廊下のむし探検 第12弾
4月8日にマンションの廊下で見た虫をさっさと片付けたいので、早めに整理しました。

これはオナシカワゲラかなと思ったのですが、ホソカワゲラかもしれません。両者は後翅臀脈の数で見分けるので、やはり採集しないと見分けられません。

次はオドリバエ科のRhamphomyia属だろうと思います。翅が褐色になっているので、たぶん、一昨日に出したオドリバエのBに該当するのではと思っています。


これはキジラミです。これも採集しないと属すら分からないのですが、採集してもなかなか大変な仲間です。

このクモはだいぶ迷いました。結局、腹部の模様からクマダハナグモ♂だろうということになりました。

次はマツヘリカメムシです。

これはガガンボです。ガガンボも捕まえないと何ともしようがないのですが、一応、翅脈と前翅脛節刺を見ておきました。


これでたぶん、ガガンボ科ガガンボ属までは確かだと思います。


これもオドリバエ科ですが、R4脈が分岐しているので、Empis属の方です。これから先は採集しないと難しいです。


それから、次はニンギョウトビケラの仲間です。これも似た種がいるので、採集必須です。

最後はナガメでした。こうしてみると、名前を調べるには採集必須なものが多いですね。でも、一旦採集すると、最終的には標本にしないといけないので、それを考えるといつも躊躇してしまいます。