トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イフララ渓谷のガラスのテラスが公開された

2024年05月30日 | 観光
5月31日 世界で二番目に大きい渓谷「イフララ渓谷」に、アクサライ県が建設した「ガラスのテラス」が、5月28日、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相によって開場式とともに公開されました。

 Hurriyet

独特の地形を成したイフララ渓谷には、多くの教会や歴史的建物があり、メレンディス川が谷間を流れています。歴史ある自然遺産イフララ渓谷を近くから見せるためにアクサライ県が行っている「ガラスのテラス」プロジェクトは、この地方の観光を盛り上げるのが狙いです。

エルソイ観光相は渓谷と「ガラスのテラス」を視察した後、スピーチし、「イフララ・ガラス・テラス・プロジェクトによって、世界最大の渓谷のひとつ、イフララ渓谷を上から眺められるようになりました」と言いました。

「イフララ渓谷はその歴史と自然美によって、わが国で最も貴重な場所のひとつになっています。渓谷の奥まで足を踏み入れれば、長きにわたってここに生きてきた文明の痕跡に触れることができます。渓谷には105の教会があります。訪れる人はメンデレス川によって,渓谷を通ることができます。ガラスのテラスはユニークな美しさを近くから見せてくれ、訪れる人に忘れられない体験を提供するでしょう」

「毎年100万人のツーリストが訪れるイフララ渓谷は、歴史と自然美だけでなく、歩行距離14キロのトレッキング・コースにもなります。イフララの町の中心から谷に入り、セリメ大聖堂まで14キロのコースをトレッキングできます」


AKPの代表団がIYI党(善良党)の新リーダーと会談

党の幹部たちも含めた公正発展党(AKP)の代表団が、5月30日、IYI党本部を訪れ、新リーダーのミュサヴァト・デルヴィシュオール氏と会談しました。

 Hurriyet

アブドゥラ・ギュレル、オズレム・ゼンギン、バハドゥル・イエニシェヒルオール、アブドゥル・ハミト・ギュル、ムハムメト・エミン・アカシオールの諸氏が率いるAKP代表団には、ムスタファ・エリタシュ副党首も参加していました。IYI党からはトゥルハン・チョメズ議員、ブーラ・カヴンジュ議員が会談に参加しました。会合後、どちらの党からも声明は出されていません。

IYI党は3月の選挙で、最大野党・共和人民党との連携を止めて、7.3%から3.77%に大きく票数を減らしました。そのため、臨時会議が行われ、指導者交代となり、前党首メラル・アクシェネル氏は勇退しました。

AKPとIYI党の会合は、トルコ政界がひろく「柔軟化」してきたことの現われと言えます。今月初め、エルドアン大統領はCHPのオズギュル・オゼル氏を官邸に招待しました。エルドアン大統領はオゼル氏の訪問の返礼に、CHPを訪れる計画を発表しました。

また、オゼル氏はデルヴィシュオール氏や、「大連合党」の党首ムスタファ・デスティジュ氏ら、多くの政治リーダーたちと会談しています。


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「今年初頭のイスタンブル来訪者数が記録を破った」観光省

2024年05月29日 | 国際
5月29日 今年の1月から4月、世界で最も人気のある観光地のひとつ、イスタンブルを訪れる外国人が著しく増え、記録を破って、500万人に達しました。

 Hurriyet

文化観光省によると、2024年1月から4月、イスタンブルは5,244,936人の外国人ツーリストを迎えました。これは昨年同期に比して10%の増加です。

4月だけで、イスタンブルを訪れた外国人は1,478,218人に達しましたが、これは昨年同月に比して14.6%の増加です。この急増は観光の原動力であるイスタンブルの地位を確固たるものにしました。

ロシアからは167,824人のツーリストがイスタンブルを訪れました。次はドイツの109,202人、イランの80,193人、アメリカの68,103人とつづきます。さらに、フランスからは62,404人、イギリスから60,429人、サウジアラビアから42,059人がイスタンブルを訪れています。

