トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコ初のAI講師が行動科学を教える

2024年06月29日 | 文化
6月29日 大学の准教授が設計した人口頭脳人間(AIペルソナ)が、シワス県の大学で行動科学を教え始めました。

 Hurrriyet

シワス共和国大学の准教授セフェル・ダルジュ博士は、多くの進化したAIモデルを使っていますが、デルヤ・アスランと名づけられたAIペルソナを作り上げました。

ダルジュ博士は最もすばらしいAIペルソナの品質について説明し、AIペルソナはコースの内容に従い、発信源に基づいて講義を行うと言いました。

博士はAIペルソナは、将来、トルコの大学に終身在職するかもしれないと力説し、ペルソナが学術チームの一員になるよう学長に要請すると語りました。「しかし、もちろん、講義や、追加コース、その他のために、法的規制を行う必要もあります」と、博士は説明しました。

ダルジュ博士は、「デルヤ博士」の母国語がトルコ語であることの重要性を指摘しました。「人間の姿をしたAIと、トルコ語でコミュニケートできることが、学生たちにとって非常に重要なのです」

ダルジュ博士はまた、AI講師が、将来、教授の称号を持つ可能性もあると強調しました。


ディヤルバクルのアルメニア教会の修復作業が始まる

文化観光省が、南東部ディヤルバクル県の、500年昔の聖サルキス・アルメニア教会の修復作業を開始すると発表しました。

 Hurriyet

6月27日に出された声明で、このプロジェクトは文化観光省と県庁が行うと、ディヤルバクル県は言いました。

2023年2月6日の地震で被害を受けた教会の修復にあたって、会合が催され、トルコのアルメニア人社会のサハク・マシャリヤン総主教も歴史ある教会を視察しました。

昨年の地震によって、トルコ南部で53,000人以上が死亡し、歴史的建造物を含む多くの建物が破壊されました。「このような状態になった教会を見て、胸が痛みます」と、マシャリヤン総主教は、視察と礼拝を終えた後に語り、修復のための協力を地元行政に求めました。

「私たちはベストを尽くします。2,3年後にお会いするときには状況は変わっているでしょう。教会の修復は、この国とディヤルバクルにとって祝福となるでしょう」と総主教は語りました。

「ディヤルバクル記念物・博物館協会」のジェミル・コチ会長は、スピーチで、「私たちは協力する用意があります」と言いました。「私たちはこのプロジェクトのために、役割を果たすことを約束します」

聖ギゴラス・アルメニア教会財団の代表エルギュン・アユク氏は、「これから、私たちは、県と省庁および国内国際社会と篤志家の方々の財政支援によって、このプロジェクトを完成させます」と言いました。


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トルコはNATO加盟国に具体的な対テロ対策を期待

2024年06月27日 | 国際
6月28日 トルコはNATO加盟国に、テロとの戦いにおいて「具体的な対策」を期待していると、トルコのハカン・フィダン外相が、6月26日、言いました。

 Hurriyet

「NATOは、テロとの戦いのような微妙な問題に関して、互いに最大の連帯を示すよう全加盟国に要請する」とフィダン外相は言いました。ルーマニア外相とポーランド外相の「協力プロセス」の第4回会合後の共同記者会見中に、フィダン外相はこの発言をしました。

「テロとの戦いにおいて、NATO諸国が無条件でトルコに味方することを、われわれが期待するのは当然の権利である」とフィダン外相は言い、トルコは具体的な措置を待っていると付言しました。

近くワシントンで開催されるNATOサミットまでに、対テロ活動に関する約束を果たすことが重要だと、フィダン外相は強調しました。昨年、リトアニアの首都ビルニュスで開催されたサミットで、とくに兵器販売に関して、加盟国間で結束と協力をするという決議がなされましたが、フィダン外相はこの決議に言及しました。「互いに制裁を科すことは、NATOの精神に合致しない」

トルコ政府は、とくにPKKとの戦いに関して、NATOにより強い支援を要請しつづけてきました。トルコがPKKのシリア分派と見ているYPGとアメリカが結んでいることを、トルコは批判しています。アメリカはYPGとの関係は、北シリアのISILとの戦いに限った、便宜上のものだと主張しています。


