平井社長 テレビ中継
4月1日 朝 テレビ朝日系 「やじうまテレビ!」 午前7時~8時の間で
石巻 日高見「平考酒造」より生中継が入るそうです。
「負けてたまるか!」 平井さんの元気な姿をみんなで見て! 応援しよう!
by はりきり企画部
「伯楽星」・「あたごのまつ」
復活への道
復活へ向けた蔵内の作業の様子が画像で送られてきました。
2008年 岩手・宮城内陸地震の時もかなりの損害を受け、
やっと立ち直りつつあった矢先だったのですが・・・
前回、地震後設置した「地震センサー」
今回、地震5秒前に警報が鳴り、蔵人の避難に役立ったとのこと。
でも日頃から訓練していないと「体」が動かないですよね。
こういう事は慣れては駄目だけど、備えることは大切な事です。
では新澤杜氏より皆様へのメッセージです。
いつも大変お世話になっております。
この度の東日本大震災にて、多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、
本当に深くお詫び申し上げます。
地震直後から、人災の対応ばかりの毎日でしたが、蔵の復旧も先週から始まり、
業者様、ボランティアの皆様、当蔵人員で30人体制で作業進めておりました。
並行し、伯楽星・あたごのまつ・も少しずつ出荷させて頂くことができるようになりました。
商品を出荷する事で、蔵の存在を確認していただければとの思いで頑張っています。
また、お酒も少しとぼることが出来ました。
お恥ずかしながら、感動してしまい、客観的に味を判断できなかったので、
他の酒ときき酒をしながら、味覚を訓練しておりました。
間違いのない味わいを出荷していきいと思います。
相変わらず、蔵では、土台がやられ、内部は壊滅的で危険な状態が続いていますが、
ヘルメット着用のもと、復旧に全力に取り組んでおります。
途中の様子と致しまして、恐縮ながら様子の画像送らせて頂きました。
改めて正しい情報をおくらせていただくつもりでございます。
これから課題が山積みですが、目の前の出来る事をひとつひとつ
コツコツととりくんでまいりたいと思います。
㈱新澤醸造店 新澤巖夫
2011年 4月3日(日)
がんばれ東北! 福島酒の会
並木橋 なかむら にて
毎年恒例で過去10回、10年間行ってきた 「なかむら 花の宴」
今年で11回目 新たな会のスタートと言うことで原点回帰
オーナー「中村 悌二」さんの故郷 「会津若松」より
記念すべき第一回目の蔵元「会津娘」 高橋あっ君を向かえて4/3(日)に行います。
但し今回は震災に遭われた蔵元を日本酒を飲んで応援することが最大の主旨
被災された蔵元様のことを思いつつ、日本酒の明るい未来と市場活性化を目指し
まずできることからはじめよう! との思いで開催致します。
今回の会の中で集まった「義援金」は蔵が全壊してしまった「磐城壽」さんと
2008年の地震と今回立て続けに大きな被害を被った「伯楽星」さんへ
お渡しすることが「中村 悌二」さんの意思で決定しております
廣木さんはどうしても蔵から出られないとのことで泣く泣く出品のみ。
※これから出荷の新酒を含めて数種類のお酒を楽しんで頂きます。
そして会津若松 若手のホープ 「寫樂」宮森さんが参加
はりきりブースでは「磐城壽」と「伯楽星」のお酒を蔵元様に変わりまして
私、印丸が精一杯、お話しさせて頂きます。
何とか開通した東北自動車道より2蔵が駆けつけてくれます!
大変な中 本当に 感謝! 感謝!
参加は一般消費者の方、飲食店様、日本酒好きな方ならどなたでも参加出来ます。
是非 応援も含めてご参加ください。
お申し込みは 「並木橋 なかむら」 TEL 03-6427-9580 まで
なかむらブログ http://ameblo.jp/fg-nakamura/
石巻にて2 「負けてたまるか!」
石巻のことを書いたら、今日 テレビで石巻の上空よりライブ中継がありました。
「石ノ森漫画館」も映り、その隣の洋館が多少壊れている様には見えましたが、
建物として残っていてびっくり!!!
