タイガー・ジェット・シン…新日本初期の大ヒールにして、最大の功労者。突風のように殴りこみ、猪木のライバルとして何度も、何度も死闘を繰り広げた。得意技はコブラ・クローとコブラ・シザース。NWF王座も奪取したインドの猛虎。
ジョン・トロス…”ギリシャの黒鷲”と言われ、猪木とはUN王座をめぐったライバルであった。新日本では何度もメインでシングル対決を実現させた。ロスでは信じられないほどのヒールだった。得意技はフライング・ニードロップ。
レッド・ピンパネール…ニュージーランド出身で素顔ではアベ・ヤコブの名前で活躍。旗揚げした年に猪木がカール・ゴッチから奪取したばかりの、世界ヘビー級王座に挑戦した隠れた大物。必殺のキウイ・ロールは幻の技だ。
ボブ・ループ…初来日は日本プロレスで、全日本プロレスを経て新日本に参戦。若手時代から本格派で売っていたが、マレンコをマネジャーにヒールに転進。猪木のNWF王座に挑むほどエース格で奮闘した。得意技はショルダー・バスター。