地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成24年3月11日   曇り     貴の一文  あの日から一年。

2012-03-11 18:57:36 | 貴の一文


貴の一文   あの日から一年



はりきり企画部より~


今日 「磐城壽」  鈴木 大介君がマチダヤを訪ねてくれました。

久しぶりにゆっくり話ができました。

彼の前向きの姿勢、その強さに驚きそして安心しました。  必ずやってくれます。

酒造りを再開する決意の節目はいくつかあったようですが、
その一つに会津若松「鶴ヶ城」で取材も兼ねた蔵元同士の花見の会も「磐城壽」を再び醸したいという思いを強くしたきっかけになったそうです。

ちょうど「貴」たあぼがその時の画像を」送ってくれました。

以下 久々の「貴の一文」です。

※写真は2011年4月20日に会津若松の鶴ヶ城で撮った一枚です。

3月11日です。

東日本大震災からちょうど丸一年です。
あの日の2時46分、ちょうど瓶詰めをしている時でした。
交代で休憩を取るため、休憩室に入ると震災のニュースが流れ、そして、あの津波が押し寄せました。

あの津波の後、石巻にある日高見の平井さんと連絡が取れず、
ただ、私よりも酒屋さんにまず知らせが入るだろうと、酒屋さんのブログを片っ端から見て安否確認をしたのを覚えています。

あれから1年が経ちました。

蔵が壊滅的ダメージを受けた蔵、磐城寿さんのように津波で流されてしまった蔵
いろいろありますが、そのほとんどの蔵が今年も造りをされています。
その精神力たるや並大抵の事では無いと思います。

今年一年で一番考えた事。それは、もし私が蔵を失った時、私は何を心の拠り所に酒造りを復活させるだろうかという事です。

数年前、群馬泉さんの蔵が全焼した時は「山廃酒母用の乳酸菌」が残っており、それを酒母室に振り掛ける事から酒造りを再開されました。

磐城壽さんは、福島県ハイテクプラザに保管されていた山廃酵母により、となりの山形県に蔵は移っても浪江の酒蔵の魂は引き継がれています。

私達造り手は、常に更なる高みを目指して日々精進しなければなりません。

酵母、酒米、造りの技術、そのすべてをより高いものにする、

それはある意味当たり前の事です。


ただそれ以上に酒蔵にとって、そしてものつくり企業にとって大事な事、それは「ブランドアイデンティティ」だとつくづく思いました。

「水」「米」「酵母」「乳酸菌」・・・100年の歴史を背負う大事な宝です。

私達蔵元は同時に大震災が起きた時にはライフラインである水を届け、米を炊き出しに使い、お酒で地域の人達に勇気と希望を届けなければならない。
そういう使命も同時に果たす責任があるのだと思いました。

地域の人達と共にお米を育て、そしてその地下にきれいな湧き水が生まれ、それらを使って米の味のする素直なお酒を造る。

当たり前の事に思える事を心から感謝する、そんな3.11からの一年だったか思います。

私も、そろそろ落ち着かなきゃ~。

to be continue...


近々きっと「たあぼ」より明るいニュースが届くと思います。

震災より1年後の「春」はもうすぐです。


本日は多くの方に東北・北関東のお酒をご購入いただき本当にありがとうございます。

「磐城壽」も純米、本醸造共に完売  入荷待ちとなりました。  ありがとうございます。


2年後も3年後も もっともっと・・・・・ 日本人として同じ気持ちを持ち続けましょう。 



 


平成23年11月2日(水) 晴   貴の一文~始まりました! 

2011-11-02 19:54:40 | 貴の一文

 
貴の一文  今年も酒造りの時期となりました。

11月1日より「貴」永山本家酒造場も蔵入りしました。

また来年の春の再会までしばしお互いダイエットに励む事にしましょう!

今年の最初の飲みはまさしく「春の嵐」でどうなる事かと思いましたが、
最後の飲みは別れのときまで意識もはっきりしており、
爽やかな余韻を残し、しばしのお別れとなりました。

今年最後のお互いの〆 「桂花ラーメン」を食べた後、アルタ前でパチリ   

撮影 「石鎚」 稔くん

では気合い あげぽよ~~~でもどった「たあぼ」の今年の造りへの意気込みをお願いします!!
 

