今週アップして来た、そのロケーションがワンダーな廃墟。
これまでアップして来た物件は、
すべて東京大学駒場校舎の敷地内にあるものです。
最初にアップした物件の全貌。
建物だけ見ると、昭和初期に建設され、
その後30年位放置された変電所や雑務工場跡のように見えますが、
すぐうしろには真新しい棟がそびえ立っていて、
そのギャップが強調されます。
左側の壁面が他に比べて白く、
両端のコンクリが強制的に崩したような感じになっている所をみると、
この建物は、かつてはもっと長かったんではないでしょうか。
白い壁の部分には「東京大学海洋調査探検部」の看板が。
かつては海洋調査のサークルの部室だっのかと思いますが、
これは現在使われていないようです。
ただ建物の反対側は美術系サークルの部室になっていて、
こちらは現在でも使われているようで、
割れた窓ガラス越しに、イゼールの前で絵を描く学生さんを見かけました。
水曜日にアップした、黒沢清を彷彿とさせる廊下も、
晴れた日に見れば、それほど怖くはありませんが。
◆
東京大学駒場校舎といえば、
かつてあった、現役ながら殆ど廃墟だった駒場寮でも有名です。
東大生は、もともと廃墟とともに生活するのがお好きなのでしょうか。
あるいは、綺麗な校舎とか、そういったことに無頓着なのでしょうか。
中学校時代の友人に、東大へ行った人がいますが、
その人のノートは読めませんでした。
そんなんでよく読めるね?と聞くと、
字を書く速度が勿体ない、と言ってたのを思い出します。
いろいろ思いついて、それに文字を書くスピードが追いかない
と言うんです。
掃除をするとか、建物を綺麗にするとか、
そういった事をしている暇が、東大生にはないのかもしれません。
ただこういった生活が、
破格の賃料での都内一等地の高級マンション生活への代償だとすれば、
果たしていいことなのやら。
ちなみに敷地内は一応無断立入禁止と看板が出ていますが、
平日の午後にもなれば、近所の子連れの人たちが集まり、
子供達を遊ばせながらの集会場にもなっています。
やはり国立大学なので、
私立とはセキュリティーの考え方が全く違ようです。
◆ 東大駒場の廃墟群 ◆
> TOP
これまでアップして来た物件は、
すべて東京大学駒場校舎の敷地内にあるものです。
最初にアップした物件の全貌。
建物だけ見ると、昭和初期に建設され、
その後30年位放置された変電所や雑務工場跡のように見えますが、
すぐうしろには真新しい棟がそびえ立っていて、
そのギャップが強調されます。
左側の壁面が他に比べて白く、
両端のコンクリが強制的に崩したような感じになっている所をみると、
この建物は、かつてはもっと長かったんではないでしょうか。
白い壁の部分には「東京大学海洋調査探検部」の看板が。
かつては海洋調査のサークルの部室だっのかと思いますが、
これは現在使われていないようです。
ただ建物の反対側は美術系サークルの部室になっていて、
こちらは現在でも使われているようで、
割れた窓ガラス越しに、イゼールの前で絵を描く学生さんを見かけました。
水曜日にアップした、黒沢清を彷彿とさせる廊下も、
晴れた日に見れば、それほど怖くはありませんが。
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東京大学駒場校舎といえば、
かつてあった、現役ながら殆ど廃墟だった駒場寮でも有名です。
東大生は、もともと廃墟とともに生活するのがお好きなのでしょうか。
あるいは、綺麗な校舎とか、そういったことに無頓着なのでしょうか。
中学校時代の友人に、東大へ行った人がいますが、
その人のノートは読めませんでした。
そんなんでよく読めるね?と聞くと、
字を書く速度が勿体ない、と言ってたのを思い出します。
いろいろ思いついて、それに文字を書くスピードが追いかない
と言うんです。
掃除をするとか、建物を綺麗にするとか、
そういった事をしている暇が、東大生にはないのかもしれません。
ただこういった生活が、
破格の賃料での都内一等地の高級マンション生活への代償だとすれば、
果たしていいことなのやら。
ちなみに敷地内は一応無断立入禁止と看板が出ていますが、
平日の午後にもなれば、近所の子連れの人たちが集まり、
子供達を遊ばせながらの集会場にもなっています。
やはり国立大学なので、
私立とはセキュリティーの考え方が全く違ようです。
◆ 東大駒場の廃墟群 ◆
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ここは15年位前に廃墟チックな建物を撮りにしばしば入り込んだのですが、写真が行方不明になってます。たしか6x7とSX70で撮った筈だが・・
今思うに其れが駒場寮だったのかもしれません
当時友人と行くと学食や購買で割引が効いたので天気の良い日にちょくちょく散歩に出かけました
中目黒に住んでいた時でしたので散歩コースだったのですよ
未だこんなのが残っているなら久々に行こうかな
以前に行かれた事があるそうですね。
15年前なら、恐らく駒場寮だったんではないかと思います。
もちろん今回アップした物件も当時からあったと思いますが、
駒場寮の物量に隠れて、それほど気がつかなかったんではないかと思います。
是非一度見学にいってみてください。
東京大学でしたか。
今はきっと室内温水プールがあるんでしょうけど、
昔はあのプールで水泳してたんでしょうね。
駒場寮同様、一高時代からのモノでしょうか。
都心の大学にはいろいろありそうですね。
本郷にもまだ行ったことありませんが…。
相当古いものだとは思います。
本郷も一度探索したことがありますが、駒場よりさらに古いので、
駒場のような親近感がまるでなかった記憶があります。
確か病院も建設当初の建物のままなんじゃないでしょうか。
根津側の道沿いにあるボイラー室も不思議な光景です。
谷中~根津~本郷の街歩きも面白いのではないかと思います。
絵の世界でも、廃墟はちゃんとしたジャンルですし、
写真が発明されたころなんかは、
かなり廃墟が撮影されてたみたいですよ。
だから廃墟に魅力を感じるのは「普通」なんじゃないでしょかね。
特に日本は街も感覚もツルツルすぎます。
もっと汚しがあっていいと思います。
マイナーな廃墟中心ですが、徒然にアップしていきますので、
ご覧になってください。
逆にこの一角だけが往年の雰囲気を伝える場所ではないかと思います。
すがれ果てた←初めてきく言葉ですが、
確かにすがれていると思います。
夏場は植物が生い茂るんですが
もう今は葉が落ちて、そら寒い風景だったんではないかと思います。
それに使い方が純情じゃない汚さですよね。
そのことに関しては記事本文でも触れましたが、
東大生だろうとなんだろうと、汚いことにかわりありませんね。