トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

テロ組織PKKが停戦を宣言した

2025年03月02日 | 国際
3月3日 テロ組織PKKが、獄中のリーダー、アブドゥル・オジャランが解散を呼びかけたのを受けて、土曜、停戦を宣言しました。

 Hurriyet
写真は2025年2月27日、イスタンブルでオジャランの声明を発表するDEM党代表。後方の寫眞の中央がオジャラン。


「リーダーの平和と民主的社会のための要請に応えるために、われわれは今日から停戦すると宣言する」と、PKKはオジャランの要請に応えて、声明で宣言しました。

PKKは停戦とともに、直接交渉を始める計画を発表し、オジャランが以前、要請した臨時会議にオジャランが関与する必要があると力説しました。

PKKは提案した会議に詳細な条件や枠組みは提示していませんが、このプロセスにおいて、オジャランの役割は重要だと強調しています。

オジャランの声明は、テレビ放映された2月27日の集会で、「人民の平等と民主主義党」(DEM)党が読み上げました。「現在の社会的集団や政党の場合と同様に、諸君は自発的に行動し、会議を行い、決断を下すだろう。すべての集団は武器を置き、PKKは解散されなければならない」とオジャランは宣言しました。

DEM党は2か月の間に、複数回、刑務所にオジャランを訪問しました。これはDEM党の前身「人民民主党」(HDP)が、2015年4月にオジャランを訪ねて以来のことでした。


トルコと英国がアンカラでシリアに関して重要な会談を行う

外交ソースによると、トルコとイギリスは、月曜、シリアに関して協議をするでしょう。この協議はトルコのヌフ・ユルマズ副外相と、イギリスのハミシュ・ファルコナー中東相の主導で行われるだろうと、ソースは言っています。

 Hurriyet

協議では、シリアその他の地域の問題など共有の議題が中心になるでしょう。ユルマズ副外相は、シリアの安全保障、安定、経済状況に関するトルコの見解と期待を語る予定です。

討論では、シリア政府の対策に対する国際的支援の重要性が強調されると思われます。シリアの再建を容易にするために、制裁はすべて無条件で解除され、経済開発の必要が力説されるでしょう。

協議ではまた、シリアの未来にはテロの場所はないことが強調され、公然とシリアの統治権を侵害し脅かすイスラエルの行動を止めさせる必要が中心になるでしょう。


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「オジャランのPKK解散要請は希望の光だ」国連事務総長

2025年02月28日 | 国際
3月1日 国連のステファン・デュジャリック報道官によると、アントニオ・グテーレス事務総長は、テロ集団PKKのリーダー、アブドゥラ・オジャランの集団解散の歴史的呼びかけを歓迎すると語り、これを「希望の光」と呼んだということです。

 Hurriyet
アントニオ・グテーレス国連事務総長


「事務総長はこの重要な進展を歓迎しています」とデュジャリック報道官は記者団に語りました。「この動きは、長く続いてきた紛争を解決に導く希望の光です」

木曜朝、オジャランは「すべての集団は武器を置き、PKKは解散しなければならない」と宣言しました。外務省は木曜夜、声明を発し、オジャランの武器を置けという組織への呼びかけは、地域の安定達成のために、建設的かつ重要なステップだと言いました。

「オジャランの呼びかけは、イラクのみならず、この地域全体の安全保障の強化に貢献するでしょう。政治的対話が、問題を解決し、紛争を終わらせる最善の方法です」と外務省の声明は強調しています。

イラクの「クルド地方政府」(KRG)のネチルヴァン・バルザニ大統領も、木曜、オジャランの呼びかけを歓迎しました。「われわれはオジャランのメッセージを暖かく歓迎します。われわれはPKKに、このメッセージに従って行動するよう要請します」と、バルザニ大統領はXに投稿しました。

