2021年からお世話になった司馬遼太郎の本を断捨離している。
139冊ある本を少しずつ読んで、面白くないものは捨てていく。
少し読んで最後まで読み切れそうにないものも捨てていく。
今回読んだのは「世に棲む日日」、これは残します。
12年ぶりの再読でしたが面白かったです。全4巻ですが2巻途中まで吉田松陰、その後は高杉晋作と上手くリレーしていて飽きさせません。ただ、どちらに対しても共感も共鳴もできないという不思議さ。これは僕が12年前に比べ少し大人になったということだと思います。
長州人は理屈が多いとありますが、自分も長州寄りだなと耳が痛く嫌になってきます。
長州内部での話なので幕末全体を理解してから読むと、より楽しめると思います。
是非読んで欲しい作品です。僕もあと2回は読むと思います。司馬遼太郎がこの作品を書いた年齢と今の僕の年齢が近いので登場人物に対する愛情や憎しみが昔に比べわかるようになりました。面白いです。
これまでに処分したのは
胡蝶の夢4、真説宮本武蔵1、大坂侍1、北斗の人1、十一番目の志士2、手掘り日本史1、司馬遼太郎の日本史探訪1、尻啖え孫市1、俄-浪華遊侠伝-1、妖怪1、ある運命について1、司馬遼太郎が考えたこと1、歴史と風土1、風の武士2、風神の門2、坂の上の雲8、風塵抄2、功名が辻4、夏草の賦2、義経2、新史太閤記2、箱根の坂3、司馬遼太郎の世界1、城をとる話1、草原の記1、上方武士道1、日本歴史を点検する1、歴史の交差路にて1、ひとびとのあし音2、空海の風景2、韃靼疾風録2、ペルシャの幻術師1、アメリカ素描1
所有81冊中、残す作品
果心居士の幻術1、梟の城1、最後の伊賀者1、一夜官女1、おれは権現1、軍師二人1、菜の花の沖6、項羽と劉邦3、国盗り物語4、翔ぶが如く10、覇王の家1、豊臣家の人々1、春灯雑記1、戦雲の夢1、播磨灘物語4、関ヶ原3、殉死1、余話として1、歴史を紀行する1、城塞3、馬上少年過ぐ1、酔って候1、世に棲む日日4
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