東日本大震災で被災した岩手、宮城両県の山田、大船渡、気仙沼、
石巻のJR4線の復旧について、JR東日本と地元自治体、国土交通省
でつくる各線の復興調整会議は、在来線の再建のほか、
次世代型路面電車(LRT) の導入も検討対象とすることを確認したそうです。
LRTは超低床型車両で乗り降りが容易、音が静かで揺れも少なく、
お年寄りや車いす、ベビーカーを押していても乗り降りが楽にできる、
人と環境にやさしい公共交通として評価されています。
ヨーロッパでは自転車も乗せることができたりします。
軌道を改良して市街地への自動車乗り入れを規制し、交通渋滞を防止し、
街から騒音と排気ガスがなくなり、静かで安全な街づくりに成功している
フランスのストラスブールなどの事例もあります。
日本でも富山市に、最初のLRTとして「富山ライトレール 」が開業し、
沿線を中心とした街づくりが進められています。七色のライトレールが
走っていて、通学の子供達は何色に乗るかを楽しみにしているそうです。
LRTが導入され、人にやさしい静かで安全な街づくりが進むことを願います。
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