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もう一つは身体機能の低下の速さです。青年期や壮年期には身体機能の低下は緩やかですが、高齢期ではその身体機能の低下は急激です。65歳の平均余命は男性で19年、女性で24年ありますが、特に75歳を過ぎると低下はさらに速まります。身体機能の低下に気付いたころには、体力的にも気力的にも住まいを心身機能の低下に対応できるように改修することが難しくなっていることがあります。必要な住まいの改修は高齢期に入るまで、遅くとも75歳までには済ませておく必要があります。また、高齢期には新しい環境に慣れることが難しくなりますので、こうした視点からも家の改修は早めにする必要があります。
(投稿者のURL 「老後と住まい」http://www.rougotosumai.com/ )