ここもきっと 復興してくれるものと信じています。
「日高見」 平井さんの蔵も探しましたが、残念ながら確認できず。
しかし被害の全貌がわかり よくぞ平井さん無事だったと改めてホッとすると共に
たくさんの方が亡くなったことに新たな悲しみを覚えます。
「日高見」平井さんは地震後より蔵人を迎え入れるため
一人で黙々と片づけをやっていたそうです。
まずは事務所を片付け、破瓶を片付け、動線を確保するために倒れたP函を起こし、
そして改めて蔵をみると最初思ったよりダメージが大きく、
今後かなりの補修、補強が必要とのこと。
そんな中、電気が通り残ったもろみを何とか復活させようと冷水ジャケットを修理し
なんともろみ日数40日で昨日搾ったそうです。
平井さんも蔵人もこれまでの「日高見」じゃないねと言う感想だったそうですが、
「日高見」らしさは追いといて 酒としては「これが いいんですよ! 印丸さん」と弾んだ声
このもろみ復活にはいろんなエピソードがあり、まさに「日高見」にとって奇跡と希望のタンクとなりました。
このお酒の商品化に関しては平井さんのいろんな思いがありますので
是非皆さん楽しみにして待っていて下さい。
4月に予定されていた恒例の「日高見の会」は中止ではなく延期 是非開催したいとのこと。
若くして蔵に戻った時の廃業寸前からの復活
現物を積んで酒屋を頭を下げて一軒一軒まわり 「新関」から「日高見」を造り上げました。
しかし今回は「日高見」を待ってくれている人がいる。 同じ復活でも気持ちが全然違う まったく迷いはない。
平井さんは力強く語ってくれました。
今朝そんな話しをした今日の午後 東京新聞 夕刊
いつも笑顔の平井さんですがこの厳しい表情で全てがわかります。
記事よりの一文 「頑張ろう、では弱い 負けてたまるか。」 今の気持ちだ。
石巻にて
「日高見」 平井さん 「墨廼江」 澤口さん 復興へ向けてがんばっています。
前に言った「石巻」 懐かしさの残る町並みでした。
港近くのレトロな映画館
港近くの洋館
レトロな建物
街角を賑わす「石ノ森章太郎先生」のキャラクター達
そして海近くにある「石ノ森漫画館」
そこのスタッフ・ブログで地震後の様子が少し見られます。
http://mangakan.weblogs.jp/manga/2011/03/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95%E3%81%AF%E7%9A%86%E7%84%A1%E4%BA%8B%E3%81%A7%E3%81%99.html
画像で確認するとその被害に声もでないですね。
かみさんの実家が宮城ですので何度も訪れた「石巻」
1日でも早い復興を願います。
平井さん 澤口さん がんばって!!
がんばれ! 巖夫! 伯楽星
少しずつ、少しずつですが、ななめに倒れた柱も 心も 真っ直ぐに直しています。
応援したいので「伯楽星 あります?」 お客様よりの問い合わせも日に日に多くなってきました。
何とか割れたお酒より出荷可能なものを整理し
4月上旬には少しでも皆様の元へお届けできるようがんばっています!
画像整理してたら5年前の蔵で撮った「杉原君」との写真が出てきました。 ちょっとふっくらしはじめの頃?
建物? 地震の後ではないので悪しからず。
彼はここから始めたのです。
後ろの母屋は、過去の地震でも今回の地震でも建っています。
まだまだ良い酒を造れと言う「天命」です。
蔵の周辺はガス、電気の供給が安定していないようですが、残ったもろみの再生にかけています。
雪の夜、事故で怪我した犬を病院に連れて行き、そのまま飼い犬となったワンちゃんも元気だそうでほっとしてます。
「しんどい」って言えば 「しんどい」って言う。
「辛いね」 って言えば 「辛いね」って言う。
「もう やめた」って言えば 「やめた」って言う。
疲れているのでしょうか?
でも応援してくれる人たちがいれば
「がんばろー」って言えば 「がんばろー」って言う。
がんばれ! 巖夫! 伯楽星
ともだち作戦
今回の地震被害に対しての「つぶやき」を集めたものです。
日本人でよかった。 勇気が出ます。
アクセスして見て下さい。
http://prayforjapan.jp/message/
みんなが憂い、心配し、応援しています。
今、団結すべきは国民を救う「政治家」の皆さんじゃないの?