来訪者の大半が利用するイスタンブル空港は、4月、1 ,063,035人、サビハ・ギョクチェン空港は394,772人の外国人ツーリストを迎えました。総合すると、空路イスタンブルを訪れた人は、昨年4月に比して15.54%増加しました。


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「トルコはアジアからのツーリストをもっと呼び込みたい」観光相

2024年05月28日 | 国際
5月28日 トルコはアジア諸国からのツーリストをもっと呼び込みたいと、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相は言い、トルコは世界のトップ3の観光国に入るのが目標だと付言しました。

 Hurriyet

アジア市場はいま、トルコのレーダー内に入っていると、エルソイ観光相は言いました。「われわれはいま、この市場を成長させるために、トルコ航空と共同プログラムを組んでいます。

観光省の最近のデータによると、アジア諸国からのツーリストは、今年の1月から4月、去年に比して11.6%増えて、約225万人になりました。

トルコを訪れる中国人ツーリスト数は1年で131%増えて、112,000人となり、また、日本人ツーリストも1年で100%増え、約34,000人になりました。韓国のツーリストは、今年の1月~4月、59,000人がトルコを訪れ、1年で33%増加しています。

インドネシアとインドのツーリストは、6%から29%増え、インドネシア人は77,000人、インド人は85,000人がトルコを訪れています。

トルコはまた、西側諸国の高収入のツーリストを呼び込もうとしています。「外国人ツーリスト数では、トルコはイタリアを抜いて、世界第4位になり、スペインと競っています」と観光相は言いました。

トルコは、今年は6000万のツーリストを迎え、600億ドルの観光収益を上げることを目標にしています。


サムスンのパンが“TasteAtlas”の世界ベストの1位2位を獲得した

世界的に有名な美食のオンライン・サイト「TasteAtlas」が、トルコ北西部サムスン県の2種のパンを世界ベストと認定しました。

 Hurriyet

薪のかまどで焼く、カヌーの形をした伝統的なパン「バフラ・ピデ」は、この権威あるウエブサイトの「世界のパン・トップ10」リストでトップになり、少し形の違う「サムスン・ピデ」はバフラ・ピデに次いで2位になりました。

サムスン知事室はソシアルメディアに発表されたこの成果に、誇りをもって語りました。「サムスンの2つのパンが「TasteAtlas 」に認められたのはすばらしいことです。「TasteAtlas」は837,000人のフォロワーを持つ、影響力のあるサイトで、世界中の郷土料理や飲物やレストランの情報を提供しています。この発表は美食家ツーリストの注目を集め、サムスンの料理の宣伝に貢献するでしょう」


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「世界はパレスチナを完全な国家として扱わなければならない」フィダン外相

2024年05月27日 | 国際
5月27日 ハカン・フィダン外相が、国際社会がパレスチナを支持するようになってきたが、もっと多くの国々がパレスチナを自由な国家として承認し、そのように行動すべきだと語りました。

 Hurriyet
前列中央がトルコのフィダン外相


「最も重要なのは、パレスチナに支援だけでなく、自由と統治権を与えることです」と、フィダン外相はブリュッセルで言いました。フィダン外相と「ガザ・コンタクト・グループ」は、パレスチナ問題に関してEUと話し合い、パレスチナの自由の重要性を主張するためにブリュッセルを訪れました。

フィダン外相によれば、トルコの主要なメッセージは、「パレスチナが自身の国家と主導権を持てば、パレスチナの経済はまちがいなく盛んになる。しかし、パレスチナ国家を単なる行政機関とし、統治権と経済的主導権を奪い、援助に頼るだけの政治的存在にすることは、パレスチナの人々とこの地域を利することにはならない」ということです。

パレスチナの承認を遅らせることは、問題が解決しないだけでなく、イスラエルに時間を与えることになると、フィダン外相は言いました。「スペイン、ノルウエー、アイルランド、スロヴァキアはすでにパレスチナ国家を承認しました。パレスチナを承認する国の数が150か国になることが非常に重要です」