「クルド地方にいるわれわれは、この平和へのプロセスを全面支持します」と、彼は付言しました。


高等教育協議会(YOK)が大学生に行った調査結果

トルコの「高等教育協議会」YOKが行った大規模な調査によって、トルコ大学生の72%は自分が学んでいる大学に満足していること、また、4人に1人は卒業後はビジネスを始めたいと思っていることはわかりました。

 Hurriyet

YOKは、昨年6月10日から10月21日の間に、広範なオンライン調査を行い、205大学の264,344人の学生から回答を得ました。

この調査によると、学生の40%は卒業後、修士か博士の学位を取得するつもりです。また、学生の23%は自身でビジネスを始めようと思っていて、若者たちの間に起業家への強い願望がきわだって見えました。また、学生の34%は公務員として働くことを考え、31%は民間企業で職を得ようと思っています。

調査の質問は、教育と職員の質、研究とプロジェクト、データ化と人工知能など、15のテーマをカバーしていました。この調査結果でとくにめだったことは、人工知能の役割の成長で、83%の学生が研究課題のためにAIツールを使ってリポートを書いていることでした。

学生たちはまた、キャンパスの施設についても尋ねられました。約58%の学生が、体育活動のチャンスは十分にあると応えていました。

YOKのエロル・オズヴァル会長は調査についてコメントし、大規模な調査は教育の質と学生たちの満足度を向上させることを目的とするプロジェクトであり、さらに改善すべき分野を知るのにも役立っていると強調しました。


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「トルコ抜きの欧州の安全保障組織の再建は不可能だ」トルコ外相

2025年02月27日 | 国際
2月27日 ハカン・フィダン外相は、2月27日、ヨーロッパの防衛の枠組みが議論されているとき、トルコを除外したヨーロッパの安全保障組織は非現実的だと語りました。

 Hurriyet
アルバニアのハサニ外相(左)とトルコのフィダン外相


「ヨーロッパの首脳たちは、NATOを除外したヨーロッパの安全保障組織について議論を始めているように思われる」と、フィダン外相は、アンカラで行われた、アルバニアのイグリ・ハサニ外相との共同記者会見で言いました。

「トルコはこの議論に積極的に参加し、進展を綿密に監視しています。ヨーロッパの安全保障組織が再建されるのなら、トルコ抜きでの再建は不可能です」とフィダン外相は付言しました。「トルコのような軍事大国を除外することはまったく非現実的です」

「共通安全保障・防衛政策」が進行しているにもかかわらず、EUは領土防衛をNATOとアメリカに依存しつづけています。


卵の値上がりを防ぐために、当局が動いた

国際市場、とくにアメリカからの卵の需要の増加に応えて、トルコ当局は卵の国内価格を安定させるための規制対策を導入しました。

 Hurriyet

最近のアメリカの鳥インフルの流行が卵の供給ルートを混乱させ、卵の価格を押し上げ、アメリカの輸入依存量を増加させました。トルコ政府は、卵の価格上昇を防ぐために、「支援・価格安定ファンド」の下に、卵の輸出に対して、1キログラムに0.50ドルの税を課しました。

増加する需要に対応する対策の一環として、トルコは6月までに、アメリカに15,000トンの卵を輸出することにしました。

トルコ統計局のデータによると、トルコは2020年から2024年の間に1000億個の卵を生産しています。年間生産数は、2020年と2022年は198億個、2021年は193億個、2023年は206億個でしたが、2024年は212億個と記録を伸ばしました。

「卵生産者中央連合」のイブラヒム・アフィヨン会長は、最近の輸出税は、国内市場で不必要な価格の高騰を防ぐためだと強調しています。

「アメリカとヨーロッパからの需要が増したので、われわれは国内価格を安定させるために、この対策を取っています。供給不足は起こっていませんー生産量は増加しています。卵の価格は実際の供給不足より、市場での認知によって決まることがよくあります」とアフィヨン会長は言いました。