貴の一文  23BY 今期の造りへの所信表明

今年の「貴」の酒造りのテーマ

今年のテーマですが、一言でいえば「次の5年を見据えて」となりましょうか。。。
今年から私の兄も本格的に酒造りに入ります。

先日も石鎚の越智兄弟と一緒に呑みましたが、二人の絆を見た時、
やはり、兄弟という強さを感じました。

兄を杜氏の立場で使うという形になりますが、頑張ります。

それと、私も今年36歳年男になりました。
醸造研究所時代、日高見の平井さんや喜久酔の青島さんを見て酒造りを
志したように、私も後輩たちから追いかけられる立場になりました。

食中酒を造る後輩世代の蔵元達にやっぱりすごいと言わせるだけの
気合の入った食中酒を造りたいと思います。



今年のお米の傾向と対策

今年のお米に関しては、点数で言えば78点~80点といったところでしょうか。
昨年のお米が高温障害を起こして点数で言えば40点くらいだった事を考えれば
相当良いお米だと思います。

ただ、山田錦などの背の高いお米はやや徒長している印象です。
お米の収穫量も例年比100%をやや切るような雰囲気の為、
大粒でプリントしたお米というより、例年並みの品質のお米という評価が一番正しいのかと思います。

よって、お酒の品質的には安定したものだ出せると思います。



今年の「ひやおろし」について

冷蔵庫から出してすぐでは味の透明感が強すぎ、(?)な印象を受けるかも
しれませんが、今年のひやおろしは「燗」で味が伸びます。

過去の書き込みでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
「一杯目はひや(常温)で、二杯目以降はぬる燗(上燗でもよい)で」今の時期は秋の食が本当に豊かになってきています。

この時期に、ひやおろしで一杯やりたいと思ったらその多くが完売。

言い換えれば、「燗で伸びるひやおろし」を造ってないとも言えます。

11月こそひやおろしを楽しんでいただきたいものです。

そして、明らかな「はやおろし」にはイエローいやレッドカードを!!



冬のおすすめ「貴」アイテムとその飲み方

春・・・山菜(たらのめ)などと新酒を合わせてみる
夏・・・夏野菜(ナスやトマト)と楽しめるお酒
秋・・・きのこや秋刀魚など旨みはあるが、こってりではない料理とひやおろし
冬・・・寒ブリに大根、鍋料理と山廃などのアミノ酸のしっかりしたお酒を熱燗で。

11月中旬を目処に山廃純米を提案させていただきます。
近年は蔵入りして早い時期に新酒を出荷する蔵が多いようですが、
食という観点から見れば、鍋料理やぶり大根に新酒が合うはずがありません。
食と酒は常に相手を考え提案されるべきだと思います。


第壱弾 新酒情報

例年と同様、特別純米「直汲」がスタートです。
私は、お歳暮で新酒という考え方には大反対ですが、
新酒で新しい年を迎えたいという思いには同じ日本人として共鳴します。
スポット的には出荷するかもしれませんが、年内には数量が出せないので、
本格的な出荷は年明けになります。



東北・北関東の蔵へのメッセージ

磐城壽の鈴木さんや伯楽星の新澤さんのように慣れ親しんだ蔵から
移転を余儀なくされている蔵元さんもいらっしゃいます。

乾坤一の大沼さんや岩手の月の輪さんもかなり大規模な修理をされていると
聞いております。

恐らく私達が考えている以上に多くの困難があろうかともいます。
しかし、日本酒はワインではありません。 酒質は最終的には造り手に宿ります。

全く同じ酒を造る事は難しいでしょう。
しかし、必ずや困難を越えてやってくれると信じてますし、私もエールを送ると共に
負けないように頑張ります。

また、東京でも愛飲者の多い福島県の特に会津地方のお米ですが、
そのほとんどが放射能検査においてND(不検出)だと聞いております。

考えてみれば、会津地方は東京と放射能の値がほとんど同じなわけですから。
「東北のお酒は心配だから西のお酒を呑んでる」なんて私にとってはこれっぽっちも嬉しくない言葉です。

蔵元は何重にもブロックを掛けて商品を放射能からブロックしております。
来年以降のお酒も安心して呑んでいただきたいと思います。



結婚について・・・

ようやく彼女が出来たとか。。。出来ないとか。。。w
ご承知のとおり、酒造りはいざ始まってしまうと正月も通過点というか、
春までお酒だけを見て突っ走る世界です。

でも、私も気がつけば36歳。

やはり、そろそろ結婚も考えなければという年齢でございますなぁ。。。
まだ何も決めてませんが、がんばります。。。

 

という事で今期も大変お世話になりました。
私は春まで上京できませんが、お酒は一足先に皆様の元へおじゃま出来るかと思います。

来年皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

たあぼ。


人は誰もが、遠距離は~ って言うね。。。  頑張ってね たあぼ

                             by しあわせ見つけて18年

 


平成23年8月22日(月)  雨のち曇   貴の一文 

2011-08-22 18:41:11 | 貴の一文

貴の一文~居酒屋さん仰天編

造りが終わると週末はいろんなイベントに声がかかる「貴」 たあぼ 人気者です。
今回も夜飲みは4連ちゃん  オツカレした。

また9月の会も宜しくお願いします!

