晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

方言

2008-10-08 18:52:26 | Weblog
 我が家の食卓には、この季節よく大根菜飯が登場する。これが食べたくて《葉大根》を育てた。土地の言葉で言えば《はでぇこん》
 岡山弁の代表的な例えに《でぇこをてーてーてーん》と言う《大根を炊いておいて下さい》の意がある。
 こんな訳の分からない方言で投稿するローカル紙ならではの新聞記事に感動した。高齢男性が初恋の女性の死を知り《恋いうもんは苦しいもんじゃ》と岡山弁で何とも切ない心情を投稿されたもの。
《空に向いて手を合わせ「好きだったんです。」と、小さい声で言うと涙が頬を伝った。》という一節をバリバリの岡山弁で《空へみいて手を合わせ「好いとったんでえ」と、こうめえ声で言うたら涙がほおを伝うた。年がなんぼうになっても恋いうもんは苦しいもんじゃのう》(本文 )これには参りました。
 新聞のこの欄が好きな私はいつも声に出して読んでみる。う~んと気持ちが伝わる不思議な岡山弁。

  < 飾り無く 胸もときめく 国訛り >

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