外国人がトルコ市民と結婚するためには居住許可証が必要

トルコ市民権を得るための偽装結婚を阻止する対策として、内務省は、外国籍者がトルコ市民と結婚するためには、有効かつ合法的な居住許可証を所持していなければならないと、指示しました。

 Hurriyet

内務省が、外国籍者の結婚手続きに関して、結婚登録所に送った指示書には、トルコ市民との結婚によって居住許可を得ることは悪用されやすい問題だと記されています。トルコ市民と結婚すれば市民権への道が開かれると、指示書は強調し、法的居住権を持たない外国人の結婚申請は受理されないと述べています。

「わが国と国境を接する諸国の混乱によって、2000年代初期以来、合法非合法の手段によって、わが国に定住しようとする外国人の数が著しく増加している」と、指示書は言っています。

「公共秩序を維持し、不法移民を有効に阻止するために、トルコ市民と外国籍者、または外国籍者同士の結婚申請は、外国籍者が有効なパスポートを持っているか、同等の書類とトルコの法的居住権を持つ者に限り、受理されます」

トルコは、とくに2011年のシリア内戦勃発以来、大量の移民の流入に直面し、トルコは世界一の難民受け入れ国になっています。


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エルドアン大統領はプーチン大統領にダゲスタンの攻撃について哀悼の意を述べた

2024年06月26日 | 国際
6月27日 トルコ広報局によると、トルコのエルドアン大統領はロシアのプーチン大統領に、タゲスタンのテロ攻撃に対して哀悼の意を表明しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、「トルコはあらゆるテロに反対であり、この攻撃を憎しみをもって非難する.。亡くなった方々のためにロシア国民に哀悼の意を表し、負傷者の早い回復を祈る」と語りました。エルドアン大統領はまた、トルコはあらゆる紛争の解決のために努力をつづけると誓いました。

この攻撃で、少なくとも20人が殺害され、26人が負傷したと、月曜、ダゲスタンの保健省が発表しました。攻撃者たちは2つの正教会と、2つのシナゴーグ、警察の検問所を襲撃しました。

この攻撃は、ISILがモスクワのコンサートホールで140人以上を殺害してから3か月後になります。


地域紛争が長びけば世界戦争になるかもと、トルコは警告

ウクライナとガザの武力紛争が長びけば、世界戦争になるかもしれないと、トルコ外相は警告し、国際社会は2つの紛争の即時停戦のために責任を負うべきだと呼びかけました。

 Hurriyet
アンカラを訪れたチェコのリパヴスキー外相(左)とトルコのフィダン外相


「ロシアとウクライナの戦争と大量破壊兵器の使用が拡大する危険があります。紛争は2年半になりますが、この戦いは終わらせなければなりません。人々は平和と安らぎを必要としています」と、トルコのハカン・フィダン外相は、6月25日、首都アンカラで、訪土中のチェコのヤン・リパヴスキー外相との共同記者会見で語りました。

両外相は二国間問題について語り、ロシアのウクライナ占領と、イスラエルのガザ攻撃を含めて、地域と世界の問題について意見を交換しました。

フィダン外相は、トルコはウクライナの領土保全を支持し、ロシアによる占領を非難すると言いました。「この戦争はロシアとウクライナの外まで拡大しつつあります。熱い戦争は他の地域までひろがらないでしょうが、世界的なリスクになりつつあります。世界は深く分断されました」

リパヴスキー外相は両国の協力の発展を喜び、年間60億ドルに達した貿易量を、さらに増加させたいと語りました。


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塩湖が美しい眺めと足の治療効果で、人気観光地に

2024年06月24日 | 観光
6月26日 中央アナトリアに位置するトゥス湖(塩湖)が、足の治療もできる観光地として注目され、国内外のツーリストが訪れています。

 Hurriyet

アンカラ、コンヤ、アクサライの3県にまたがる、トルコ第2の湖トゥス湖は、最近、足の菌状腫や、臭気、湿疹などの症状を治療するためのウオーキング・スポットとなっています。

国内外から訪れる老若の人々は、湖の感動的な景観と、治療効果のある塩水の両方を満喫しています。自然愛好家は裸足で湖を歩くことを楽しみ、足にトラブルのある人は湖畔を歩いて治療に専念しています。