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トルコはウクライナの平和努力に重要な役割を果たす

2025年02月26日 | 国際
2月26日 ハカン・フィダン外相が、2月26日、トルコは、ロシアとウクライナ間の平和の確保と停戦の維持に関して、重要な役割を果たす意思があると語りました。

 Hurriyet

「トルコはこの地域で強力かつ重要な国であります。トルコは平和の継続と、停戦の維持において重要な役割を果たすことができます」と、フィダン外相はジョージアのマカ・ボチョリスヴィリ外相との共同記者会見で言いました。フィダン外相は両外相の会談後、上記発言をしました。

「われわれはウクライナの戦争をできる限り早く終わらせたいと願っています」とフィダン外相は言いました。「わが国トルコは、両サイドとの関係を保つ政策をとってきました。わが国には、平和交渉の主催を含めて、あらゆる種類の支援を提供する用意があります」

トルコ外相はまた、アメリカのドナルド・トランプ大統領の政権復帰によって力学が変化したことを指摘しました。「現在、全員が停戦に合意しているのは良いことです。われわれは貢献できる努力をつづけてゆきます」

フィダン外相はまた、イスラエルのネタニヤフ首相のシリアに対する言辞は、彼が明らかに平和を望んでいないことを示していると付言し、イスラエルは安全保障の偽装の下に領土を拡大しようとするのは止めなければならないと強調しました。

エルドアン大統領は、2月18日、ウクライナのゼレンスキー大統領とアンカラで会談しました。両大統領は対話による紛争の解決を進めていくことを再確認しました。


エルドアン大統領がセルビア大統領と地域と世界について話し合った

エルドアン大統領とセルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領が、地域と世界の問題について、火曜、電話で話し合いました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は両国の友情と連帯は強くなっていると強調し、トルコはできるだけ早くセルビアに新しい政府が確立され、平和と安定が維持されることを望んでいると語ったと、トルコ広報部はX で言いました。

エルドアン大統領はまた、トルコは新しい政府との関係を発展させていくと語ったと、広報部は言いました。エルドアン大統領は、2月8日のセルビア大統領の自動車事故に触れ、早い快癒を願うと言いました。ヴチッチ大統領はエルドアン大統領の71歳の誕生日に祝辞を述べました。


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トルコはNATO加盟73年になった

2025年02月19日 | 国際
2月19日 トルコは1952年の加盟以来、NATOの中心的役割を演じ、NATOの国際的 使命に実質的に貢献してきました。

 Hurrriyet

トルコは1952年2月18日、当時のジェラル・バヤル大統領によって加盟を認可された後、正式にNATOに加盟しました。NATOは1949年、最初の12加盟国によって結成されましたが、トルコはその後、ギリシアとともに、初の新たな加盟国となりました。

トルコの加盟はNATOの南への戦略的拡大と見られました。トルコはNATOに、陸・海・空の強力な軍事力を提供し、有力な同盟国として、集団防衛の枠組みを強化してきました。

今日、トルコはNATOの作戦と使命に貢献しているトップ5の国に入っています。2024年、トルコの防衛費はNATOの水準に達しました。トルコの防衛費は国内総生産(GNP)の2.09%に達し、この目標に達しているNATO23か国の中に入りました。

NATOの共通基金に関しては、トルコは4.59%を分担し、軍事予算では第8位の貢献国にランクされています。さらにトルコは、NATOの司令構造内の全ポストへ職員を送り、人的貢献では第7位になっています。

最近、NATOのマルク・ルッテ事務総長は、トルコの防衛産業の水準はすばらしいと語り、何百もの組織が存在し、何千もの企業が改革をつづけていると賞賛しました。


トルコと日本の国会議長が東京で会談

トルコのヌマン・クルトゥルムシュ国会議長が、日本の額賀福志郎国会議長と、火曜、東京で、両国関係について会談しました。

 Hurriyet

「会談では、両国の関係、現在の世界と地域の問題、とくにアジアの問題について語られた」と、クルトゥルムシュ議長はXに投稿しました。

クルトゥルムシュ議長は、額賀議長との会談後、「両国の友情はスルタン・アブドゥル・ハミドと明治天皇の時代から続き、今日、より強くなっています。政府間、国会間の緊密な関係も続くでしょう」と言いました。

