ギリシャからトルコへの難民送還は、開始2日目の5日、抗議する人が港を占拠したり、送り返される予定のおよそ100人が逃げ出したりしているとのことです。と同時に、この日も225人の難民がギリシャに到着したそうです。当然そういうことは予想できていたはずですから、ドイツもトルコもこのまま強引に送還を進めるのでしょうが、さてどうなるか。 そのドイツが主導したギリシャ危機への対応策も破綻しつつあるようです。 . . . 本文を読む
夜7時のNHKニュースで、ギリシャからトルコへの難民送還のことを報じていました。トルコ側の提案にEUが合意した協定が実現するか世界が注視しているなか、抵抗もなくトルコへの送還に応じたというような内容でした。ドイツ公共放送のニュースをそのまま流したような感じでしたが、俄には信じがたいです。必死で工面した大金を払って、命からがら海を渡ってきた人たちが、わずか数日後に唯々諾々と送還に応じる . . . 本文を読む
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)日本人スタッフのドキュメンタリーhttp://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160228 を見ました。シリアから60万人の難民を受け入れているヨルダンには4人も日本人職員がいて、第三国定住などに取り組んでいることを知りました。すごい人たちです。どんなに讃えても言い尽くせないと思いまし . . . 本文を読む
・・・と書いたところでテレビをつけたらトランプの発言が報じられていました。 内容は、ISの掃討作戦では核兵器が最後の手段、どのような可能性も排除しない、テロの容疑者には水責めなどの尋問も必要等々です。これを受けてクリントンは、自分が大統領になったらアメリカは拷問を許さないと述べています。クリントンのコメントはしごく常識的ですが、いやそれゆえに、これはトランプはクリントンを破るかもしれないと、ふと思 . . . 本文を読む
昨日今日とBSの海外ニュースはブリュッセルの同時テロ一色という感じです。フランスの同時多発テロから5ヶ月ですが、テロはソフトターゲットを狙い、無差別に一般市民を標的にするものになってきました。ベルギー政府の治安能力で、ブリュッセルにEUの本部を置いたままで大丈夫なのでしょうか。頻繁に行われる首脳会議の安全性は万全といえるのでしょうか。 キューバからアルゼンチンに移動したオバマ大統領が、イスラム国 . . . 本文を読む
NHKのドキュメンタリー「ザ・リアル・ボイス“ダイナー”からアメリカの本音が聞こえる」を見ました。 全米各地の「ダイナー(大衆食堂)」に集う人々へのインタビューを通じて、アメリカの人々の政治意識を捉えようとするものでした。これを見て、トランプとサンダースが高い支持を集めている理由がわかるような気がしました。二人は左右、別々の立場ですが、ともに、現実に対する強い不満や社会 . . . 本文を読む
ドイツ三州で明日地方議会選挙が行われますが、メルケル首相の難民政策に対する信任投票になるといわれています。注目を浴びているのが、第三党に躍進すると予想されている、ドイツのための選択肢(AfD)という政党です。党首のフラウケ・ペトリーが知的な美人なので、テレビに登場すると思わず視線を奪われてしまいます。略歴をみると、東ドイツ出身、化学の博士号を持つ元企業経営者とあります。40歳で、4人の子供がいま . . . 本文を読む
ヨーロッパの難民問題はここ数日、マケドニア国境で非常に緊張が高まっていますが、昨晩NHKの難民クライシスというドキュメンタリーの録画を見ました。各国首脳は難民問題での対応を誤ったことに気づき始めていますが、厳冬下でも絶えることなく続いた難民の大量流入の流れを食止めることができないでいます。 しかもメルケル首相はこの状況下でもなお、難民受入れの人数制限はしないとテレビで明言していますが、昨日の報 . . . 本文を読む
難民問題で大揺れのEU。昨日からUKの残留問題で首脳会議が行われていましたが、キャメロン首相の要求が通ったと今朝のワールドニュース(BS-1)が伝えていました。UKへの移民に対する社会保障を制限することに、ポーランドなど出す側の東欧諸国が同意したことに驚きました。 ロイターが報じているのはまだ以下の程度です。もっと詳細が知りたいものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー [ブリュッセル . . . 本文を読む