難しいことはわかりませんが。

いろんなことを食い散らかしてるかもしれません。

賊将/池波正太郎

2021年07月20日 08時24分40秒 | 
6つの短編で構成されている。

1つ目の応仁の乱は実は面白いのかもしれない。登場人物の名前が似たり寄ったりなうえ話が複雑なので3回は読まないと理解できなさそう。かと言って3回読むほど興味のある話ではない。

5の賊将は薩摩藩の桐野利秋。
6の将軍は乃木希典。
この2つを詳しく知りたければ司馬遼太郎の「翔ぶが如く」「坂の上の雲」「殉死」が良いと思う。逆に乃木についてはこれを読んだ以上、坂の上の雲と殉死も読むべきだと思う。

それ以外の3作品は単純に面白かった。2と3なんかは藤沢周平ぽかったし(池波正太郎に失礼かな)。4が一番他の作家にはない独自の面白さがあったと思う。ってお前は何様だ!って言われそうだが、でも今まで読んだことのないジャンルではあった。
全体的には面白かったけど捨てます。特に心に響いたりはなかったので捨てます。

池波正太郎と司馬遼太郎って同い年なんだ。そして藤沢周平は2人よりも4歳下。
賊将は1964年、翔が如くは1975-1976、坂の上の雲1969-1972
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