「宝山」 西酒造様 「白隠正宗」 高嶋君 より提供いただいた「飲料水」は
支援物資として都庁へ届けてきました。
ありがとうございます。
imagine ~ そしていつか世界は一つになる by ジョン・レノン
昨日 「磐城壽」 大ちゃんと話した。
福島から離れ山形・米沢に家族で避難していた。
さぞ落ち込んでいるのではと話したら、仮住まいの宿の雪かきをしながら、
もう次の酒造りの場所を探している話しをし出した。
とんだ「酒バカ」だ! 前しか見てない凄い男だ!
マチダヤにある「磐城壽」取っておくからな!
これを越える酒 きっと飲ませろよ!!
東宝のゴジラ映画シリーズ「怪獣総進撃」より
侵略してくる「宇宙人」へ立ち向かう「地球防衛軍」 その時かかるこの曲
やってやる! と力みなぎるマーチ曲です。
40歳以上の方ならきっとご存知でしょう!
被災から立ち上がろうとしている人達
原発を守ろうと懸命にがんばっている人達
そして応援している人達
勇気と希望を持ってがんばりましょう!!!!!!!!!!
前に進む力が湧いてくるのです!
地震被害について 3月18日
「羽陽一献」 山形 高橋 すまし君
お世話様です。
羽陽一献の高橋です。
この度の震災で被害にあわれました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
本日、山形県酒造組合より、県内の酒蔵の被害状況のまとめがFAXされてきました
ので、情報が伝わっているかもしれませんが、お知らせいたします。
※(マチダヤさんとお取引のあると思われるところを抜粋しました)
・出羽桜酒造:人身被害なし、酒数本の破損、もろみ漏れ
・「十四代」 高木酒造:人身被害なし、物損被害あり
・「初孫」 東北銘醸:人身被害なし、物損被害なし
・「上喜元」 酒田酒造:人身被害なし、酒数本の破損
・「東北泉」 高橋酒造造:人身被害なし、物損被害なし
・「くどき上手」亀の井酒造:人身被害なし、物損被害なし
今のところ以上です。
当社は、人身被害はありませんでしたが、
過中の酒が100リットルほどタンクからこぼれました。
地震の揺れでタンクからこぼれていく酒を揺れに耐えながら見ているしかありませんでした。
蔵の内側に目だった損傷はありませんでしたが、
外側は雪が解けて確認するまではわかりません。
「羽陽一献」 今年なかなか良い「辛口純米吟醸・生」ができました。
最後まで頑張って下さい!
「門脇酒店」 門脇さん フォーティーズ倶楽部 塩釜支部長
今日、話しができました。 本人は仙台配達中、
おばあちゃんは留守番中で高台にある「塩竈神社」まで避難して無事だったそうです。
しかしお店は1階部分完全に水没、今復興に向けて頑張っています。
「浦霞」さんの情報はありましたが、同じ塩釜の「阿部勘酒造」さんは
やや海から離れていることもあって無事との情報を頂きました。
塩釜でこだわりの地酒を発信する男です。
日本人離れしたファッションセンスも元アパレル仲間として好きです。
ガンバレ! カドちゃん!!
「日本名門酒会からの情報」
広範囲にわたる未曾有の大震災となった東北太平洋沿岸地震から、
日が経ち、新たな問題も発生する一方で、電気や電話などが徐々に回復し、
復興にむけた動きも始まったようです。
相変わらず、交通不備の影響と、折からの石油不足で、
東北地方の蔵元様の本格稼動にはまだ時間がかかりそうですが、
そうしたなかにも小さな灯火のような明るさも見え始めました。
本報では、動き始めた蔵元様方の状況と、
前報までにお伝えできなかった蔵元様の状況をお知らせいたします。
●蔵元情報
・ 宮城県-『一ノ蔵』<大崎市>
15日仙台市泉区の一ノ蔵酒販(一ノ蔵の販売会社=宮城支部の支部長会社)に電気が回復。
本社蔵では未だ電力が回復していないが、破損した製品や散乱したものの片付けも終わり、
いよいよ復旧作業が始まっている。
また、トラックに積んだ2000ℓ容量のタンクに水を満たして、
蔵元周辺へ臨時の給水車として自主派遣したが、水源の枯渇の危険性もあり、休止した。
本社蔵の電気が回復すれば、この活動も本格化させるとのこと。