アンカラで行われたCHPのデモで年金受給者が要求を叫んだ

最大野党・共和人民党(CHP)が首都アンカラでデモを組織し、年金生活者を集めて、彼らが直面している経済問題に関する要求を提起しました。

 Hurriyet

CHPのオズギュル・オゼル議長はデモのスピーチで、退職者の抱えている問題を無視している政府を批判しました。ステージには「尊厳ある生活、公平な共有」というスローガンが掲げられました。

オゼル議長が主張する重要な問題のひとつは、退職者の購買力の減少です。オゼル議長は2002年の最低年金を金(きん)と比較し、150%も減少していると慨嘆しました。現在、トルコの最低年金は10,000リラです。

エルドアン大統領はパートナーの愛国主義者運動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ議長に対して、オゼル議長は、退職者の不満に対処するための一連の要求の概略を述べました。

彼らの要求の中には、最低年金が最低賃金を下まわらないこと、電気、ガス、水道など必需品の料金の割引、財政負担を軽くするためのローンやクレジットカードの改革も入っています。

「退職者の経済の正常化ができなければ、トルコ経済の正常化もできません」とオゼル議長は言いました。CHPが政権を獲得すれば、年金を増額し、最終的には最低賃金の1.5倍にします」とオゼル議長は誓いました。


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ガラタ塔が修復なって再オープン

2024年05月26日 | 国内
5月26日 イスタンブルのシンボル的存在のガラタ塔が修復を終え、5月25日に再開されました。

 Hurriyet

「文化遺産・博物館総局」がガラタ塔は文化遺産としての価値を維持しながら、来訪者を受け入れるための修復作業を終えたと、ソシアルメディアで発表しました。

修復作業にあたっては、専門の学者たちが、1964年から1967年に追加されたコンクリート部分を分析し、地中レーダーも使って、最新技術を駆使した修復作業を監督しました。

2月23日、ガラタ塔は、外装の修復と、耐震対策工事のために、完全に閉鎖されました。674年昔のタワーは、270キログラムの銅の屋根も含めて、広範な修復が行われました。

5月25日に再オープンしたガラタ塔はふたたぶ来訪者たちを迎え入れています。来訪者管理計画の一環として、入場は1時間に100人と規制されています。


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アンタリヤ市は湾を汚染する船に罰金を課しはじめた

2024年05月25日 | 国内
5月25日 アンタリヤ市は、電子船調査システム(EGDS)を駆使して、船が行う海洋汚染42件に、総計約91,766,000リラの罰金を課しました。

 Hurriyet

電子船調査システムが使われてから、大きな効果があったことが確認されています。汚染行為を検出し、記録できるシステムによって、多額の罰金が課され、徴集された罰金は環境保護のために使われています。

この最新システムによって、地中海を汚染している船を検出し、即座に対処できよるうになりました。 罰金はさまざまな環境プロジェクトに再投資され、市は汚染防止だけでなく環境管理も行っています。

このシステムはトルコで最初で唯一のEGDSとして、西部のアクス・ベシギョズ川とギョイニュク川の間のエリアでも使われていました。このシステムには、倍率40倍のPTZ(遠隔操作で首振り管理可能)カメラ20台と、自動認識システムと90マイル範囲の水中レーダーを備えたサーマル・カメラ(赤外線カメラ)が戦略的に配置されています。

これらハイテク・カメラは約3キロメートルの距離から、はっきりとクローズアップされた映像を撮ることができ、EGDSセンターはアンタリヤ湾を24時間監視することができます。

海を汚染している船が見つかると、調査ボートが現場に行き、水のサンプルを収集します。サンプルはカメラ映像とともに分析され、汚染の事実を確認し、ルール違反した船に対して行政処分を行います。


「ガザ・コンタクト・グループ」が来週、EUと話し合う

「イスラム協力機構」と「アラブ連合」によって設立された「コンタクト・グループ」は、イスラエル=ハマス戦争の恒久的な終結とガザのパレスチナの人々への人道支援の強化をEUと話し合うために、ブリュッセルへ向かいます。

