1971年9月号の「THE BIG BOOK OF WRESTLING」を紹介しよう。過去、20年間における流血戦を取り上げ、ドン・レオ・ジョナサン、エドワード・カーペンティア、レジー・パークスを特集。表紙に馬場さんが載っていたが、誌面上は特に何も載っていないのだ。
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マスカラスは母国メキシコや日本以外でも、米国においても絶大な人気があった。60年代後半から70年代にかけ、「レスリング・レビュー」、「レスリング・ワールド」、「ザ・レスラー」という3大誌の表紙を何度も飾ったのである。英語がよくわからない少年の私でさえ、マスカラスの表紙で飾られた雑誌を銀座にある洋書専門店を探し回ったものだ。それだけマスカラスは世界中で人気を確立したのだ。 . . . 本文を読む
ここに紹介するのは、私がコレクションしている海外雑誌の中でも最古のもので、「The ARENA」という題名だ。イラストでストラングラー・ルイスが表紙(左)になっているのは何と、1930年の11月号だ。当時はプロレスとボクシングが同じ雑誌に載っている。もう一冊は1932年1月号でヘンリ・デグラン?が表紙だ。誌面では様々なサブミッションを解説したページもある。今から70年以上前から専門誌があったが、 . . . 本文を読む
NWAのジム・クロケット・プロモーションが毎年、恒例にしていたビッグ・イベント「STARRCADE '83」を記念して発売されたフォト・アルバムがこれだ。全36ページでオール・カラー。1ページごとに、ポートレート風のデザインで構成されている。2ページはリック・フレアーだけで紹介されている順序が、日本での評価とは違うところが面白い。
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その名の通り、ペドロ・モラレスを特集した一冊がこれだ。プエルトリコ出身のヒーローだったモラレスは、若手時代はロスでWWA世界王者となり、その後はニューヨークでWWF王座を獲得した。これは全36ページ、モラレスの足跡で構成されているが表紙&裏表紙以外はモノクロページ。WWF王座をイワン・コロフから奪取し、マリガン、モンスーン、サンマルチノ、田中、ルーク・グラハムなどとの防衛戦を写真グラフで紹介して . . . 本文を読む
WWEが毎年選出しているプロレス版の殿堂、「HALL OF FAME」のプログラムを紹介しよう。ここにあるのは2006年のもので、受賞者はブレッド・ハート、エディ・ゲレロ、ジーン・オークランド、バーン・ガニア、シェリー・マーテル、ブラックジャックス、トニー・アトラスなどなど。全16ページの冊子ながら、上質な紙で印刷され殿堂にふさわしい一冊となっている。
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1960年代最高の人気者だったブルーノ・サンマルチノを特集した1冊が、「BRUNO」である。全52ページ、サンマルチノのヒストリーが写真で構成され、秘蔵写真が満載。ライバルだったジン・キニスキー、レイ・スチーブンス、イワン・コロフ、フレッド・ブラッシー、ビル・ミラー、シークらとのグラフや、終面には日本遠征での馬場戦も載っている。口絵のピンナップは代表的なファイティング・ポーズ。サンマルチノは本当 . . . 本文を読む
また新しいカテゴリーの登場です。メキシコ以外で発売された海外の雑誌でちょっとは貴重と思われるものを紹介します。
第1回は米国プロレス専門誌の老舗だったレスリング・レビューが、著名選手のポートレート写真のみで構成した1冊。それがレスリング・レビュー・アルバムだった。個人、タッグチーム、女子、ミゼットに分類され全76ページが懐かしいポーズ写真で飾られている。おそらく1967~1968年位に発売さ . . . 本文を読む