では久々の「貴の一文」


【居酒屋産業展 応援を終えて感じたこと】

私達は、いわゆる「全国の地酒」と言われる中で仕事をさせていただいておりますが、
実際は、日本酒に関する知識は大手の銘柄しか知らないという方がたくさんいらっしゃり、
美味しい日本酒があるという事も知らないで、
日本酒をほとんど取り扱ってないという飲食店さんも実際たくさんあります。

加えて、雑誌にも出るような名寿司屋さんでも日本酒へのこだわりは全くという
ところも実際あります。

実際のところ、居酒屋産業展でブースを構える事ができるのは
大手酒造メーカーさんや大手焼酎蔵さんが多いのですが、
こういう中で、マチダヤのブースにいらっしゃり、
各地の個性派の蔵元が醸したお酒のお取扱が増えるのは良いことだと思います。

決して各地の地酒が高い飲み物なわけではありません。

真実を知って楽しく各地の地酒を楽しんでほしいです。



今年の「夏の酒」について

夏のお酒もだいぶ世間的にも認知があがってきているように思います。
今年のdancyu9月号(8月発売)にも夏酒特集が組まれ、
「貴」の夏のにごりも掲載していただきました。

生酒ではございますが、味のダレも少なく仕上がり、
味としても安心感のある仕上がりになったと思っております。

ただ、もうひとガス感をあげるともっと軽快な味わいになったなぁと
夏らしい味わいの完成度をもう少し上げたいと思います。

今年度分完売しました



10月1日発売の「ひやおろし」について

お盆を終えると、そろそろ考えなければならないのが秋の商品。

インターネットなどを見ているとすでに「ひやおろし」なる商品の
第一号が発売されているとかいないとか。。。

「ひやおろし」の意味とは、「ひや」ひんやりとした気温の時期に、
「おろし」出荷するという意味です。

まだまだ残暑のきびしいこの時期にどうなんだろうかと思います。

まず、三陸沖に水揚げされた油の乗った秋刀魚!!そして腹のワタ。

お酒の温度も「冷酒」ではなく、あえて冷蔵庫で保管しない「ひや」が良い。

二杯目は40度くらいの「ぬる燗」で。

そうお客様が言いたくなるような「ひやおろし」を今年も提案します。

秋の食がそろわないのにひやおろしが先に出ちゃうなんてもったいない!!

ひやおろし そんなに急いで どこへ行く



今年の酒造りについて~お米の心配~

これに関しては、本当に難しい問題です。

福島第一原発の1号機および3号機の水素爆発で、3月11日~22・23日に
福島第一原発から福島市方面に一直線に放射能が飛び、
そして、その後岩手県から静岡県にまで放射性物質は飛散していきました。

今年は飛散の可能性がある地域のお米はそのほとんどが放射能検査を
受けることになろうかと思います。

私も農業をやっている身として自分が作ったお米が廃棄処分となると本当に辛いだろうと思います。

ただ、ここでしっかりとした事をしなければ消費者からの信用を失ってしまいます。

事故米の時も一時消費者からの信用を失いましたが、
現在では厳しいルールを設け米トレーサビリティーという法を厳しく守っています。

私達蔵元は厳しい対応をこれからもやっていきますので、
福島県のお酒を含め、温かい目でこれからも応援宜しくお願い致します。

福島県はどの県より放射能の情報への公開は熱心です。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001d4y4-att/2r9852000001d501.xls


居酒屋さん仰天  させた次の日は 西荻窪 「晴レ」さんで貴の会



14人のお客様に 貴6酒+シークレット酒2酒  計8酒を楽しんで頂きました。

会では、来られたお客様を通してお知り合いの方達にも
日本酒の良さを伝えて下さいといつもお願いしています。

一声、一声がつながって日本酒の美味しさが伝わっていけば最高です!



「磐城壽」の復興もみんなでずっと応援していきましょう!



平成23年4月23日(土)  晴   貴の一文  22BYのお酒について 

2011-04-29 19:21:28 | 貴の一文


貴の一文~
22BYの酒造りを終えて

本日半年振りの再会です。 
dancyuでは大きく取り上げられ「貴の時代」の到来を感じさせます。

まずは今年の「貴」の酒の出来映えを聞いてみましょう。



『22BY造り全般について』

ようやく、3月24日の甑倒し、4月16日の皆造と終え今期の酒造りを終えることが出来ました。

酒造りの前、8月下旬の高温障害(穂が出る時期に25℃以上が続くと
米の芯の部分が硬くなり溶けなくなる現象)の影響が心配されました。

実際造って見ると、確かに米が例年より硬く割れが多かったのですが、
近年最も影響があった19酒造年度ほどの硬さではなかったのと、
19酒造年度の経験から吸水歩合を3~4%多めに調整して仕込みました。

