
食事について考えてみると、住み替えると住み替え先の時間表に従って食事をとらなければならないことが多いでしょう。時間も限られることからどうしても自分のペースで食事をとることが難しく、当然のように食事介助が行われ、言い方は悪いのですがスプーンで口に入れられるという状況が考えられます。一方、家に居れば、食事は準備してもらうにしても、食事は自分で口に運ぶことができます。このことは手を使い、またゆっくりと咀嚼することで手やあごの機能の低下を遅らせることができるようになるのではないでしょうか。こんなところにも生活不活発病を防ぐヒントがあるように思います。
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )