2010の暮れに行ったイタリアの旅行記です。
今回はサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂@ローマです。
これからしばらくは、一回聞いただけでは覚えられそうにない、
長~い名前の聖堂を幾つかアップしようと思いますが、
これがまたどれもこれも強者ぞろいです。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
以前の記事でアップしたパンテオンのすぐ近く、
というよりは隣接した場所にある、
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂。
ソプラとは「上の」と言う意味で、もともとその場所にあった、
ミネルヴァの神殿の上に建てた聖堂という意味だそうですが、
実は勘違いで、当時周辺に建っていた3つの神殿のうちの、
実際にはイシスの神殿の上に建てられていたそうです。(wiki)
ここにもまたオベリスクがありました。
このオベリスクは、エジプトオリジナルのオベリスクで、
この付近に倒壊していたものを、17世紀に復活させたものだそうです。
そしてオベリスクの台になっている、ちょっと変わった象の彫刻が、
またまたベルニーニ作です。
この人はナヴォーナ広場でもオベリスクを彫刻の上に載せていました。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
全く普通の建物としか思えない地味な外観とは裏腹に、
内部は、ゴシック様式のkなり大きく壮麗な聖堂です。
中央に写る柱の麓に建つ十字架を持った彫像は、
ミケランジェロ作『あがないの主イエス・キリスト』
この聖堂もまた、ルネサンスの巨人達の作品が目白押しですが、
その辺はウェブ上にも沢山アップされているので、
あまり見かけないアイテムを幾つかアップしようと思います。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
中央祭壇の、妙にリアルなステンドグラス。
ゴシック建築と言えばステンドグラス。
フランスの幾つものノートルダム大聖堂のそれに比べると、
イタリアのものは極めて牧歌的で小規模のものばかりですが、
かと言って趣がないわけではなく、
これはこれで大げさなフランスとは違う味わいがあると思います。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
聖母マリアを中心に、百合の花と聖人で出来たステンドグラス。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
ステンドグラスをもう一枚。
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂は、
ガリレオ裁判で、ガリレオが地動説を放棄させられた場所として、
その名を知られる聖堂でもあります。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
堂内にはいくつもの礼拝堂があります。
礼拝堂とは聖堂の中央祭壇以外の場所に作られた空間。
この空間はフィレンツェのサン・マルコ修道院の記事で触れた、
聖ドメニコの礼拝堂です。
8世紀初頭からあた聖堂をゴシック様式に改築したのが、
このドメニコ会の運営になってからの事で、
同じくサン・マルコ修道院の記事で触れた、
フラ・アンジェリコの墓も堂内にあります。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
パイプオルガンを配した礼拝堂。
ちなみに、wikiをはじめウェブ上ではこの聖堂に関して、
「サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会」というように、
「教会」と付けているのを良く見かけますが、
これまでの記事でアップして来た聖堂も含めて、
全てイタリア語で「バシリカ~(聖堂の名称)」なので、
この聖堂も聖堂でいいんじゃないかと思いますが、
あえて教会と付けているのには何か理由があるんでしょうか。
それにしても、ローマの街を歩くと、
何らかの知っている事にまつわる物件が多い事に驚かされます。
今回はサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂@ローマです。
これからしばらくは、一回聞いただけでは覚えられそうにない、
長~い名前の聖堂を幾つかアップしようと思いますが、
これがまたどれもこれも強者ぞろいです。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
以前の記事でアップしたパンテオンのすぐ近く、
というよりは隣接した場所にある、
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂。
ソプラとは「上の」と言う意味で、もともとその場所にあった、
ミネルヴァの神殿の上に建てた聖堂という意味だそうですが、
実は勘違いで、当時周辺に建っていた3つの神殿のうちの、
実際にはイシスの神殿の上に建てられていたそうです。(wiki)
ここにもまたオベリスクがありました。
このオベリスクは、エジプトオリジナルのオベリスクで、
この付近に倒壊していたものを、17世紀に復活させたものだそうです。
そしてオベリスクの台になっている、ちょっと変わった象の彫刻が、
またまたベルニーニ作です。
この人はナヴォーナ広場でもオベリスクを彫刻の上に載せていました。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
全く普通の建物としか思えない地味な外観とは裏腹に、
内部は、ゴシック様式のkなり大きく壮麗な聖堂です。
中央に写る柱の麓に建つ十字架を持った彫像は、
ミケランジェロ作『あがないの主イエス・キリスト』
この聖堂もまた、ルネサンスの巨人達の作品が目白押しですが、
その辺はウェブ上にも沢山アップされているので、
あまり見かけないアイテムを幾つかアップしようと思います。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
中央祭壇の、妙にリアルなステンドグラス。
ゴシック建築と言えばステンドグラス。
フランスの幾つものノートルダム大聖堂のそれに比べると、
イタリアのものは極めて牧歌的で小規模のものばかりですが、
かと言って趣がないわけではなく、
これはこれで大げさなフランスとは違う味わいがあると思います。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
聖母マリアを中心に、百合の花と聖人で出来たステンドグラス。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
ステンドグラスをもう一枚。
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂は、
ガリレオ裁判で、ガリレオが地動説を放棄させられた場所として、
その名を知られる聖堂でもあります。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
堂内にはいくつもの礼拝堂があります。
礼拝堂とは聖堂の中央祭壇以外の場所に作られた空間。
この空間はフィレンツェのサン・マルコ修道院の記事で触れた、
聖ドメニコの礼拝堂です。
8世紀初頭からあた聖堂をゴシック様式に改築したのが、
このドメニコ会の運営になってからの事で、
同じくサン・マルコ修道院の記事で触れた、
フラ・アンジェリコの墓も堂内にあります。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂(画像はクリックで拡大します)
パイプオルガンを配した礼拝堂。
ちなみに、wikiをはじめウェブ上ではこの聖堂に関して、
「サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会」というように、
「教会」と付けているのを良く見かけますが、
これまでの記事でアップして来た聖堂も含めて、
全てイタリア語で「バシリカ~(聖堂の名称)」なので、
この聖堂も聖堂でいいんじゃないかと思いますが、
あえて教会と付けているのには何か理由があるんでしょうか。
それにしても、ローマの街を歩くと、
何らかの知っている事にまつわる物件が多い事に驚かされます。
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