仕込み時の気温は例年よりも寒く、逆にもろみを温めるような日が結構
ありました。

弊社においては生酒は透明感のある例年にも遜色ないレベルに仕上がったと自負しております。
火入れ酒に関しては、原料処理である程度はカバーできましたが、
やや苦味が残ったお酒も正直あり、もう少し熟成があってもよいのかな
という仕上がりです。


『新酒生の位置付け』

例年書いている事と重複してしまうかもしれませんが、
火入れのお酒は熱処理の時点である程度酸化からお酒を守ることが出来ます。
ただ、生酒はそのあたりの技術の精度を上げる事だと思います。
とにかく瓶詰めのスタッフを総動員し、お酒を搾った日にはきちんと瓶詰めの段取りをつけるよう徹底し、
とにかく酸化しないよう心がけました。

開封時に「ポンッ」という大きな音がするものがありますが、あのガスが鮮度を守ってくれています。


『レギュラー商品について』

近年、やや回転が早くなり熟成期間がゆっくり取れないので申し訳なく思っていますが、
きちんとお米の芯の部分の吸水を見極め、
貴らしい「お風呂に入っているような温かみのあるお酒」だといって頂けるよう、
一本一本を丁寧に造る事に全神経を注ぎました。


『辛口酒について』

今年は米が例年よりやや硬かったことにより、例年より少し「淡麗」な感じです。
ちょっと「濃醇」という雰囲気が弱い今期の辛口ですが、
口に含むとやや青いバナナ系の香りが口に広がり、ほんのり甘く切れていく食中に最高です。


『山廃仕込み酒について』

今年は、改めて難しいな~という感じです。
山廃に関しては毎年が勉強ですね。
今年のお米は米としてはやや硬めですが、案外後から溶けていくお米でした。

そうなってくると、追水というあとから水を加えて濃度を伸ばし
酵母のストレスを取ってやらないければなりません。
タイミングを逸すると酸が強く出すぎます。

この追い水のタイミングを頻繁にチェックしどうにか良い膨らみのお酒になりました。


『夏の酒について』

山田錦の後味の良さと旨味のバランス感に頼りながらも夏にモッタリした味にならない様、
先程の生酒の時に書いたようにお酒にいかにストレスをかけない事を
注意し造りました。
にごり感はそれほどでも無いですが、心地よいプチプチ感を感じてもらえるよう酒質を設計している(つもり)です。

6月をお楽しみに。



『今年のチャレンジ』

毎年向かうお米、気候、いろいろな事を考えながら一年一年がチャレンジの連続ですが、
今年はアルコール度数というものを視野にいれた酒造りも行いました。
まだ瓶詰めもやってないのできちんとした事を言える状況では
ありませんが、
常に新しいお客様を想像し、0杯を1杯にお客様を育てる努力をしたいと思います。


『POWER TO the 東北! 北関東!』について

先日、福島の会津若松に行ってきました。
会津鶴ヶ城で福島の蔵元様と一緒に酒を酌み交わし、
絶対、福島のお酒は頑張るぞ!!というみんなの意気込みを感じて帰りました。

私たちは、東北の蔵元さんにたくさんの事を教えて頂き、
いつも暖かく私達を迎え入れてくれます。
本当になんらかの形で被災された蔵元様にお返ししたいという思いが日に強くなっています。

この度は、改めて東北の被災された蔵元様に「ありがとうございます」
「お帰りなさい」という気持ちでご挨拶したいと思います。

 ※6/21~22と渋谷シダックスホールにて行うチャリティ試飲会です。
 詳細は近々お知らせ致します。

打ち合わせの後は 「石鎚」越智さん  「村祐」村山さんと一緒に 西新宿 「達 菊うら」さんへ

菊うら大将のお気遣いで食べ切れんばかりのおいしい料理
仕込みの疲れも取れ、充分リラックスと思いきや今年もまた・・・・

  

酒質は向上しても酒酔いの睡魔には勝てませんでした。
東の蔵を応援する日はこうはならないようにご用心下さい。 

永山さんもガンバレ!!!!! 

 


平成23年4月11日(月) 晴のち一時雨  信じましょう、日本酒の力を

2011-04-11 19:36:06 | 貴の一文


貴の一文信じましょう、日本酒の力を

う~ん 今日も大きな余震   3月11日よりちょうど1ヶ月
地震慣れしない備えの気持ちを持って、終わりの見えない余震に対処していきます。
皆様もくれぐれもお気を付け下さい。

東の蔵元には限りない恩と尊敬の念を持つ「貴」たあぼよりメッセージが届きました。 

以下 「貴の一文」
 

気がつけば東日本大震災から早一ヶ月が過ぎようとしています。

まずは、この度の東日本大震災に被災された蔵元様に対し、
心よりお見舞い申し上げます。
そして、残念ながらこの震災において直接ではないかもしれませんが、
お知り合いの方々が命を落とされた方もいらっしゃるかと思います。
書面をお借りし、お悔やみ申し上げます。

