菅さんが脱原発を明言しました。
福島事故を目の当たりにし、将来の子供達の安全・安心を考えれば当然のことです。
国民の命を守るという意志をはっきりと示したことに、何はともあれ敬意を表したいと思います。
あれこれと批判する声は日に日に大きくなっていますが、菅さん以外にこんなこと言える人はいないと思います。
党内では、あれは菅さんが思いつきで勝手に言ったこと、私達は原発推進ですと、打ち消しに必死だけど、なんでだ?
このままでは電力不足になるから、原発の早期再稼働を! と騒いでいますが、電力の確保と、原発は安全だから稼働させてくれ、という話は別の話だと思います。
必ずしも、電力の確保=原発再稼働である必要はなくて、全ての原発が止まっても、原発以外の国内の潜在的な発電能力で電気は足りるということは、小出さんはじめ色々な人が指摘をしています。
電力会社は、原発を再稼働させないでその分を他の発電で補うと電気料が上がるとかCO2が増えるとか脅しをかけてくるけど、放射能や核のゴミがでるよりは遙かにいいです。
それで原発を動かさなくてすむのであれば、電気料金が上がったって節電だってがまんしたいと思う。
ところで、青森では、11日から始まった原子力施設の安全対策の県民説明会が、14日に終わりました。
県内各地で行われた説明会では、どの会場でも原発、再処理工場に対する不安、脱原発を求める声、安全対策への不安・不満などが相次ぎました。県民の声は明らかに、原発、再処理いらない!です。
14日は、質疑応答だけが行われ知事も出席しました。
あいかわらずの三村知事。知事の見解を問われたら、国のエネルギー政策に一貫性がないとか、首相の発言の真意が分かりかねるとか、政府批判の発言ばかり。わざわざこの県民説明会で貴重な時間をさいて語ることではない。時間のムダ。肝心の知事の思いが全く表に見えてこない。
選挙前、県民の命を守るとかって言ってなかったっけ? だったらそれを貫いて欲しいと思います。
知事自らが作った検証委員会の検討結果もまだでてこないうちに、平日の日中に県民説明会を行うということは、おそらく、原発再稼働、再処理工場試験開始のスケジュールを決めて、そこから逆算して日程が決まっているのかもしれません。
検証委員会の結果もまたずに、安全だから再稼働に問題なしということを広く県民に知ってもらうための説明会を開くなんて、全く県民をバカにしていると思います。
それか、検証委でも「安全で原発再稼働、再処理工場試験再開に問題なし」という結果がはじめから決まっているということでしょうか。
今回のこの県民説明会での参加者の声を真に受け止めたとしたら、再稼働容認なんてとても言えないはずです。
からあくまで推進して行く。稼働前に
彼の資産公開してもらった方が良いかも?
まったく腹立たしい限りです。