ベルギーに住んでいるトルコ人オクタイ・ギョクさんは、湖について調べ、興味を持って、自然の驚異を見るために来たと語りました。この湖から200万トンの塩が収穫でき、トルコが必要とする塩の60%をこの湖がまかなっているそうです。「この湖が、トルコが必要とする塩をまかなえるのは、すばらしいですね」とギョクさんは言いました。

湖畔に暮らすトルガ・アクソイさんは、「皆さん、どうぞここへお出でください」と言いました。「この湖は眺めがすばらしいだけでなく、足の病気の治療所にもなっています」とアクソイさんは言い、湖の景観と治療効果の両方に注目して欲しいと付言しました。


トルコはEUとの関係に関して、チェコの支援を期待

トルコ当局は、6月24~25日、チェコのヤン・リパヴスキー外相のアンカラ訪問中、トルコとEUの関係改善についてチェコの支援を要請するだろうと語りました。

 Hurriyet

リパヴスキー外相は、トルコのハカン・フィダン外相の招きで、アンカラを訪れます。両外相は6月25日、会談し、その後、共同記者会見を行うでしょう。チェコ外相はまた、トルコの創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟「アヌトゥカビル」とトルコ国会を訪れるでしょう。

外交筋によると、トルコとEUの関係は議題のひとつになり、フィダン外相はチェコ共和国に対するトルコの期待を表明するでしょう。トルコの加盟交渉は、この何年間か、休止状態にありますが、両国は、とくに経済、貿易、エネルギーに関して関係を復活させようとしています。トルコは目標として、EUに、関税同盟の近代化のための交渉を始めるよう圧力をかけています。

両外相はまた、イスラエル=ハマス戦争と、ロシアのウクライナ占領の最近の状況について話し合うでしょう。2人はまた、7月9日~11日、ワシントンで開かれるNATOリーダーのサミットについて、意見を交換するでしょう。

NATO75周年になるサミットは、主として、ロシアとウクライナの戦争と、集団的安全保障および地政学的危機に直面しているNATOの抑止力が中心になるでしょう。


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西部海岸で数十人の不法移民が捕まった

2024年06月24日 | 国際
6月25日 トルコ当局は、エーゲ海で数十人の不法移民を拘束したと、6月23日、当局が報じました。彼らの中にはギリシアから押し戻された者も含まれています。

 Hurriyet

6月21日朝、沿岸警備隊は、ムーラ県ボドゥルム地区沖で、子供を含む16人の不法移民を乗せたゴムボートを捕らえました。沿岸警備隊は情報を受けて移民らを拘束し、手続きのため、内務省関連の部署へ引き渡しました。

その日遅く、アイドゥン県クシャダス地区沖で、さらに、ゴムボートに乗った子供11人を含む37人の不法移民が救助されました。彼らはギリシア軍によって、トルコ領海に押し戻されたと見られると、当局は言っています。

また、ムーラ県フェティエ地区の沖でも、ゴムボートに乗ってギリシアに渡ろうとしていた不法移民10人を、沿岸警備隊が捕らえました。


ドイツ情報局がPKKを自国に対する大脅威と認定した

ドイツは、テロリスト組織PKKを、メンバー募集や強要などの広範な不法活動のため、自国にとって大きな脅威と考えると、ベルリンの情報局が発表しました。

 Hurriyet

ドイツの国内情報を統括する「連邦憲法保護局」は、先週、408頁の2023年の包括的報告書を発表し、PKKをテロリスト組織と認定しました。PKKは多くのメンバーを有し、ドイツ国内の外国とつながる過激派の間で、大きな影響力を持っていると、報告書は言っています。

トルコとアメリカはPKKをテロリスト組織と認定していますが、ドイツも1993年、PKKの活動を禁じています。EUも、2002年以来、PKKをテロリストのリストに入れています。

PKKが犯した犯罪は、2023年、前年より増加し、286件と記録されていると、報告書は言っています。PKKは、2023年、「基金調達キャンペーン」と称して、1600万から1700万ユーロを集めたと、ドイツ当局は認めています。

