新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

家の近くのむし探検 正月の虫

2020-01-01 20:58:21 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第72弾


皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
元旦の今日の午前中、マンションの廊下を歩いた後、近くの公園にも行ってみました。公園にはほとんど虫はいなかったのですが、その途中でえらいものを見つけてしまいました。







初めは公園に行く途中の壁で見つけたフユシャク♀です。白い壁を何かが登っているので、何だろうと思って見たら、これでした。Inurois属だと思うのですが、それから先が分かりません。今頃いるのはウスモンかウスバあたりだと思うのですが・・・。体長は尾端の毛束を含めて10.3mmでした。「標準図鑑」を見ると、この毛束である程度、種が分かるようです。ウスバは、「毛束は発達し、一定した細い毛からなり、灰白色で灰褐色~黒褐色の毛が混じる」とのことです。一方、ウスモンは、「毛束は黒色の毛に灰褐色の毛が混じり、細長い毛とともに幅広い葉片状の鱗毛が混ざる」とあります。



ちょっと拡大してみました。ウスモンフユシャクではないですね。ウスバフユシャクの方かな。







これは公園の外灯のポールを登っていたチャタテです。先日見たチャタテと似ている感じです。とすれば、ケチャタテ科かもしれません。







最後は公園に行った帰りに見つけました。行きしなにフユシャク♀を見つけた壁の上端が少し道側に突き出しているのですが、その下にいました。セアカゴケグモ♀です。体長は7.0mm。私の住む市でも確認されているようなのですが、私は初めて見ました。よく見ると、糸を張っているようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