クルトゥルムシュ議長には、トルコ議員からなる代表団が同行してきました。日本とトルコは外交100周年を迎え、両国の絆は戦略的連帯へと強化されています。

月曜、クルトゥルムシュ議長は、日本公式訪問の一環として、日本の皇太子・秋篠宮と会談しました。議長はまた、日本の参議院議長・関口昌一氏とも会談しました。

クルトゥルムシュ議長と代表団は、東京モスクと、東京のユヌス・エムレ文化センターを訪れました。東京モスクはトルコ宗教庁の傘下にあります。

「東京モスクには異なる文化や国家の人々が集まってきます。東京モスクはトルコとイスラム文明を包括する存在として、類まれな一例でしょう」と、クルトゥルムシュ議長は言いました。


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ゼレンスキー大統領がアンカラでエルドアン大統領と会談する

2025年02月18日 | 国際
2月18日 アメリカはロシアによるウクライナの占領を早急に終わらせるために動き出していますが、エルドアン大統領は、2月18日、アンカラでウクライナのゼレンスキー大統領と会談します。

 Hurriyet

トルコ広報部の声明によると、ゼレンスキー大統領はトルコの首都アンカラを公式訪問し、エルドアン大統領と会談します。「会談では、トルコとウクライナの戦略的連帯の全側面が見なおされ、両国の協力をさらに強化する対策が提起されるだろう」と声明は言っています。

声明によれば、両大統領はまた、ウクライナその他の地域的世界的現状について意見を交換するでしょう。ゼレンスキー大統領とエルドアン大統領は会談後、共同記者会見を行うと思われます。

ゼレンスキー大統領は、アラブ首長国連邦、トルコ、サウジアラビアの3か国を歴訪中です。アメリカとロシアが紛争の解決のために新たな交渉を始めると決めたことによって、この歴訪は始まりました。

アメリカとロシアの代表団が今後の平和交渉のためのロードマップを作るために重要な会談を行う同じ日に、ゼレンスキー大統領とエルドアン大統領はアンカラで会談します。

以前から両サイド間の調停を申し出ているトルコは、当然、ロシアとウクライナの交渉による、公正な合意を願っています。アンカラの会談は、合意によって戦争を終わらせ、黒海を安全な海にする取り組みが議題の中心になるでしょう。

ゼレンスキー大統領は、アンカラの後、サウジアラビアを訪れます。


クルトゥルムシュ国会議長が日本の皇太子と会談

ヌマン・クルトゥルムシュ国会議長が、2月17日、東京の赤坂御所で、日本の皇太子秋篠宮と会談し、両国の関係を強化しました。

 Hurriyet


「私たちはトルコと日本の友情が、あらゆる分野で強化されることを願っています。私は歴史に根づいた両国の関係に満足しています」と、クルトゥルムシュ議長は、会談後、Xに投稿しました。

国会議長はセヴギ・クルトゥルムシュ夫人を伴い、秋篠宮は紀子妃殿下とともに議長夫妻を迎えました。その後、クルトゥルムシュ議長は、べつの集会で、ガザの危機についてスピーチしました。

議長は、ガザの支配権を奪い、その住民を強制的に移住させるというアメリカのトランプ大統領の提案には賛成できないと非難し、政治的に「受け入れられない」「不合理」な提案だと言いました。

「私たちは、この提案はまったく受け入れられません。歴史的にも、そんな話は聞いたこともありません。話す余地もありません」と議長は付言しました。

「ガザは2国家解決によって、新しい時代に入らなければなりません。1967年の国境によるパレスチナ国家を確立し、すべての宗教の保護を保証する国連の決議を守らなければなりません」