あの日、弊社では瓶詰めをしていたのですが
ちょうど3時の休憩に入りテレビをつけたら気仙沼だったかと思いますが、
港の映像が出ていました。

最初は「ん?津波は今回も来ないのかな?」っという感じでしたが、
それから、あの大津波の映像が飛び込んできました。

そして、私達が酒の会でよく会う蔵元の方々のお蔵が被災されました。

特に、今日「貴」がこうして日本酒のブランドとしてお客様に認知いただく上で、
私にいろいろ日本酒について教えてくださった師匠でもある
「日高見」さんの蔵が被災されたのは、私にとってあまりにショッキングな出来事でした。

そして、しばらくの間連絡を取る事が出来ませんでした。
また、「日高見」さんには私と共に「貴」を造り上げた蔵人である奥原さんもおり、
このブログで弟さんから「安否不明」という話が出た時には私も真っ青になりました。
(すぐに蔵で復旧作業をやっていると連絡が入りました)

正直な話、私もこのニュースをテレビやインターネットで見すぎた影響か、
心が抜け殻のような感じになって、大切な仕事が手に付かないような状況でした。

被災地の方々が一つのおにぎりを分け合っている時に
日本酒に何が出来るのだろう。。。

そんな事を考えたりもしました。

でも、私のような日々そんなに深く考え込まない人間でも今回の震災
そして原発とテレビを見てるだけで、心が鬱になってしまう今日この頃。

でも、だからこそ一本の日本酒で仲間たちと会って呑み交わすことがどれほど大切なことなのか。
まさに、今こそ「日本酒の力」を見せるときなんじゃないかと思いました。

まずは、東北のお酒をどんどん呑んでください。 日本酒は米から出来る第一次産業です。

でも、お酒を造るという工程は第二次産業です。

そして、そのお酒を呑まれる場所は第三次産業です。

まずは、東北のお酒を応援しましょう。

でも、日本という国もまた一つの生命体のようなもので、
一箇所を集中的に消費すると、反対側(西日本)がまたおかしくなってしまう。。。

結局は、一人ひとりが平時の心理状態に近づいた上で日々の業務を精一杯行い、
出た利益を少しでも震災復興に募金する。。。
こんな形が一番だと思います。

募金というより、私は東北への恩返しだと思います。
自動車一つとっても東北の技術が無ければ世界中がストップしてしまう。
お酒造りも「金賞」の原動力はそのほとんどが東北であり、
私達はその技術を盗んできては自分達のものにしているようなものです。

東北の皆様からいただいた恩を少しでもお返しすること。
これが、私の今年の大きな活動目標にしていきたいと思います。
最後に、先日「磐木壽」の鈴木さんが来られた時の写真をアップします。



必ずや復活してくださることを心よりお祈りいたします。

※左 「磐城壽」 鈴木 大介君  再興へ向けて進んでいます。


6月21日~22日 渋谷シダックスホール 

「power TO THE 東北! 北関東!」 2蔵とも参加してくれます!

 

 


平成22年1月5日(水)  晴   年末だよドラえもん

2011-01-05 19:03:19 | 貴の一文


「貴の一文」  年末~年始  繰り越し編

年末ぎりぎりの投稿でアップする間が無く年越ししてしまった「貴の一文」
昨年末と新年が交じり合っています。

今年の「米がカタイ」と言う流れに「俺はとかしてるぞ!」自信を伺わせる内容です。
今年こそは自分のハートを溶かしてくれる出会いがあることを祈ります。

「貴」 22BYの酒造りの近況報告

さぁ、今年も残すところあと2日となりました。。。 

皆様今年はいかがお過ごしになられましたでしょうか?

私は、結局のところ春を迎えることも無く冬を迎えてしまいました。。。

と言っている内に年が明けました


さて、蔵の方では連日仕込みが続いてます。

酒造前には本当に「お米が硬い」「高温障害だ・・・」と

いろいろ言われた22酒造年度ですが、19酒造年度の経験が効いているのか、
例年に比べてもそれほどお米が溶けないということも無いみたいです。

やっぱり、年々お酒造りも進化するんだなぁ~とつくづく思います。

正月の間はいったん作業は中断しますが、スタッフを休ませる分、
私は、朝はもろみを混ぜたり検温したりして、それからお酒を絞って
酒かすをはがして・・・ってやってたらあっという間にお昼です。

それから、年賀状を見ながら「よしっ!!年賀状をやらなきゃ。。」みたいな。。。

年賀状を代筆してくれる彼女募集中ですw

(最近、Twitterに開春の山口竜馬杜氏が幸せそうな画像をupするので
ちょっとジェラシー感じてます。。。)

明日は紅白歌合戦ですが、大トリがSMAPとは。。。  視聴率NO1

こんなんじゃ、日本酒が流行るはずがありません。。。

やっぱり、紅白歌合戦の大トリは

さぶちゃんの「まつり」に決まってるでしょう!!