PKKは、昨年、ドイツ国内のメンバー数14,000人までに膨れ上がり、ドイツ国内で最多のメンバーを有する、外国の過激派組織となったと、情報局は言っています。

ドイツ当局によると、PKKは武力闘争のために、ドイツその他ヨーロッパ諸国から、若い支持者を募集する活動をつづけてきました。

「2013年6月以来、ドイツから300人がPKKの戦闘部隊に入っています。出国した彼らのうち、少なくとも41人は外地で死亡し、160人ほどが帰国しました。これは、彼らがドイツ市民を含めて、ドイツから若者たちを募集し、外国の紛争地帯に送り込んでいる証拠だ」と報告書は言っています。


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天然ガスの輸入量が2023年8%減少した

2024年06月22日 | 経済
6月24日 「エネルギー市場管理局(EPDK)」のデータによると、トルコの天然ガス輸入は、2023年、前年より7.64%減少しました。

 Hurriyet

昨年、トルコは504億立方メートルの天然ガスを購入しました。最大の供給国はロシアでした。ロシアからの天然ガス輸入分は42.27%だったと、EPDKは言っています。

2番目の供給国はアゼルバイジャンで、102億立方メートル、3番目はアルジェリアで、59億立方メートルを、トルコは輸入しました。昨年、トルコはまた、イランから54億立方メートル、アメリカから40億立方メートルを輸入しています。

昨年、家庭が消費した天然ガスは、170億立方メートルで、2022年の180億立方メートルより減少しました。また、工業分野での消費は133億立方メートルから123億立方メートルに減少しました。

トルコの天然ガス生産は2022年にくらべて、昨年はほぼ113%増加し、8億700万立方メートルに達しました。2019年、ガス生産は4億7400万立法メートルのみでした。

FPDKによると、トルコのガス輸出は1年で54%増加し、8億6900万立方メートルに達しました。
 

「タトヴァン観光列車」が開通した

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が、6月24日、アンカラ=タトヴァン間を走る「タトヴァン観光列車」の開通を発表しました。

 Hurriyet

列車は140人の乗客を乗せて、1,262キロを約28時間で走り、ユニークな旅を経験させてくれます。

運輸相は声明文で「タトヴァン観光列車」はイード・アルアドハー(犠牲祭)明けに開通すると言っていましたが、最初の列車は6月24日午後2時半に首都アンカラを発ち、6月26日午後7時に東アナトリアのタトヴァンに到着することになりました。

乗客は特別設計の快適な寝台車から、トルコの風景と豊かな文化を眺めるという、まれにみるチャンスを堪能できます。各寝台車には冷蔵庫と流し台が設置され、乗客は、絵のようなアナトリアの山河を眺めながら食堂車でディナーを楽しめます。

アンカラから乗る乗客は、東アナトリアのエラズーで、3時間の休憩時間に市内散策を楽しむことができます。タトヴァンから乗った乗客は、シワスでの休憩時間に、地元の文化遺産に触れることができます。

「タトヴァン観光列車」は「東部観光急行」や「ディヤルバクル観光急行」と同様、現代の旅行のニーズに対応することを目標とし、また、通過する地方の観光の振興も配慮しています。


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トルコはアルメニアのパレススチナ国家承認を歓迎

2024年06月22日 | 国際
6月23日 ガザの紛争がつづく中、トルコはアルメニアのパレスチナ国家承認の決定を歓迎しました。

 Hurriyet

「われわれがつねに主張しているように、パレスチナの承認は、国際法、正義、良心からも必要とされるものである」と、トルコ外務省は、6月21日、声明で言いました。トルコはより多くの国がパレスチナを承認するよう努力をつづけていくと声明は言っています。

アルメニアは6月21日、パレスチナ国家承認を発表し、ガザ戦争中、最後に承認した国となりました。イスラエルとハマスの戦争がつづく中、一連の国々がパレスチナを承認しましたが、イスラエルはこれを強く非難しています。

「アルメニア共和国は、国際法、国家の平等、主権、平和的共存への配慮を確認し、パレスチナ国家を承認する」とアルメニア政府は言いました。アルメニアはまた、「中東に恒久的平和と安全を確立させることを心底願っている」と付言しています。

