晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

心をかける

2013-11-12 21:43:43 | Weblog
 今年の皇帝ダリア、人の背丈ほどしかなく存在感がないね。その上、今朝の初霜の寒さに開花まで頑張れるのかな。
 ブロック塀越しに家庭菜園のこのダリアを見ながら思ったんだ。
 今はもう会うことも話すこともできなくなった人が、今もなお教えてくれることがあるんだと。

 狭い家庭菜園なのに少しの野菜を育てても畑仕事には腰痛がつきものなんです。
 本気でやってると、これじゃ今に腰の曲がったおばあちゃんになってしまうのかもしれない…とたびたびこんな不安に駆られます。
そんなとき思い出すのは母(姑)の事。
 「腰が曲がってしまっては大変!」と小さな母はブロック塀にしがみ付いては背筋を伸ばしストレッチらしきものを心がけておりました。おかげで、自分で歩行できたうちは背筋もしゃん!でしたね。日常の心がけが肝心だと教えられますね。

 心がけのいい人は、何にも心配りができるようです。
母は、姿勢だけではなく「ボケたら大変」「家族のお世話にならないように…」と口にしながら体を動かす事、頭を働かせることを怠らなかった人でしたね。

 今思うに、これって自分のためだけではなく嫁の私への心くばりだったんです。
この心くばりが自分を健康に保ち、家族とのバランスを保っていたんだと気付かされましたね。
心がけ、心くばりはだいじだねとどこかで教えてくれます。それにつけても畑仕事に腰痛はつきもの。

  < あの時の あの人に今 教えられ >

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