パンデミックの予防、備え及び対応(PPR)に関するWHOの新たな法的文書(いわゆるパンデミック条約) 手続きも中身も大問題。
参政党のHPより↓
「パンデミック条約」草案/「国際保健規則(IHR)」修正案 仮訳 *追記あり
https://www.sanseito.jp/news/9233/
<所感(令和5年10月時点)>
本修正案については、以下の点のような懸念点があります。
1 勧告に対する強制力の変化
• 恒久的、一次的な勧告から「拘束力のない助言」の”拘束力のない”という部分が削除(第1条)
2目的や適用範囲の拡大
「公衆衛生」→「公衆衛生に影響を及ぼす可能性のあるすべてのリスク」
「防御、管理」→「防御、準備、管理」(第2条)
3原則の変更
原則から「個人の尊厳、人権、基本的自由を十分尊重して」が削除(第3条)
4発展途上国への支援増
発展途上の締約国に対する、資金、健康医療技術、専門技能の支援を義務化(第5条)
5緊急事態判断権限の変化
緊急事態の判断は、締約国の合意なくして、事務局長判断で発出可能(第12条)
6個人の健康上のデジタル化推進
ワクチン接種履歴等、健康に関する書類のデジタル化を推進(第18条他)