ネタというネタはありませんでしたが、今年もお世話になりました。
そして新年も宜しくお願い致します。

新酒は年明け早々には納入させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

「貴」を今年もご贔屓にお願い致します。


平成22年11月17日(水)  雨  22酒造年度の酒造りが始まりました。

2010-11-17 19:32:21 | 貴の一文


貴の一文~22年度の酒造りが始まりました。

酒造好適米の新米も入荷し始め、いよいよ仕込み第一次戦線です。
今年は米の出来が皆???? 心配しておりますがそのあたりどうなのでしょうか?

蔵元を代表して「貴」 たあぼに近況を報告してもらいました!

 

さぁ、今年も酒造りが始まりました。

まず、お米の話から行きますと、
今年は夏とくにお盆明けに30℃以上の日がずっと続いたために、
穂が出る時期や受粉する大切な時期に、高温障害といわれる症状が出てしまったようです。

どうなるかといいますと、今年の傾向としては腹白や乳白と言われる、お米の白っぽい部分が出ています。

そして、心白の部分が中央よりややずれているのが特徴だと言われています。
加えて、高温障害が出ると、お米は水を吸わなくなります。

ようするに、腹白や乳白でお米は精米時に割れるけど、
お米自体は本質的に硬いという理解不能な状態にあるのです。

さぁ~て、こういう場合はどうすればよいのでしょうか。。。

とにかく、こういう時こそお米と会話をするしかないです!!
我が尊敬する師匠、「喜久酔」の青島孝専務は
米が今年と似たような傾向にあった19酒造年度に静岡県新酒鑑評会において首席を取られました。

青島さん曰く、
「お米をじっと見てたらお米の目が水を吸っていく瞬間が見えるのだ」との事。
蔵人から蔵の標準汲水時間をはるかに超える時間に達したときに
「ここだっ!!」って感じたそうです。

昔、キャプテン翼に「ボールはともだち」という話がありますが、
まさに、「おこめはともだち」という思いで対話をしながら
造っていかなければならない年なんだと思います。


蔵の改良点といえば、まず、こちら


酒母室が冷蔵庫になりました。

酒母というのは、温度を上げたり下げたり2週間いろいろコントロールしながら
きちんと収まる場所に着地をさせてやって
もろみにバトンを引き継がなければなりません。

冷蔵庫にしたことで本当に思った酒母管理が出来るようになりました。
見た目的にも衛生的になりましたよ。

お米の品質の事ばかりは今年はどうする事もできませんが、
こういう年だからこそ、お米と向き合って高い品質のものが出来た時に
一つの酒造りの壁を越える事が出来るのかもしれません。

特に今年は辛口のお酒は造りやすいが、口当たりの柔らかい辛口を造るのがかなり難しいはず。

みなさんのご期待に沿える様頑張りたいと思います。


春にお会いできる日を楽しみにしております。




例のやつも「たあぼ」宜しく!  宿題ばかり増えてきたぞ!!!

はりきって仕込んで下さい!!!

 

 


平成22年10月18日(月)  晴   貴 22BYの造りへ向けて

2010-10-18 18:32:33 | 貴の一文


貴の一文

22BY 今期の造りへの所信表明

「貴」 純米ひやおろしも好調! 季節感のある提案が大切!
わいわい亭さんにお伺いしてより早2ヶ月 
今年最後のミーティングとなりました。

また寝てしまうのでしょうか? 

今年は酒母室に冷蔵設備を導入。 いつもより若干早めの蔵入りとなります。
技術論はかなり身につけてきた「たあぼ」、
後は如何に舵取りができるかが今年の課題。 

持ち越し分も含めてはりきりお題が2つ。
今年こそは、このはりきり企画、上手く舵取りしてもらいたいと大いに期待しております。

それともう一つ 仕込み開始と共に、これからの繁忙期 商品管理も大切です。
突然の品切れは無いようにくれぐれもお願い致します。


さて、いよいよ22BYの酒造りがスタートします。
気合いの入ったはりきりコメントお願い致します。

では以下 「貴」たあぼ


レギュラー商品に関して

今年の酒造りはまだ情報が錯綜してます。
基本的には、お盆明けの気温が高かったので
普通にいけば19酒造年度に似た米の溶けない年のはすなんですが、
北陸の五百万石は例年以上に割れが多く、米の浸漬時間も例年より短いとのことです。
ただ、純米酒を旗印にがんばる弊社がゆえに必ず酒米の特性は
ワインと同様お酒に反映いたします。
ただ、その中でそんな事を感じさせないような酒を造りたいと思います。



