先日、生活クラブ生協主催の生産者交流会に行ってきました。
友人7人と乗り合わせ、車で約一時間の、八戸まで。
米澤製油の安田大三さんが
市販の菜種油と、米澤製油の菜種油の製法の違いを説明してくれました。
市販の油には、菜種油、コーン油、オリーブオイル、グレープシードオイル、
ごま油、エゴマ油、紅花油、大豆油、米油など、いろいろな種類の油があります。
そのうち、油分の少ない大豆、米油と、
油分の多い菜種油、コーン油、ごま油・・・その他
とは、製法が違います。
菜種油は、 大豆油は、油分が少ないので
①圧搾・・・一番搾り
(原材料に40%油分があるとして、 いきなり②の行程で原油となる
その1/2が絞りかすに油分が残る)
②抽出ヘキサン使用(ノルマンヘキサン)・・・二番絞り
(化学溶剤で絞りかすから抽出する)
③菜種油・・・原油
(一番搾りと、二番絞りを混合)
④リン酸水使用・・・脱ガム
(絞っただけの菜種油には黒いリン脂質が含まれていて、これがあると、油が泡立つ
ので、リン脂質を取り除く)
⑤苛性ソーダ・・・脱酸
(有機酸を取り除くのに、苛性ソーダを入れて石けんにしてしまう・・・中和する)
⑥活性白土使用(硫酸を白土に振りかける)・・・脱色
(硫酸を白土にふりかける事で、多孔質になり、油の色をより吸着してくれる)
⑦電熱加熱式、高圧蒸気式・・・脱臭
(カネミ油事件では、この行程でPCBを使用していたため、PCBが油に混入し、問題になった)
⑧クエン酸、シリコーン添加・・・冷却
(シリコンは、消泡剤、酸化防止剤の意味もある)
⑨チェックフィルター・・・濾過
⑩サラダ油、天ぷら油・・・製品
これだけの添加物を使用して出来た油は、果たして無害と言えるのだろうか?
これって、食べていい物?
米澤製油では、化学溶剤、遺伝子組み換え原料を使わず、作っているとのこと。
焙煎、圧搾、湯洗い、電熱加熱式脱臭、濾過それだけです。
これを聞いたら、スーパーに並んでいる市販のサラダ油なんて、
買えません。
「自分が食べたいと思う物を作る」そういう事にこだわり、
いい物を作り続ける生産者を応援したいと思います。
知ることは大事だと思います。
知ったら、今まで知らずに使っていた物が、
どんな物か分かります。
大切な子供達や家族に、より安全で安心な物を食べさせたいと
思います。
守ってあげられるのは、買い物をする私達なのですから・・・。
確かに価格は、スーパーに並んでいる物より高いかも知れない。
でも、不健康な物を身体に入れ続け、病院のお世話になるより、
価格は高いかも知れないけれど、安全な物を食べ続け、健康を保つ方が、
実は安上がりなんではないだろうか?
市販の安い丸大豆醤油なんていうのも、
原料の9割は、ノルマンヘキサン抽出した絞りかすを使っている、
ということも話していました。
油だけに限らず、調味料だけでも、素性の分かる、いい物を使いたい物です。
ちなみに、米澤製油さんの油は、生活クラブ生協さんで購入できるようです。
菜種油には、オレイン酸60%、リノール酸20%、リノレン酸8~10%含んでおり、
オレイン酸は悪玉コレステロールだけを下げる効果があるそうです。
オレイン酸を多く含むと言う点では、オリーブオイルも優れていますが、
日本の風土、食に合う物として、菜種油が最適なのではないでしょうか。
エゴマ油やフラックスオイルは、リノレン酸を多く含み、
血液をさらさらにする効果があるが、油自体、酸化しやすく、
加熱しないでドレッシングにしたりしてとるのがいいようです。
友人7人と乗り合わせ、車で約一時間の、八戸まで。
米澤製油の安田大三さんが
市販の菜種油と、米澤製油の菜種油の製法の違いを説明してくれました。
市販の油には、菜種油、コーン油、オリーブオイル、グレープシードオイル、
ごま油、エゴマ油、紅花油、大豆油、米油など、いろいろな種類の油があります。
そのうち、油分の少ない大豆、米油と、
油分の多い菜種油、コーン油、ごま油・・・その他
とは、製法が違います。
菜種油は、 大豆油は、油分が少ないので
①圧搾・・・一番搾り
(原材料に40%油分があるとして、 いきなり②の行程で原油となる
その1/2が絞りかすに油分が残る)
②抽出ヘキサン使用(ノルマンヘキサン)・・・二番絞り
(化学溶剤で絞りかすから抽出する)
③菜種油・・・原油
(一番搾りと、二番絞りを混合)
④リン酸水使用・・・脱ガム
(絞っただけの菜種油には黒いリン脂質が含まれていて、これがあると、油が泡立つ
ので、リン脂質を取り除く)
⑤苛性ソーダ・・・脱酸
(有機酸を取り除くのに、苛性ソーダを入れて石けんにしてしまう・・・中和する)
⑥活性白土使用(硫酸を白土に振りかける)・・・脱色
(硫酸を白土にふりかける事で、多孔質になり、油の色をより吸着してくれる)
⑦電熱加熱式、高圧蒸気式・・・脱臭
(カネミ油事件では、この行程でPCBを使用していたため、PCBが油に混入し、問題になった)
⑧クエン酸、シリコーン添加・・・冷却
(シリコンは、消泡剤、酸化防止剤の意味もある)
⑨チェックフィルター・・・濾過
⑩サラダ油、天ぷら油・・・製品
これだけの添加物を使用して出来た油は、果たして無害と言えるのだろうか?
これって、食べていい物?
米澤製油では、化学溶剤、遺伝子組み換え原料を使わず、作っているとのこと。
焙煎、圧搾、湯洗い、電熱加熱式脱臭、濾過それだけです。
これを聞いたら、スーパーに並んでいる市販のサラダ油なんて、
買えません。
「自分が食べたいと思う物を作る」そういう事にこだわり、
いい物を作り続ける生産者を応援したいと思います。
知ることは大事だと思います。
知ったら、今まで知らずに使っていた物が、
どんな物か分かります。
大切な子供達や家族に、より安全で安心な物を食べさせたいと
思います。
守ってあげられるのは、買い物をする私達なのですから・・・。
確かに価格は、スーパーに並んでいる物より高いかも知れない。
でも、不健康な物を身体に入れ続け、病院のお世話になるより、
価格は高いかも知れないけれど、安全な物を食べ続け、健康を保つ方が、
実は安上がりなんではないだろうか?
市販の安い丸大豆醤油なんていうのも、
原料の9割は、ノルマンヘキサン抽出した絞りかすを使っている、
ということも話していました。
油だけに限らず、調味料だけでも、素性の分かる、いい物を使いたい物です。
ちなみに、米澤製油さんの油は、生活クラブ生協さんで購入できるようです。
菜種油には、オレイン酸60%、リノール酸20%、リノレン酸8~10%含んでおり、
オレイン酸は悪玉コレステロールだけを下げる効果があるそうです。
オレイン酸を多く含むと言う点では、オリーブオイルも優れていますが、
日本の風土、食に合う物として、菜種油が最適なのではないでしょうか。
エゴマ油やフラックスオイルは、リノレン酸を多く含み、
血液をさらさらにする効果があるが、油自体、酸化しやすく、
加熱しないでドレッシングにしたりしてとるのがいいようです。
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