 Hurriyet

「コンタクト・グループ」のメンバーであるトルコのハカン・フィダン外相が、5月23日、訪土中のヴェネズエラのイヴァン・ジル外相との共同記者会見で、この件を発表しました。

「われわれOICとアラブ連合のコンタクト・グループは、ブリュッセルでEUと会談します」とフィダン外相は記者団に語りました。「コンタクト・グループ」は、10月にイスラエルのガザへの攻撃が始まった後に結成されました。 

イスラエルの攻撃で、これまでに子供と女性を主とする35000人が命を奪われています。グループは国連安保理のメンバー国や関与する国際的組織を含む有力諸国と対話をつづけてきました。

EU加盟国のスペイン、アイルランドと非加盟国のノルウエーが、パレスチナを国家として承認する決定を発表した後、「コンタクト・グループ」のブリュッセル訪問予定は発表されました。

「パレスチナを国家として承認する国が、とくにヨーロッパで増えてきたことは、イスラエルとその支援国を孤立させていくだろう」とフィダン外相は強調しました。

「私が待っているのは、イスラエルの大量虐殺が終わることです。国際社会ももう沈黙しているべきではありません。イスラエルの民族主義者と原理主義者の体制が行っている虐殺を止めさせるために行動を起こすべきです」と外相は言いました。


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古代都市ラオディセアで女神ヒュギエイアの頭部発見

2024年05月23日 | 国内
5月24日 西部デニズリ県の古代都市ラオディセアで、ギリシア・ローマ神話の医療の神アスクレピウスの像につづいて、その娘ヒュギエイアの頭部が発掘されました。ラオディセアはユネスコ世界遺産の暫定リストに入っています。

 Hurriyet

古代都市ラオディセアの歴史は紀元前5500年まで遡ります。ラオディセアは聖書に書かれている7つの教会のひとつがあった地です。今年、「西の劇場」部分で行われた発掘で、アスクレピウスの像が出土しました。その後、5月20日、アスクレピウスの娘の頭部が見つかりました。

2100年昔のヒュギエイア像の頭部の出土は、発掘隊を大いに興奮させました。発掘隊は女神の体を見つけようと掘りつづけています。

発掘隊長のジェラル・シムシェク教授は、この古代都市の重要な部分は「西の劇場」の舞台建築で、これは紀元前2世紀のヘレニスティック時代のものだと語りました。多くの出土品の中でも、アスクレピウスとヒュギエイアの像は貴重だと、教授は言っています。「2つの像は後期ヘレニスティック時代初期の古典様式で制作されています。健康の神と女神の像は、古代都市ラオディセアにヘロフィレイオン医療学校が存在したことを示すものです」

重要な医者の1人だった古代の学者ストラボは、ここで指導していました。彫像はすべて見事な仕上がりで、美術的にも質の高いものと言えます。


CHPが年金受給者にデモに参加するよう呼びかけている

最大野党・共和人民党(CHP)は、退職者たちに要求の声を上げさせるために、 5月26日、首都アンカラで大きなデモを行う準備をしています。

 Hurriyet

CHPのイスタンブル支部長オズギュル・チェリキ氏が先頭に立って、デモに参加するよう呼びかけ、全国から退職者を呼び集める予定です。

「われわれは最低年金が最低賃金と同じレベルになるまで戦います」とチェリキ氏は、イスタンブルで行われた記者会見で、全国の党組織とともに宣言しました。

「われわれは大きな不公正を終わらせるよう、きっちりと政府に進言します」とチェリキ氏は言い、インフレ率が高まり、サラリーが減っていくのを無視している政府を批判しました。

デモに先立ち、チェリキ氏は、イスタンブル39地区からのデモ参加者をアンカラに輸送する計画を詳しく発表しました。デモに関心のある者は、CHPの事務所でバスの予約をするよう指示されました。