・ 宮城県-『浦霞』<塩釜市>
本社蔵では水道が復旧していないが、壁が落ちた土蔵庫周辺の片付けが始まっている。
矢本蔵ではまだ電力が回復しておらず、被害の全容把握に時間が掛かる模様。
・ 宮城県-『鳳陽』<富谷町>
蔵内は物の破損は多少あるが、建屋も一部壁が落ちるくらいですんだ。
但し、場所によっては、足の踏み場も無いところもあり全貌把握には少し時間を要する模様。
現状では高速道が不通で、食料・生活用品を含む輸送ができない。
仙台の旧市内(海岸地区を除く)については、ほぼ電気が復旧したが、
水道が部分的、ガスはLNGの工場が津波の被害で、1ヶ月では難しい模様。
・ 宮城県-『真鶴』<加美町>
電気も復旧して、やっと電話が通じる。人的被害なし。酒の流出は400ℓ程度。
ただし、古い土蔵造りの社屋は、傷みが激しい。本格的な復旧作業は週明けからの見込み。
・ 秋田県-『新政』<秋田市>
停電は震災後の2日程度。その間、仕込みができ、
モロミ管理は酒母用の冷温器に氷を入れて、冷やすなどしたが、その後は通常通りの作業を再開した。
しかし、秋田でも輪番停電が始まり、ボイラーを動かす重油が逼迫しているため、
今週で仕込み作業を一旦休止。状況を見ながら再開する予定。
東京の飲食店も大変厳しい状況です イコール 味ノマチダヤ配送も激減という状況です。
『お知らせ』
東京市場も大変厳しい状況です。 少しでもアクションを起こしてがんばりましょう!
4月3日(日) 「並木橋 なかむら」さんでお酒の会 やります!!
「飛露喜」、「会津娘」、「寫樂」の3蔵です!!!
皆 集合予定です!
詳しくは 「並木橋 なかむら」さんまで 03-6427-9580
地震被害について 3月17日
昨日あたりから徐々に電気、通信も回復してきた様で
「乾坤一」大沼さん、 「栗駒山」千田さんと連絡が取れました。
「乾坤一」 大沼さん
奥さん、蔵人共々皆元気でした。
噂で「全壊」なんて情報がありましたけど、
数年前に鉄骨補強されていたのできっと大丈夫だと思っておりました。
補強が済んでいない部分が斜めに倒れているのでこれから修理だそうです。
「立ち入り禁止」の赤紙がいっぱいはられているとも言っていました。
母屋は無事でカップのラベルにもなっている江戸時代より続く「諸泊」の看板も無事。
搾り機は足が一ヶ所折れているが、修理すれば大丈夫ではとのことでしたが、
14本あったもろみが全部駄目で、これでは搾りようがありません。
今期仕込み計画で出荷できるのは3~4割りくらいのなるのではという厳しい状況です。
楽しみにしていた「ささしぐれ」のお酒も飲めなくなりました。 悔しいです。
「ほんと笑うしかないです・・・」という大沼さんの言葉が切なかったです。
しかしベテランの大沼さん きっともの凄いスピードで復活してくれるものと信じております。
「栗駒山」 千田さん
まったく連絡が取れませんでしたが、今日より電気、通信が戻ってきました。
電話の声はまったく元気、怪我も無く大丈夫との事でした。
震度7という激震の中、被害は50~60本位割れた程度とのことでした。
真っ暗な倉庫を毎日片づけていたそうです。
最後のもろみを搾りかけで地震がきて、今日その分を搾り終えたそうです。
ギリギリ間に合った感じですね。
ただやはり これからの火入れが重油が来るまではできないということで、
これまで搾った次の日には火入れをしていた「千田」さん
生熟成で今年はより味ある「栗駒山」になるのではないでしょうか。
釜場にある蒸し用の「和釜」の手前の小さな釜 ※画像手前
これに蒔きでお湯をを沸かしてお風呂として毎日入っており、残りの湯で掃除をして日々の仕事としていたとの事
段取りの「千田さん」らしいエピソードです。
2008年の「岩手・宮城内陸地震」の教訓で対策をしっかり取っていたのも最小限の被害で済んだ要因です。
多くの蔵元よりリスペクトされる「栗駒山」 千田さんのお酒
「栗駒山 」ちょうど新酒が入ってます! 飲める喜び! 飲める楽しみ!
またこうやってみんなで飲みに行けます様に!!!
がんばれ 宮城!