中国の五行説では 四季色は 青春,朱夏、白秋、玄冬
その春の青と夏の朱が混じるから紫だという
確かに5月は、晩春、初夏の二季の季節
春と夏の境目に咲くフジの別名は「ふたたぎくさ」である
「藤つつじ思えば 夏のはじめかな」(定雅)
そうした趣を少しばかり拝借して
二つの季節の「なごり」と「はしり」を
たっぷりと味わってみるのもこの時期ならではの
醍醐味と言えるかもしれません
このくだりを読みながら 梅雨の頃の藤だけでなく
あじさい、アヤメ、ラベンダー、と紫の花が多いように思う
しとしと降る雨に似合う花々も美しく可憐だ
その四季折々に咲く花々に 自然のおりなす恵みを感じた
花は 人の心を癒してくれる素晴らしい~
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