CHPのリーダー、オズギュル・オゼル氏はソシアルメディアを使って呼びかけをひろめ、全退職者と、その家族の他、尊厳ある生活と公平な配分を望む者は、アンカラ市センターのタンドーアン広場に集まるよう呼びかけました。


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「ネタニヤフの大量虐殺政策は止めさせなければならない」エルドアン大統領

2024年05月22日 | 国際
5月22日 エルドアン大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエルの無謀な政府に、自国民の安全を犠牲にして、大量虐殺をつづけるのを止めさせるよう、国際社会に要請しました。

 Hurriyet
アンカラで会談したルーマニアのチョラク首相(左)とエルドアン大統領


「国際社会の責任は、イスラエルの残虐行為を止めさせ、パレスチナの兄弟たちの安全を確保することにあることは明らかです。にもかかわらず、虐殺行為を防ぐ対策はまだとられていません」と、エルドアン大統領は、アンカラの大統領官邸で行われた、ルーマニアのマルチェル・チョラク首相との共同記者会見で語りました。

「ネタニヤフ首相と彼の無謀な政府は、自国の市民の安全を犠牲にし、大量虐殺政策をつづけています。すぐにこれを止めさせなければなりません」と、大統領はつづけました。

エルドアン大統領とチョラク首相は、ガザの紛争を中心に、地域と世界の現状について話し合ったと、エルドアン大統領は言いました。「ルーマニアもこの問題に関する国際的取り組みに助力すると信じています」

エルドアン大統領はまた、2人はロシア=ウクライナ戦争についても話し合い、また、トルコは争いを終わらせるために、つねに実際的な貢献をし、世界の食糧の安全確保に努め、黒海の航行を安全に保ってきたと語りました。

また、両国の代表団も出席した会談後、トルコのエルドアン大統領とルーマニアのチョラク首相との間で6件の協定が調印されました。


トルコと中国がエネルギー移行に関する協力協定に調印した

トルコと中国がエネルギー移行分野で協力する覚書に調印したと、トルコのエネルギー省が発表しました。

 Hurriyet
トルコのバイラクタル・エネルギー相(左)と中国のジャン・ジアンフア・エネルギー局長


調印はアルパルスラン・バイラクタル・エネルギー相の中国訪問中に行われました。バイラクタル・エネルギー相は、中国の国家エネルギー局のジャン・ジアンフア(章建華)局長、高官ら、エネルギー企業の代表らと会談しました。

「覚書によって、われわれはできるだけ早く具体的なプロジェクトの実施をめざしている」と、バイラクタル・エネルギー相はソシアルメディアX に書きました。

バイラクタル・エネルギー相はジャン・ジアンフア局長と、新たな協力の基礎を形成するために、両国の共同作業、とくに原子エネルギーと再生可能エネルギーにおける共同作業を進めるチャンスについて話し合ったと言いました。

バイラクタル・エネルギー相はまた、中国のワン・グアンフア(王光華)天然資源相とも会談しました。「この会談では、われわれは天然資源と鉱業、とくに重要な鉱物資源とレアアース(希土類元素)の分野で、可能な協力を発展させることで合意した」とバイラクタル・エネルギー相は言いました。

北京では,バイラクタル・エネルギー相は、トルコに投資しているTCCや、原子力エネルギー企業CNOS,エネルギー貯蔵会社CATLなど、中国のエネルギー企業数社の幹部と会談しました。


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エルドアン大統領がライシ大統領の捜索に助力したトルコのドローンを賞賛

2024年05月22日 | 国内
5月22日 イランのエブラヒム・ライシ大統領と高官らがのったヘリコプターが強制着陸した後、その残骸を発見したトルコのドローン「バイラクタル・アクンジュ」を、エルドアン大統領が賞賛しました。

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「UAV(無人航空機)アクンジュはイランの要請を受けて、捜索・救助活動で積極的役割を果たしました。悪天候にもかかわらず、ドローンは7時間半、2,100キロを飛行し、調査活動を行いました」

