馬場さん13回忌

今日はジャイアント馬場さんの13回忌であります。昭和のプロレス界が生んだ偉大なる東洋の巨人は、やがて王道という代名詞になりました。209センチの雄大さはまさに王道でした。私がプロレスを好きになったのは、今から44年も前です。馬場さんは日本プロレスのエースで、インターナショナル王者として常勝を続けていた全盛期です。大きくて強いプロレスラーの象徴だったのです。初めてレスラーのサインを貰ったのも馬場さんでした。確か昭和43年頃に千葉市の奈良屋というデパートでサイン会があり、そこで貰ったことがコレクターの入口だったわけです。日本プロレス時代は猪木派ではなく、馬場派でした。猪木さんは格好つけみたいに映って、誠実そうな馬場さんを応援したものです。でも新日本になってから、猪木さんの恵まれなさがかえって好きになりました。NMAをバックにした馬場さんよりも、外国人ルートに苦戦していた猪木さんにヤキモキしたものです。だから力道山13回忌の武道館大会には行かず、猪木vsロビンソンの蔵前を選んだものです。なんだか馬場派だか、猪木派だからわからなくなりましたが、ようは
頑張っている選手に目がいったのです。