高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢者向け住まい・施設 その5 特別養護老人ホーム(7:費用)

2015年07月02日 | 老後と住まい
特養の費用として、毎月の介護サービス費と生活費が必要ですが、入所一時金などの費用はありません。介護サービス費は国や自治体が負担する部分と自己負担する部分があります。生活費は居住費、食費、日常生活費です。
費用は施設のタイプ(4人部屋などの多床室のタイプ、共同生活スペースを囲むように個室が配置されているユニット型個室のタイプなど)によって異なります。介護サービス情報公表システム(厚生労働省)によると、要介護5の方がユニット型個室を利用した場合の個人負担の目安は月額約13万9,000円で、内訳は次のようになっています。
・施設サービス費(1割の場合)約2万7,000円
・居住費 約6万円
・食費 約4万2,000円
・日常生活費 約1万円(施設により設定される)
なお、所得が低い場合には負担限度額を超えた居住費と食費の負担額が介護保険から支給される制度があります。その場合は市町村役場に相談することになります。
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/)