辛口に関して

例年と同じ事を一旦繰り返しますが、辛口と消費者の人が感じる6割以上は
米からくる渋みや苦味を辛口と感じているか、
フィルターで味を取って辛いと感じさせる場合が多いように思います。
あくまで米味は柔らかく、そして日本酒度はきちんと切れてる。
そんなお酒を追求したいと思います。

見極めのポイントは、45度の上燗です。 
これで、「ん?」と思ったら米が水を吸いきってない証拠です。
このあたりの温度でおおっ!!って言われるお酒を造りたいです。

 

夏の酒について

毎年思います・・・。コントロールです。
生酒ってこの時期になるとどうしてもモッタリ感が出るものが多いです。
そのあたりをきれいにお酒に負荷をかけないようにして、ほんのりガス感の残る、
私のイメージで言う、大人の夏休み・・・大人のカルピスソーダ。

ほんのり甘く、ほんのりすっぱく、ほんのりガスが効いてる。
あの、小さい頃冷蔵に入ってたカルピスと三ツ矢サイダーで自分の配合で作ったカルピスソーダ。

大人の遊び心をいっぱいに提案したいと思います。

 

ひやおろしについて

今回の試飲会でも多くの方から、「ひやおろしは燗にしてもいいんですか?」という質問が聞かれました。

あと、「ひやおろしってどういう意味なんですか?」という質問。
ひやおろしを難しく説明するより、単純に「ひや(ひんやりした頃)おろし(出荷される)」お酒という事なんですよ。

ひやおろしでAKB48のようなお酒はもう勘弁してほしい。
そんなお酒は、春に楽しみたいものです。

春は、新芽の季節で食もほろ苦く、お酒の若さゆえのほろ苦さも許せます。
秋は熟成です。苦味を残したひやおろし・・・AKBは卒業して、
ぜひとも、深津絵里くらいの円熟味を楽しみましょう。


熟成に関していまの「貴」は充分か?

 
「旬味2」において 長珍~悦 凱陣~不老泉と同じ並びブースで学んだこと。

私は、お酒において新酒は新酒として若さはあってもよいのですが、
私もAKBやモー娘。的な扱いの蔵元から、(そもそもそうは思われてもいないですが・・・)
真の演技派にならなければならない頃になってきてますし、
諸先輩方の45℃以上の演技にはまだまだ遠く及びません。

今回も、一番端から燗酒でお客様がぴっちり張り付いて離れない、先輩蔵元の姿を見てました。


手前より「不老泉」上原さん 「悦 凱陣」丸尾さん 「群馬泉」島岡さん 奧に「貴」

秋の燗を提案したい試飲会できっちりと納得の商品を仕上げてこられる。。。
すばらしいです。

この時期から新酒がでる時期までにひやおろしも含めきっちりと燗酒で楽しめる
お酒は私のとっても大切なステージですので、
単に「老ねた酒」という認識を超えた、「燗酒っておいしいんですね!!」と
お客様に納得いただけるようなお酒をきちんと熟成を踏まえてリリースできれば思います。

今年も結婚の報告は無かったッス・・・・  来年こそは

ではくれぐれも事故の無い様はりきって!!! そして「春」にまた

 

 

 



とんぼ 「あれ? お父さん この人寝ちゃったよ???」

 

 

 

 


平成22年8月14日(土)  曇    帰ってきた 貴の一文 

2010-08-14 19:20:26 | 貴の一文


帰ってきた 「貴の一文」

地酒の聖地~横浜(ライブ有り♪)を経て中野へ帰ってきました。 たあぼです。
この日は偶然にも「長陽福娘」 岩崎さんも中野へ

先に岩崎さんに「はりきり唱歌」を歌って頂き、はりきり企画がなんたるかを体感して頂きました。

不義理だけは絶対にしないと・・・・ この後岩崎さんは 大森の地酒の聖地へ

では 「貴」たあぼよりのお知らせありのコーナーです。

 古い。。。。

【今年の夏酒について】

先ほど、マチダヤスタッフの五十嵐さんから、
「貴の夏酒がしめ鯖に合いますよ!!」と感想を頂戴しました。

貴は個人的に青魚と合うと思ってきましたが、
まさか、にごり酒と合うまでは想定してませんでした。びっくり!!