「アルメニアは、武力紛争で、市民のインフラを盾として使うことを遺憾に思う」とアルメニア外務省は言っています。アルメニアはまた、「市民を捕虜とする」ハマスも非難しています。「彼らの解放させよという国際社会の要請に同調する」とアルメニアは言っています。


犠牲祭の休暇が終わって何百万人がUターン、交通大渋滞

9日間に延長されたイード・アルアドハー(犠牲祭)の休暇を終えた人々が帰宅するため、とくにイスタンブルへ向かう道路では大交通渋滞が起こりました。

 Hurriyet

トラキア地方で休暇を過ごした人々は、6月20日午後から、テキルダーからイスタンブルへ向かう道路で交通渋滞に遭遇しました。車の流れを調整するために、警察隊と憲兵隊が交通の要路で、ドラーバーたちに注意を怠らぬよう勧告していました。イスタンブルへ帰る車の流れは、6月23日の夜まで続くだろうと、当局は予想しています。

南西部ムーラ市のボドゥルムには、9日間の休暇中、250,000台の車が入り、町内の人口は通常の200,000人から100万人に膨れあがりました。ホテルの稼働率は95%で、ビーチは休暇を楽しみ人々でいっぱいになりました。

6月20日だけで30,000台の車がボドゥルムの町を去り、町を出てゆく車の大行列が見られました。憲兵隊と警察隊が交通緩和のために交差点で誘導していました。

アリ・イエルリカヤ内相は、6月21日、イード・アルアドハーが始まって以来、全国で49人が交通事故で亡くなったと報告しています。


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エルドアン大統領はプーチン大統領ともバイデン大統領とも会談する

2024年06月21日 | 国際
6月22日 エルドアン大統領の7月初旬のスケジュールは多忙です。大統領は外交旅行に出発し、一連の「のるかそるか」の外交会談に臨む予定で、プーチン大統領と会談後、バイデン大統領とも会談します。

 Hurriyet

イード・アルアドハー(犠牲祭)が終わった後、エルドアン大統領は3か国を公式訪問します。最初の訪問先はカザフスタンで、エルドアン大統領は首都アスタナで7月3日から始まる2日間の「上海協力機構(SCO)」のサミットに出席します。このサミットでは、トルコとSCO加盟国との関係、とくにエネルギーと貿易を中心に討議されるでしょう。

エルドアン大統領とプーチン大統領の会談では、ウクライナ戦争と、穀物協定、原子力発電所などを含む重要な問題が論議されると思われます。メルシンの原発はロシア国営の原子力企業ロスアトムが建設しました。両首脳はまた、トルコ第2の原発と天然ガスの拠点計画についても話し合うと思われます。

その後、エルドアン大統領は、7月5日、アゼルバイジャンを訪れ、シュシャ市で行われる「テュルク系諸国機構(OTS)」サミットに出席します。サミットではテュルク系諸国間の貿易の推進と地域の正常化が議題になるでしょう。

その後、エルドアン大統領はワシントンへ向かい、7月9日から11日、NATOサミットに出席します。NATOの会議では、エルドアン大統領はイスラエルのガザ攻撃に対して強い批判を開陳すると思われます。

エルドアン大統領はまた、アメリカのバイデン大統領を初め、多くの首脳らと二国間会談を行い、二国間関係と世界の問題を語り合うでしょう。

この旅行の最後に、大統領は7月20日、トルコ・キプロスを訪れ、ニコシアで行われる、1974年のトルコの軍事作戦を記念する式典に出席します。この式典には、最大野党・共和人民党(CHP)のリーダー、オズギュル・オゼル氏も出席します。


オリーブは昨年不作だったが、生産者は今年の豊作を期待している

昨年、トルコのオリーブはひどい不作で、オリーブ油の値は1リットル300リラを超えましたが、オリーブ生産者たちは来シーズンに関して楽観的です。

 Hurriyet

トルコ統計局(TUIK)は、今年のオリーブ生産量は90.8%増加すると予測しています。トルコのオリーブ生産地方の専門家たちは、今年は極端な気候の変化による被害はなく、収穫量は少なくとも昨年より50%増えるだろうと予想しています。

