新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 カメムシ、ハエなど

2020-03-20 20:15:58 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第167弾


3月13日にマンションの廊下で見た虫の続きです。



最初はムラサキナガカメムシ





ユスリカはどうもよく分かりません。上の写真は前脛節の方が跗節第1節より長いので、たぶん、エリユスリカ亜科。



これはオナシカワゲラの仲間。これも私にとっては手ごわい相手です。





ケバエの♂です。Hardy and Takahashi (1960)によれば、1) 前脚脛節先端の1対の棘のうち、内側が長いこと、2) ♂の後脚第1跗小節が膨潤していること、3) ♂の交尾器の形状により、ニセアシブトケバエ Bibio pseudoclavipesだということになっています。最初の1)と2)は確かめられますが、3)はよく分かりません。でも、たぶん、これでしょう。論文には発生時期が3-5月になっていて、時期もあっています。



これはクロツヤニセケバエ



最後はこの間もいたアザミウマです。クダアザミウマ科オオアザミウマ亜科のツノオオアザミウマに似ていますが、大きさがかなり小さいのでよく分かりません。