大間原発建設地の敷地に囲まれた「あさこはうす」で、
反核ロックフェスティバルが行われました。
炉心予定地から約300mの所に
約1haの土地が故熊谷あさ子さんの土地として未買収のまま残っています。
熊谷あさ子さんは生前ここに娘さんと「あさこはうす」を建て、
「大間の海は宝物」と、
土地を最後まで売りませんでした。
熊谷さんは2006年に亡くなりましたが、
今は娘の小笠原厚子さんがその土地を守っています。
津軽海峡をはさんで向かいにある函館市と大間町の距離は、約20kmです。
作っているのは東京に本社がある電源開発株式会社(J-POWER)で、
国から原子炉設置許可が出たのは2008年4月です。
完成すれば、世界で初めての、炉心の全ての領域にMOX燃料を使う「フルMOX」の原子力発電所となります。
公道からあさこはうすまでの道の両側にフェンスが立っています。
もちろん、あさこはうすの周りにもフェンスが張り巡らされています。
ロックフェスの電源は、全てソーラー発電でまかなっています。
この日はやや曇りでしたが、発電十分。
右手はあさこはうす。
フェンスには反核フラッグ。
大間原発反対集会。
真ん中に座っているのがあさこさんの娘さんの厚子さん。
家をフェンスに囲まれ、圧迫感を受けながら、
人間として扱われていないように思ったと、涙ながらに話していました。
大間原発はまだ30%ちょっとしか工事が進んでいないのに、
先日、民主党の岡田克也幹事長は12日の記者会見で、
電源開発が青森県大間町に建設中の大間原発について
「あと2年くらいで動かすという想定で、かなり出来上がっている。
やめることを考えるべきではない」と述べ、建設継続を求めたと事に、
曇り空から、うっすら彩雲が。
集会が終わる頃には青空に。
二日間で述べ450人が来場したそうです。
去年は60人くらいと言うから、関心の高まりを感じます。
時間がなくて、肝心の歌は、一曲しか聴けませんでしたが・・・。
下はあさこはうす。
くろねこの宅配トラックがぬかるみにはまって動けなくなっていました・・・。
素敵なログハウスです。
ソーラーパネルや太陽温水器、風力発電なんかが目をひきます。
自分の電気は自分で作る、という、強い意志を感じます。
お宅の前の畑のそばには沢があって、
初夏には蛍が舞うんだそうです。
原発がなければ、非常に静かで、自然豊かな所だったのだと思われます。
ただ反核を叫ぶだけではなく、
ロックフェスティバルという形で、楽しみながらその気持ちを伝えて行けるというのも、いいな、
と、思いました。
十和田から片道約3時間半。
大間まで、結構ありましたが、いろんな出会いもあり、楽しかったです。
K也も疲れてぐっすりです。
大マグロック、お疲れ様でした。
うす曇の光に希望を感じました。
お元気でいらっしゃいますか?
あまりのも大きな犠牲をはらっている福島第一原発冷却喪失事故に心痛めておられることと思います。
今年の「命の行進」について、アコちゃんに連絡をとりたいのですが、大間でのマグロック後はそちらに帰られる予定でしょうか?
お会いしたら、電話をしてもらえるよう、伝えていただけませんでしょうか?
日本山妙法寺・成田道場 0476-35-0247
矢向・携帯 090-5758-8848
今年は六ヶ所を歩けませんが、被災地よりお祈り申し上げます。
合掌 三拝
矢向
もしかしたら、29日に苫米地ヤス子さんの田んぼの田植え体験があるので、そちらに来るかもしれません。苫米地さんにも、アコちゃんが来たら連絡してもらうように話しておきますね。