BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

今年の集大成

2007-12-10 20:09:56 | Weblog
を決める、Metropolitan Championshipsが今週末と迫ってきました。

さて、それをみんなはどのように受け止めているのか?

レースでいい結果を出すイメージを持って練習が出来ているのか?

オフ明けの今日月曜の練習は正直選手みんな、集中力が全く見られませんでした。
人数が多いのを理由にしてもしかたありません。

あまりにもだらしない練習態度に、久しぶりに”活”を入れました。

しかしそれがどう選手達に効いたのか・・・それは今週末の結果が証明してくれるはずです。

練習態度、雰囲気、モチベーションをいかに維持できるのか?

ひとりひとりのウィークポイントをどのように克服するべきなのか?


ただ、言葉で”一生懸命練習する”と言っても、その意味をどれだけ理解しているのか?それをもう一度確認してもらいたいですね。

しかし、今日は私自身も悪かったと思います。
イマイチ自分を盛り上げきれてなかったような気がします。

今こそ”選手・コーチ”が一つにならなければいけない時だと感じました。

楽しい時間と同様に、”チームとして”苦しい時間もたくさんチームメイトと一緒に過ごし、励ましあうような雰囲気作りをもっともっとしていくべきだと感じました。



”我慢強い”子が少ない現状をいかに強い子に仕上げていけるか?それはきっと永遠のテーマかもしれません。。。

”楽しいだけじゃだめ!”だと、本人が気づかなければ。。。


余談ですが・・・
こないだ、ある親が私のところに子供と一緒に来て言いました。

「RYO。うちの子とてもナーバスなの。でもやる気はすごくあるから!でも、日本風には教えないでね~。うちの子はタフじゃないから、よ・ろ・し・く」

日本風とは、どういうことなのか?

”星一徹”のようなイメージでしょうか?

親が、自分の子の前で、”うちの子はタフじゃないから”と過保護になってしまうと・・・その子はそれでいいと思ってしまうんじゃないでしょうか?


親は一言、「頑張ってきなさいよ」と声をかけるだけで十分だと思います。コーチには親よりも、選手の口から伝えるべきです。

家では、親から子供にあれこれ水泳のこと、練習のことを聞くべきではないはずです。ただ子供の方から言ってくる事を親として「そうなの~。よかったわね~」と受身的に聞く側に立ってほしいです。決して親側から、「今日はどうだった?」とましてはテクニックやタイムについては子供に触れないことを望んでおります。子供にとって親は”よりどころ”のはずです。親からのプレッシャーはいりません。そういう子はつぶれてしまいます。

親はサポーターです。子供にとって”癒し”でいて欲しいですね。



話がだいぶ脱線しましたが、明日からもう一度気を引き締めて、今週末に向けて”心”のトレーニングをしていこうと思います!

ついてこいよー!!