新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 カワゲラ、蛾ほか

2020-03-24 20:28:20 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第169弾


3月19日にマンションの廊下で見た虫の続きです。甲虫とハエ、クモ以外の虫です。



最初はホソカワゲラ科です。「原色川虫図鑑成虫編」には属の検索表が載っているのですが、やはり採集しないと分からないみたいです。



これはワラジムシ



これはウスベニスジナミシャク。この間から何度か見ています。



アブラムシの有翅型です。名前までは分かりません。



これはハスオビエダシャク。早春の蛾です。





これはブリッグスウスイロチャタテ。これもよく見かけます。





触角が短くて緑色のクサカゲロウはたいがいスズキクサカゲロウですね。



これはソトカバナミシャク





今年はトビケラを調べたいとは思っているのですが・・・。



これはオナシカワゲラの仲間。なかなか難関の虫です。





最後はたぶんトビコバチの仲間だと思います。

廊下のむし探検 カメムシ

2020-03-23 21:17:58 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第168弾


3月19日にマンションの廊下で見つけた虫です。この日は全部で51匹。とても整理ができないので、とりあえず簡単なカメムシだけまとめてみました。



最初はいつもいるムラサキナガカメムシです。





この日はナガメが2匹いました。



それからマツヘリカメムシです。このカメムシは外来種で、わがマンションでは2013年10月に初めて見てから、いまではすっかり常連になってしまいました。松の害虫なので、あまり歓迎はしていないのですが・・・。



そして、最後はセスジヒメナガカメムシです。

雑談)土曜日に今年度最後の理事会が開かれ、これで事実上、管理組合の仕事はすべて終わりになります。何だか学校を卒業したような気分です。今年は本当に忙しかった・・・。これから何をしたらよいのやら。

春の花

2020-03-22 20:39:32 | 里山散策
20日、家の近くに行くついでに花の写真を撮ってみました。もうすっかり春なのですね。





マンションを出てすぐに街路樹の根元にスミレがいっぱい咲いているのが見つかりました。スミレだろうと思って撮ったのですが、後で写真を見てみると、葉の形はノジスミレの方に似ています。一度、ちゃんと調べてみないといけませんね。





スミレを見つけてから今日は花でも撮ろうと思って歩きました。これはカラスノエンドウ





それから、昨年何度となく写したアオキのつぼみ。たぶん、雄花?





これはタチツボスミレ。いつもはいっぱい咲いているのですが、この日はこれだけ。



ヒメオドリコソウ



ホトケノザ





最後はムスカリですね。ムスカリというのはMuscari属の総称です。Wikipediaによると、Muscari属はキジカクシ科ツルボ亜科となっていますが、大場秀章編、「植物分類表」によると、もともと、ヒヤシンス科あるいはユリ科になっていたようです。英語のWikipediaによると、Muscari属には42種のaccepted speciesがあって、そのリストは"World Checklist of Selected Plant Families (WCSP)”に載っているそうです。調べてみると、全部で266種あり、そのうち42種がaccepted speciesのようです。日本に咲いている種は何かというのはまだ分かりません。

廊下のむし探検 カメムシ、ハエなど

2020-03-20 20:15:58 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第167弾


3月13日にマンションの廊下で見た虫の続きです。



最初はムラサキナガカメムシ





ユスリカはどうもよく分かりません。上の写真は前脛節の方が跗節第1節より長いので、たぶん、エリユスリカ亜科。



これはオナシカワゲラの仲間。これも私にとっては手ごわい相手です。





ケバエの♂です。Hardy and Takahashi (1960)によれば、1) 前脚脛節先端の1対の棘のうち、内側が長いこと、2) ♂の後脚第1跗小節が膨潤していること、3) ♂の交尾器の形状により、ニセアシブトケバエ Bibio pseudoclavipesだということになっています。最初の1)と2)は確かめられますが、3)はよく分かりません。でも、たぶん、これでしょう。論文には発生時期が3-5月になっていて、時期もあっています。



これはクロツヤニセケバエ



最後はこの間もいたアザミウマです。クダアザミウマ科オオアザミウマ亜科のツノオオアザミウマに似ていますが、大きさがかなり小さいのでよく分かりません。

廊下のむし探検 甲虫

2020-03-19 20:57:52 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第167弾


3月13日の夕方にマンションの廊下を歩いてみました。何となく小さな甲虫が多かったという印象です。





最初の2匹はともにケシキスイ科だと思うのですが、それから先はよく分かりません。





これはアカホソアリモドキで、昨日からよく見かけます。





それからヒメアカホシテントウ



これはヨツメハネカクシの仲間。





この2匹はカサハラハムシの仲間。



それにナナホシテントウ



最後はナミテントウでした。

雑談)マンションの管理組合の仕事が3月末までなので、今は引き継ぎの書類を書いているところです。1年間、長かったですね。でも、給水設備やら排水設備やら消防設備など普段は知ることのない設備の詳細を知ることができました。どれも私にとっては新しいことばかりだったので、勉強するのもなかなか面白かったです。でも、お陰で肝心の「身近に棲んでいる生き物の名前を全部知りたい」という私の本来の目的からはだいぶ遠ざかってしまいました。4月から復帰したいと思うのですが、果たして感が戻るかどうか心配です。接写写真もだいぶ下手になった気がするし・・・。もう一度、一から出直さないといけないかもしれません。今年はトビケラ・カワゲラとか、コバチ・ハバチとか、キノコバエ・ヌカカとか、キジラミとかいろいろ調べたい虫がいるのですが、何とかなるかなぁ。