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米の鳥インフル拡大で、トルコの卵の需要が増加

2025年02月17日 | 国際
2月17日 最近、アメリカでは鳥インフルエンザが発生し、卵の供給が混乱し、輸入が必要になってきました。

Hurriyet

「トルコ卵生産者中央連合」(YUM-BIR)は、6月末までに、15,000トンの卵をアメリカに輸出する予備協定が結ばれたと発表しました。

YUM-BIRのイブラヒム・アフィヨン会長によると、アメリカは感染拡大への対処にあたって、トルコは信頼できる卵の供給源と考えているそうです。

「アメリカは鳥インフルエンザの危機が収まるまで、トルコの卵で需要に応じるでしょう。トルコは安全性も、供給力も備えています」とアフィヨン会長は言いました。アメリカは鳥インフレ拡大で、2100万羽が処分され、卵の供給不足が起こっています。

1月、アメリカの卵の価格は、ひと月で15.2%上がり、2015年6月以来の高値となりました。年間値上がり率は53%。このため、アメリカの12月の卵の輸入は、前月より38%も増えました。

輸出には、輸送に適した、包装された中型卵が出荷されているそうです。「輸出用の卵は、国内市場用の卵とはべつです。卵がどこに輸出されても、総供給量に影響はありません」とアフィヨン氏は言っています。


トルコはダマスカス空港の修復に着手している

トルコはダマスカス国際空港の修復作業を始めるために、25人の技術チームを送ったと、日曜、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が言いました。

 Hurriyet

ウラルオール運輸相は、国立空港局の職員からなるチームが、ダマスカス空港復活のために働いていると発表しました。2月7日、チームはトルコ南部のハタイ県レイハンルのジルヴェギョジュ国境ゲートから、無事、シリアに入国しました。

「ダマスカス空港とシリア領空での安全な飛行を確保するために、113台の車両と、6台のトラックに積んだ装置やシステムを現地へ送りました」と運輸相は言いました。「わが国のチームはまた、空港職員の訓練も行います」

ウラルオール運輸相によると、空港の安全性のために、トルコは10台のX線装置、4台の危険物探知機、10台の自動金属探知機、8台の手動金属探知機を提供しました。

「われわれのチームはシリア職員と協力して、これら装置の多くの設置を終えました」と運輸相は言いました。「これまでに6台のX線装置と5台の自動金属探知機が設置され、既存の装置を修繕する作業も続いています」

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「だれもパレスチナ人からガザを奪えない」エルドアン大統領

2025年02月14日 | 国際
2月14日 エルドアン大統領はだれもパレスチナ人からガザを奪えないと言い、ガザを奪い、住民を近隣のアラブ諸国に避難させるというトランプ大統領の提案を拒否しました。

 Hurriyet

トランプ大統領はイスラエルのベンヤミン・エルドアン大統領と、ガザについて合意に達したと思われると、エルドアン大統領は、木曜、インドネシアのナラシインタビューで語り、これは世界平和に対する大きな脅威だと言いました。

エルドアン大統領はまた、アメリカはすぐにこの政策の誤りを正すだろうという希望を表明しました。「イスラム世界はこの永安にイエスということはできない」

イスラム協力機構(OLC)は反対の姿勢をとるだろうとエrドアン大統領は言い、トルコ、インドネシア、パキスタンは、このような提案は支持できないと付言しました。

2月4日、トランプ大統領は、アメリカは再開発のためにガザを奪い、パレスチナ人を他の地に移住させ、ガザを「中東のリビエラ」にすると主張しました。

トランプ大統領の提案は、パキスタン人を初め、アラブ諸国、その他カナダ、フランス、ドイツ、イギリスを含む世界中の国々が非難の声を上げています。


保健省が屋内の公共禁煙スペースの検査を開始

保健省はタバコの消費の増加を阻止し、屋内禁煙スペースの順守を徹底させるために、全国の公共の場での喫煙に関して広範な検査を行うと発表しました。

Hurriyet

トルコでは、喫煙の拡大から人々を守るために、2009年7月19日、屋内禁煙スペースに関する法が施行されました。この法によって、娯楽場を含むすべての建物内で、閉め切られたスペース内での喫煙は禁じられました。