ドローンは見事に任務を果たし、トルコに帰還しました。2019年以来、トルコのドローン・メーカー「バイラクタル」が製造してきたモデル「アクンジュ」は、24時間、40,000フィートまで飛行でき、広い地域をカバーできます。

イランの捜索・救助当局は、ヘリコプターは5月19日遅く、イランの北西山岳地帯にハードランディングしたと思われると報じました。しかし、濃霧と雨という悪天候が捜索活動を大きく遅らせました。捜索が困難を極めたため、イラン当局はトルコに助力を要請しました。

「ライシ氏と随行員らが亡くなったヘリの事故で、無人航空機の重要性がふたたび認識されました」とエルドアン大統領は言いました。「現在、アフリカからヨーロッパまで50か国以上が、トルコ企業が製造した無人航空機を使用しています。UAVは軍事分野のみならず、自然災害や捜索・救助活動に重要な役割を果たしています」

エルドアン大統領は閣僚会議中、イランの大統領代行のモハムマド・モクフベル氏に、電話で弔辞を送りました。「イランはわが隣国であり、われわれの兄弟です。われわれは何百年も同じ地勢を共有し、ともに平和のために努めてきました」


トルコの石油生産量が増加している

アルパルスラン・バイラクダル・エネルギー天然資源相は、5月19日、ガバル山岳地方を訪れ、トルコは2024年末までに、石油の1日の生産量を100,000バレルにする計画だと語りました。

 Hurriyet

バイラクタル・エネルギー相は「殉教者エスマ・チェヴィク第22石油生産所」で、石油・天然ガス工学を専攻する学生たちと会談し、石油生産施設を視察しました。

ガバルで1日に生産される石油の量は、42,500バレルに達し、6月には50,000バレルに達すると期待されると、バイラクタル・エネルギー相は発表しました。

「われわれは道路をつくる一方で、機械を持ち込み、油田や塔を建設しています」とエネルギー相は言い、石油生産量を増やすためにがんばっていると強調しました。ガバル地方がトルコの石油生産を一気に変えるだろうと、彼は言っています。

エネルギー相はまた、石油分野の開発に若い技術者が関与することの重要性を力説し、卒業後は労働力になってくれることを願っていると言いました。

石油の生産量は1日425,000バレルを超えているが、6月には50,000バレルを暫定目標にしていると、エネルギー相は言いました。「現在、4地域の37の油田で石油を生産しています」

「ガバル地方がトルコを一気に変え、トルコの石油不足を克服するでしょう」とバイラクタル・エネルギー相は言いました。石油の探索は遠隔のキョル・カンディル地方など、他の地域にもひろがっていくだろうと、彼は言っています。


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トルコの副大統領と外相がライシ大統領の葬儀へ

2024年05月22日 | 国際
5月21日 イランのエブラヒム・ライシ大統領がヘリコプターの事故で亡くなったため、ジェヴデト・ユルマズ副大統領とハカン・フィダン外相が、葬儀に出席するためイランへ向かいました。

 Hurriyet

代表団は5月22日、イランに着き、亡き大統領に敬意を捧げるだろうと、トルコ外務省が声明で言いました。ライシ大統領とホセイン・アミラブドラヒヤン外相その他高官らを乗せたヘリコプターは、5月19日、イラン北部の山岳地帯で強行着陸(ハードランディング)し、濃霧の中、救出作業が始まり、人々はただ祈りました。

5月20日、朝日が昇り、墜落から12時間以上たっても、ライシ氏とその他の人々は見つからず、トルコのドローンが山の中でヘリコプターらしきものを発見し、救助隊が現場へ急ぎました。

ライシ大統領はイラン東部のアゼルバイジャン県を旅していました。国営テレビは、アゼルバイジャンとの国境の都市ジョルファ近くで、いわゆるハードランディングが行われたと報じました。その後、テレビは、もっと東のウジ村近くと言いましたが、詳細は報じられませんでした。


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