「国立オリーブ・オリーブ油委員会」のムスタファ・タン会長は、前向きな展望を語り、地域的な問題はあっても、オリーブの豊作を予想しています。「農業は屋外工場のようなもの」とタン会長は言いました。「気温が50度まで上がったら、豊作は期待できません」

農業指導者たちも同意見です。マニサ・アクヒサル農業会議所のアフメト・アクブーア会頭も、今年は気温が安定していることを強調し、豊作を期待しています。昨年のこの地方の収穫は130,000トンでしたが、今年は天候が落ちついていれば、300,000トンの収穫があるでしょう。

エーゲ海地方のマニサでは、オリーブ油の卸値は、現在、1リットル200~250リラの間ですが、輸出禁止令が廃止されれば、値段は180リラくらいに下がるでしょう。

メルシン・タルスス農業会議所のヴェイス・アヴジュ会頭は、昨年の収穫ロスは、気象条件のため、80%でしたが、今年は15%のロスで済むだろうと語りました。


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トルコはNATOの防衛費目標を達成した   

2024年06月21日 | 国際
6月21日 トルコは、年間国内総生産の少なくとも2%を防衛費にあてるというNATOの目標を達成しました。

 Hurriyet

ウクライナとロシアの戦争がヨーロッパまで紛争を拡大する恐れがある中、西側軍事同盟であるNATO32か国のうちの23か国が、今年、防衛費の目標を達成したと、NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長が、今週初め、発表しました。

NATO加盟国は、昨年、国内総生産の少なくとも2%は防衛費に費やすということで合意しています。2021年は、目標を達成しているのはわずか6か国でしたが、その後、4倍に増加していると推測されます。ロシアのプーチン大統領がウクライナに大規模な侵攻を始めたのは2022年です。

トルコは2.09%で、目標を達成しました。過去10年間、トルコの平均防衛費は約1.58%で低迷していましたが、2020年には1.86%になりました。今後は2%超えがつづくだろうと予想されます。

トルコの年間防衛費の増加は注目に値し、前年に比して44%増加し、その増加率はチェコ共和国とルーマニアに次いで第3位になっています。

トルコは、130万人の軍隊を有するアメリカに次いで、481,000人の軍隊を有するNATO第2の軍事国だと、NATOは報じています。ストルテンベルグ事務総長は、ヨーロッパの同盟国とカナダが、全同盟国を守る集団責任分担に貢献していることをデータが示していると強調しました。

「NATO同盟は、今年、防衛費を18%まで増加させるだろう。これはここ数十年来、最大の増加になる」と、事務総長は言いました。


   トルコ南東部の野火で少なくとも5人死亡、負傷者も

トルコ南東部の数村を襲った野火のために、5人が死亡し、何十人もが負傷し、そのうちの10人は重傷だと、金曜、保健相が発表しました。

 Hurriyet

南東部のマルディンとディヤルバクル近くの2地方が炎に襲われ、「5人が死亡し、44人が負傷、そのうち10人は重傷」だと、ファフレッティン・コジャ保健相がXに寄稿しました。

火災は刈り株が燃えはじめ、強風にあおられ、たちまち周辺にひろがりました。マルディンのトゥンジャイ・アクコユン知事は、41台の車両と150人の職員が火災の対処していると言い、消防活動はまだつづいていると付言しました。


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EURO2024食品調査でトルコのケバブがトップになった

2024年06月21日 | 国際
6月20日 EURO2024参加国内で、最も好まれている食物を調べるために行われた調査によると、75,000人以上が、ヨーロッパのベスト国民食としてトルコのケバブを選んだと、デイリーメール紙が報じました。

 Hurriyet

108か国のアマゾンの従業員75,000人を対象に行った投票の結果によると、ドネルその他のケバブを含むトルコのケバブが28%をゲットして、第1位にランクされました。

アマゾン従業員のウクライナ女性イヴァンナ・ミクハルチュクさんは、「ケバブ大好き。1位に価すると思う」と言いました。投票結果によると、2位はイギリスの「ビーンズ・オン・トースト」で、3位はイタリアの「スパゲッティ・カルボナーラ・ロマーナ」でした。


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