今年は、活性(?)ってくらいガスが無くその点ではご期待に添えませんでした。
すみません。
ただ、洗米機を新しくしたり、仕込み水がより軟らかい水になった事もあり、
夏酒らしくすっと流れる味になったのではないかと思ってます。


【今年の「ひやおろし」 発売と目指す酒質】


とにかく、「ひやおろし」というお酒は、「燗」を連想させる酒質が一番大切なのだと思います。
それも、熱燗よりも45℃前後の上燗がベストだと思います。

そう考えると、あくまで個人的見解として、
苦味(よく言えばキレ)が出やすい「八反錦」「美山錦(使いませんがね)」よりも
やはり、「山田錦」がベストだと思います(例年と同じですが・・・)

口の中で米の旨味がまる~く広がる酒質が私の中でのひやおろしの味わいです。
シャープに切れる酒質よりも丸さがポイントだと思います。

9月にのみきりがあるので、どう成長しているか今から楽しみです。
発売は、もちろん10月1日「日本酒の日」です。

日本酒の日に「ポン酒さいこ~~~!!」って声が日本中の飲食店さんで
聞こえてくる事を切に祈ります。。。



【今年の「やまぐち地酒維新」について】


今年もやります!!山口地酒維新!!
山口県のお酒が一同に介する超アツアツのイベントです。
申し込みはeplusから出来ますのでよろしくお願い致します。

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002045179P0050001P006001P0030001

今年の会場は「リーガロイヤル東京」になりました。
会費は6,000円です。

あと、飲食店様や酒販店様を対象にした利き酒会を今年も開催いたします。

14:00~15:30  参加費:無料

もちろん、五橋、獺祭、東洋美人といった蔵から
貴、長陽福娘、カネナカなどの蔵も勢ぞろいいたします。

飲食関係の皆様はぜひこちらの方にお越し下さいませ。
(飲食関係の方を対象としております。名刺をご持参下さい)。
多くの皆様にお会いできる事を楽しみにしております。



需要開発委員長  「永山 貴博」

では皆様のご参加お待ちしております。



 


平成22年4月21日(水)  晴   造りを終えて

2010-04-21 21:07:51 | 貴の一文


貴の一文21BYの酒造りを終えて

晴々とした気分でしょうか?
今年の造りの手応えは?

本日半年振りの再会です。 
眠くならない酒も開発し、万全の状態で21BY「はりきり飲み会」開始の日です。

まずは今年の「貴」の酒の出来映えを聞いてみましょう。




『21BY造り全般について』

今年は、うちの蔵のお酒にとって大きな変更がありました。
お酒の原料は「米」と「水」ですが、そのうち「水」の変更がありました。
霜降山の水脈が昨年6月の大雨で影響があり、今年自社に新たに
ボーリングを掘る事にしました。
しかし、そんな簡単に水が出るとも限らないので、神主さんに尋ねたところ、
「この場所を掘りなさい!!」・・・・・・・でました
今までの水よりよりミネラル感があって、飲み比べても「うまいっ!!」
お酒がよりなめらかになりました。
あと、洗米機がウッドソンのマイクロバブル洗米機に変わって、
お米を洗いまくりました。
今年は、よりなめらかさが増したと思ってます。



『新酒生の位置付け』

生酒って話をこの時期蔵元さんとも話すことがあります。
もちろん、それぞれの蔵元さんにそれぞれの考えがあるので、
あくまで私論ですが、生酒と火入れ用のお酒って意識して造り分けてます。
生酒は、その年のお酒を見て頂くと同時に、「旨い!!」って頂けるよう
鮮度に徹底的にこだわってるつもりです。
ですので、桜の時期のひとつの目安として「旬」を味わうものとして
楽しんで頂ければと思います。



『レギュラー商品について』

やはり、このクラスをきっちり造れるかどうかが私たち小さい地方蔵の
生命線だと思います。
一升瓶でも安心して買って頂けるような瓶の半分を飲み終えても
まだ美味しくのめる酒質を第一に考えてます。
それを、炭素濾過をせず、滓引きのみでチャレンジします!!



『辛口酒について』

今年も、辛口80%をはりきって仕込みました。
日本酒度は辛口でも米味がしっかり活きて甘みにも感じる旨味と酸味と日本酒度の「キレ」。
同じ事を書いちゃいますが、濾過で綺麗に調整したのではなく
米味の活きた辛口を今年もよろしくおねがいします。



『山廃仕込み酒について』

これは、まだまだ山廃・生もと仕込みの諸先輩方がいらっしゃるので、
私が語ると「まだ10年早い!!」って言われそうですが、
米の旨味と良い意味での「酸の輪郭」を作って、心地よい「乳酸菌」の
ミルキー感を出せるかをテーマに21BYがんばりました。
貴の中でも進化の途中ですが、大御所の山廃とはまた違った世界観を
目指して造ってます。



『夏の酒について』

今年も、うすにごりで「夏に楽しむ生酒」「生ダレしていないフレッシュ生酒」を
提案させて頂きます。
6月頃お披露目させて頂きます。



『今年のチャレンジ』

秘密の商品もどうにか間に合うか・・・(汗)
これから、半年多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

夜は西新宿「菊うら」さんで 「天狗舞 」車多専務、
「おはようございますの帽子屋さん~やっちゃったネ!梶田君」
フォーティーズ倶楽部 「矢羽寿司」中ちゃんも合流し、楽しく厳しく新宿で盛り上がりました!



21BY「はりきり飲み会」も事故無くいきましょう!!