太夫を引き寄せたドウコクの因果が、ドウコクの封印を封じる結果になったということだと思います。


最終決戦に向けて、緊迫した空気のお屋敷。

みんなを集めて、姫が大切な話を始めます。

「シンケンレッドはいる!」

と。

その内容は、「殿を養子として迎え、19代目当主とする。」ということ。


殿は、封印のモヂカラが通じなかったことを意にも介せず、

「力ずくで行く」

と宣言します。



話してくれない子にしないために

2011-01-28 17:19:33 | 子育て
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「夜泣き屋復活シリーズ」
むか~し書いたものを、もう一度のせてます。
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今日のネタは、「子供が話してくれない。」っていう内容です。


小学生くらいのお子さんをお持ちの方に、よくこんな相談を受けます。

「うちの子は、今日は学校でどんなことしたの?って尋ねても、まったく答えてくれないんですよ。」

これって、けっこう深刻な問題みたいです。

こういう状態になってバタバタ対策するのもまぁ、一つの手ですが、

我が家の場合は、まだ、バブリングをしている時(1歳前後)に、私が抱いて話をゆっくり聞いてあげました。そして、いっぱい相槌を打ってあげました。

「ダァダァダァ、ナァアアア、ア・ア・ア・アマァ~。」

「ほうほう、そうかそうか、だぁだぁだぁ、やったんかぁ、よかったね。」

「ダッ、ァバァダァ、ナァアバァア、ァアァ~。」

「うっひゃぁ~、そらぁ楽しいことしたね~。ほうほう、そうかそうか、なばぁぁやったんかぁ、よかったね~。」

「ア、ウゥウゥ?ウ、ウゥゥウ?」

「おおお、本当やね~。」

なんのこっちゃわからんバブリングでしたが、相槌を打っている間に、なんだかおもしろくなっちゃって、延々と二人でお話しをしていました。
(笑)


それが効いたのかどうかはわかりませんが、ウチの子はよく話しををしてくれます。
5つ6つの頃なんか、私の足元を転がる小犬のように、ついてきて、「パパあのね、あのね。」って話してくれました。

今でも、けっこうよく話してくれます。

話してくれない理由はいろいろ考えられるのですが。。。

① 子供の相手を、テレビやゲームがしている家の子は、話すのが苦手です。

② わかってくれる人がいると、よくしゃべります。

③ わかってくれない人がいることも必要です。

④ 兄弟姉妹が多いと、話さなければならない必然性があります。



ただ、言わせていただくならば、小学生になって気がついても遅い!

ってことです。
実は、話をさせるのではなくて、話を聞くという姿勢が大切です。

子供は、言いたいことを言っているだけ、それを我慢強く聞いてあげるわけです。

親としては、学校での友達関係がどうなっているのかとか、勉強がどれくらいわかっているかとか、そういうことを聞きたいもんなんですが、焦ってはいけません。

子供が話したいことを、聞いてあげます。



「パパ、ゲームの裏技でね・・・」

【おいおいおい!またゲームの話かよ?もうちょっとさぁ、『こんな勉強したよ。』とか、『今日は誰々くんとこんなことして遊んで楽しかったよ。』とか、そういう話はないんかいッ!】

なんて言うと、チビちゃんは気軽に話せなくなります。


【絶対に聞き逃したくない言葉】ってのがあると思います。

チビたちのSOSだけは、聞き逃したくない、それをいつでも受信できる関係を築いておきたい。

たくさんムダだと思われる会話を重ねてもいいじゃないですか、一番聞き逃したくない一言さえ聞き逃さなければ。。。

・・・ただ、そこまで考えていても、話してくれないこともあるかもしれません。

でも、いつもは、【ゲームの裏技の話】をたくさんしてくれる子が、ここ数日、何もしゃべらない。。。これだけでもけっこうサインを受け取れているとは思うのです。




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ずいぶん
なんか、話しっぷりが若い。

あまりにも誤解を受けそうな部分は、さすがに一部直したところもありますが、基本的な部分は、残しておきました。

んんん、若い。。。



シュンタとお風呂 『1月2月3月』

2011-01-26 21:46:40 | 子育て
今日も、シュンタ(小5)と一緒に風呂に入りました。

今週は、短くて早かった気がするって話になりました。

そしたら、シュンタが、

『パパ!そう言えば、先生が言いよったよ。
1月は、【行く】
2月は、走るかなんかで、
3月は、【去る】
って。』

「おお!それ聞いたことあるぜ。
1月は、【行く】
2月は、【肉】
3月は、【焼く】
やろ?」

『どんだけ、焼肉が好きとよ。
あ、思い出した。
1月は、【行く】
2月は、【逃げる】
3月は、【去る】
やった!』

「おおお!かみつきザルのラッキーの話か!」

【行く・噛み付く・逃げる・猿】じゃね?

『もーーーそっちの【サル】じゃないって。」



・・・あああ、今日もお風呂が楽しかったなぁ。

あと、10年くらいしたら、コレ読んで思い出すためだけに書いている、まったく個人的な日記でした。

m(_ _)m