今度、ケマル・メミシオール保健相の指示によって、保健相の検査チームが、法に関して一般の注意を喚起するために、全国81県で検査を始めました。

保健省のムハメメド・エミン・デミルコル公衆衛生室長は、タバコ検査は保健職員が法執行官と協力して行うと強調しました。検査はクロスチェックによって、県の保健職員は他の県のチェックを行うことになります。また、同じ県内でも、地区の保健職員は他の地区のチェックを行うようにすると、デミルコル室長は説明しました。

検査官は、とくにカフェやレストランなどの公的スペースをチェックし、禁煙を徹底させます。デミルコル氏は、公的チャンネルによる苦情の数が増えていることで、より厳しい検査の必要を感じたと説明し、クロスチェックの必要を主張しています。

デミルコル氏は禁煙と戦う保健省の主導を強調し、現在、全国で565の禁煙クリニックが操業し、1100人の医者が働いていると語りました。

トルコは世界でもトップ10に入る喫煙国であり、専門家の間に大きな懸念がひろがっています。とくに若者たちの間のタバコ中毒の増加は、深刻な問題を引き起こすかもしれないと、専門家は警告しています。


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シリア人たちが有名なパルミラ遺跡に帰ってきた

2025年02月13日 | 国際
2月12日 シリア人たちが古代パルミラ遺跡の真ん中で、またピクニックをし、水ギセルを吸い始めました。かつてはジハーディストに奪われていた遺跡ですが、バシャル・アルアサドの失脚後、壮麗な遺跡はふたたび一般に公開されました。

 Hurriyet

ユネスコの世界遺産にもなっている有名なこの遺跡は、テロ組織ISILに2度も侵略されました。ISILは建造物の多くを破壊しつづけました。彼らは追い出されましたが、シリア政府と、同盟国ロシアとイランは、近くに軍事基地を設け、事実上、一般の立ち入りは禁止されていました。

ふたたび一般に開放された遺跡には、戦争の爪痕が残っていますが、多くのシリア人たちが集まってきています。そのうちの1人、ヤセル・アルマフムードさん(54)は、円柱の基石の上に置いたガラスのカップにお茶を注ぎながら、「私たちは、戦争前は、毎週金曜日、ここに来ていました」と言いました。

「ここに帰ってきて、昔を思い出しています。みんな幸せになりました」と、マフムードさんは、妻や子供たちを傍らにして語りました。家族たちは食物を持参し、お茶をいれ、若者たちは水ギセルを吸っています。「私たちはこの遺跡が恋しかった。2015年からずっと、ここに来ていませんでしたから」


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エルドアン大統領、アジアツアーの第2の訪問国インドネシアへ

2025年02月12日 | 国際
2月11日 エルドアン大統領は2日間のマレーシア訪問を終え、火曜、インドネシアの首都ジャカルタに着きました。

 Hurriyet

エルドアン大統領はハリム・ペルダナクスマ軍用空港で、インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領、タリプ・キュチュクジャン駐ジャカルタ・トルコ大使ほか高官らに迎えられました。

エミネ・エルドアン大統領夫人、ハカン・フィダン外相、ヤシャル・ギュレル国防相、アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー相らが大統領に随行しました。

エルドアン大統領とエミネ夫人は滞在するホテルに到着し、トルコとインドネシアの国旗を手にした子供たちの歓迎を受けました。

エルドアン大統領は、水曜、ボゴル大統領宮殿でインドネシアの大統領と会談し、その後、「ハイレベル協力評議会」の第1回会議と共同記者会見に出席する予定です。

月曜、エルドアン大統領は、マレーシア、インドネシア、パキスタンをめぐる4日間の訪問旅行を終えます。


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